おうちで飼っているワンちゃんの健康を普段食べているドッグフードから考える。

チワワと一緒にいつまでも|ドッグフードから見直す室内犬の健康

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こんな人がこの記事を書いてます。


今年7歳になったロングコートのチワワ君と暮らしています。

うちの子がシニア犬となったのを機に、ごはんからお水、運動など普段の食生活を見直すようになりました。

同じようにワンちゃんの健康の悩みや不安を抱える飼い主さんの参考になれば嬉しいです。
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ドッグフード ドッグフードに対する考察・雑記

売る側による情報操作に踊らされない|安心・安全なドッグフード選びで大切なこと

投稿日:2017年1月11日 更新日:

ラベルの表記に書いてあること正しく把握してますか?

ペットフードの危険性が叫ばれ始めてからドッグフードのパッケージのラベルに記載されている原材料表示を確認している飼い主さんも多いと思いますが、逆にそいういった情報に踊らされてしまい不必要な心配をしたり、間違った情報を鵜呑みにしている方も多くなっているのではないでしょうか。

特に添加物や酸化防止剤の危険性についてはかなり認知度も上がってきました。
ただ、本当に危険な添加物、酸化防止剤とそうではないものとの区別がつかず、情報が錯そうしていると感じます。

また、実際酸化防止剤や添加物の入っていない市販のドッグフードはないということも頭に入れておいてください。
フードの酸化することによる害は酸化防止剤よりも大きいものです。
適切な酸化防止剤を使うことはむしろ大切なのです。

ドッグフードに関する誤った知識

添加物は全て良くないの?

また、添加物についても言及します。
添加物とひとくくりでいっても、害のない添加物とそうでない添加物があります。

そもそそも添加物とうい名前の定義から話す必要があると思うのですが、添加物とは添加=加えられたものということです。
原材料として使われる食材とは別に栄養面や品質保持の目的で加えられたものが添加物。

ビタミンやミネラルなど食材だけでは補いきれない必要な栄養素を後から付け加えたものも添加物です。
私たちが普段食事から摂っている栄養素を補助するサプリメント的なものですら定義的には添加物なのです。

私たちがしきりに危ない危ないと言っているのは、厳密に言うと化学添加物の方です。
色が識別できないワンちゃんには全く必要のないと言われる着色料ですら自然由来のものを使っていればそれほど問題ではありません。(※まぁ、自然派フードにとって着色料が入っているということ自体商品にとってマイナスイメージなので、着色料が使われるのは化学添加物がたっぷり入った安かろう悪かろうの商品だけです。もちろんそんな商品にコストが高く品質の安定しない自然の着色料なんて使われるはずがありません。)

そして、化学添加物がよく使われているのは酸化防止剤などの保存料、着色料です。

添加物に関する参考記事⇒ドッグフードに含まれている危険な添加物まとめ|有名商品でも全く安心できない

まとめ
ドッグフードなどの加工品には添加物は入っていて当たり前。問題なのは化学添加物が入っているかどうかと、本当に必要な添加物なのかを見極めること。
フードの嗜好性を高めるため全世界に流通するダイジェスト

また、嗜好性を高めるためにアメリカで開発されているフードにかける特殊な油「ダイジェスト」の存在もあります。

どんなジャンクな原料のドッグフードでもその油をかければたちまちワンちゃんたちがばくばくと食べ始めるという
そして、そのダイジェストの中身はトップシークレットで一部の人しかレシピは知らないというブラックボックス。

どのダイジェストが全世界に流通しており、アメリカのフードだけでなく世界中のドッグフードメーカーが使っています。
もちろん、日本のメーカーだって使っているんですよ。

参考記事⇒身体に悪いドッグフードの方が食いつきが良かったりするジレンマ

まとめ
ドッグフードの嗜好性を高めるためにアメリカから全世界に流通しているダイジェスト。食いつきは良くなるが何が入っているかは全くの謎。

こういったダイジェストの入ったドッグフードもできるだけ避けたいですね。

硫酸~や塩酸~が入っているフードはよくない?

ドッグフードの裏の表記を見ていると、硫酸マグネシウムやヨウ素カルシウムといったカタカナの怪しい成分がずらーっと並んでいるのを見たことがあると思います。

硫酸とか見てしまうと「おいおい、大丈夫かよ・・・」なんて私も思ってました。

あれはビタミンやミネラルを体内に吸収されやすく化合物にした形です。
総合栄養食としてAAFCOの基準を満たすために、食物の原材料だけで補いきれなかったビタミンやミネラルを後から添加したものです。

そのままではワンちゃんの体に吸収されにくいビタミンやミネラルを吸収されやすい状態に変えたものです。
ぱっと見、非常に体に悪そうなものに見えますが、逆なんですね。

人間のサプリにも硫酸鉄などが入っているので健康的には全く問題ないのですが、私も本来は肉や野菜、穀物など自然界にある原料から摂取するのが本来の姿で一番良いのではないかと思っています。

ただ、ドッグフード業界にはそうやって無理やりにでも栄養分を足さざるを得ない状況があるのです。

参考記事⇒硫酸鉄、塩酸ピリドキシンなどドッグフードに表示されている怖い原料の正体

参考記事⇒⇒ドッグフード界を席巻する不可解なAAFCO(アーフコ)基準について

まとめ
硫酸~塩酸~と書いてあるのは栄養素を吸収しやすくするキレート化を行っているため。健康には影響はありません。

~副産物の入っているフードは良くない?

最近見ないですが、~副産物と書かれているフードについて非常に悪いイメージがついています。
存じだと思いますが、いわゆる、獣毛や血液、はたまた排泄物などをごちゃまぜにすることでドッグフードの原料にしていたといことが取りざたされたからですね。

これは実際以前まで日常的に行われていた事実です。

しかし、今ではその表記を使っているドッグフードをほとんど見かけないので、そういった原料が使われなくなったのか、それともまだ使われているがあまりにも悪いイメージがついたので表記の仕方を変えたのかのどちらかでしょう。

ただし、副産物であってもしっかりと製品の特長として使っているドッグフードがあります。
それが、グリーントライプと呼ばれる牛の胃を内容物もふくんだまま原料として入れているドッグフードです。

一見すると牛の胃とその食べたものまで一緒に原料に入れるなんて気持ち悪い・・と感じてしまいますが、実はこれってワンちゃんにとって非常に効率的なビタミンやミネラルの摂取方法なんです。
なぜなら、犬の祖先であるオオカミは長年そうやって草に豊富に含まれる栄養素を吸収してきたという歴史があるからです。

参考:犬は穀物を消化できない?グレインフリーのドッグフードは本当に良いのか?

犬の消化器は短くて野菜や植物を消化するのに適してはいませんが、牛などの反芻動物の肉だけでなく胃に含まれる内容物、つまり草まで一緒に食べることでそのままだと吸収の難しい草を摂りいれることを日常的にしてきました。

この元々の原点回帰ということで、牛の胃を食べたものまでそのまま入れるというのは理に適ってるんですね。

こういった場合にも~副産物と表記できますが、グリーントライプで有名なペットカインドなどはビーフトライプなど具体的な表現にしていますね。

これはグリーントライプを使っているペットカインドというドッグフードですが、ビーフトライプと書いてますよね。

まとめ
~副産物に定義上当てはまるものでも良いものはある。しかし、名前自体に悪いイメージがついてしまったため、もっと具体的な表記の仕方にするなどして、2017年現在、~副産物と表記してあるドッグフードはほとんどない。

~ミールと書いてあるフードは良くない?

ミールという言葉は挽いて粉状にするというのが本来の意味で、ミールという言葉がついているからといって、それが死骸や劣悪な質の肉を使っているという分けではありません。

ドッグフードにオートミール(朝食で食べるシリアルっていえば分りやすいかも。)が入っていることがありますが、これってそもそも肉でもありませんし。
ミール(meal)をミート(meat)と勘違いしている人も多いのではないでしょうか。

ただし、ミートミールって書いてあった場合「何の肉を使ってんの?」ってところが問題なんですよ。
何の肉かしっかり具体的に書いていないということは・・・何かの肉かその副産物か、または別のものか・・色んなものが混ざっちゃってるんじゃないの?ってことが問題なんですよ。

まとめ
~副産物に本来悪い意味はないが、過去の事実から悪いイメージがついているの~副産物という表記を使っているドッグフードはほとんどない。

タンパク加水分解物って良くないの?

タンパク加水分解物とはタンパク質を分解して作られたアミノ酸のこと。
タンパク質を加水分解することでタンパク質の粒子が小さくなり、アレルギーが出にくいなど実は悪い面だけではないです。

しかし、何のたんぱく質を使っているのかとどんな方法で作っているのか表記が無いことが問題になります。

加水分解のやり方にはいくつかありますが、コストや時間の手間から考えて塩酸が使われているのが一般的です。
加水分解をし終わったあとの塩酸は中和され食塩として取り除かれますが、加水分解の反応によってクロロプロパノール類と呼ばれる発がん性のある物質が生成されてしまうことが分っています。

加水分解の方法には、塩酸を用いる方法が一般的です。「塩酸」と聞くと心配になるかも知れませんが、胃液に含まれる酸も塩酸で私たちが食べたたんぱく質が消化されるのと同じ作用です。分解が終わった後の塩酸はアルカリで中和し、食塩にして除去します。

塩酸分解法は原料の脂肪に由来するグリセリンと塩酸によって、変異原性の恐れがあるといわれる「クロロプロパノール類 (以下MCPと略)」と呼ばれる不純物が、製造工程中に微量に生成されることがわかっています。MCPは、国際機関のJECFAの評価によると、「発がん性の疑いのある物質であり、技術的に可能な限り低減すること」とされています。

出典:「たんぱく加水分解物」とはどういうものですか。| 生活協同組合ユーコープ

まとめ
タンパク加水分解物は表記の曖昧さと製造過程で発がん物質が生成されるのが問題。

肉がラベルの一番上に表記してあるフードでないといけない?

よくワンちゃんに最も重要なタンパク源である肉が一番に来ているドッグフードを選びましょうと言われます。
現にこのブログでもそいうった趣旨の記事を書いたこともありますが、実際肉以外が一番上にあるフードでも質の良いドッグフードは存在します

例えば、ドットわんジロ吉など純国産の自然派フードです。
この2つは一番上におからなどが来ていますが、しっかりと原料の産地まで表記してありますし、この2つは自分で食べてもおいしかった数少ないフードです。(※薄味ですが、本当に食べようと思えば食べれるレベルです。嘘だと思うならサンプルなどをもらって食べてみたらいいですよ。)

利益追求や価格競争のためのかさ増しフード

肉が一番上にきていないドッグフードが劣悪だと言われた由来は、ドッグフードメーカーが原価を下げるためにかさ増しとして穀物を多量に入れたからです。

肉の比率を下げて、小麦などをたくさん入れれば同じ1キロのフードでも原価が安く作れますからね。
原価が下がればそれだけ企業は価格を下げて販売力を上げたり、利益を多くとれたりするわけです。

そういう意味でしっかりとタンパク源である肉類を多く入れているドッグフードを選びましょうということが広まったわけですね。

今でもかさ増し目的で穀物などをたくさん入れている安いフードはあるので、質の悪いフードを除外するための1つの指標ではありますが、そうでない質の良いフードもあるわけです。

うんちの量が多くなるのは本当に悪か?

また、穀物主体だとうんちの量が多くなるのでダメだという話もよく聞きます。
確かに、お肉などタンパク質主体のフードはそうでないフードと比較してうんちの量は少なくなります。
これは本当です。

しかし、穀物を吸収しやすくするためにアルファ化と呼ばれる工程を経ていれば問題なく消化は出来ます。

ただ、逆に聞きたいのはうんちの量が多くて何がいけないの?っていうことです。
食物繊維を多く摂ると必然的にうんちの量は多くなりますが、食物繊維は腸の老廃物を排出したり腸内環境をよくする働きもあります。

うんちの量が多くなると片付ける方が大変ですし、飼い主さんは不安になるかもしれませんが、うんちの量が増えたからと言ってワンちゃんの健康に良くないかといえばそんなことありません。

色や形、臭いなど健康な状態であれば量が少々多くなったからといって大騒ぎすることはありません。
片付ける方としては量が多くなると少し大変かもしれないですけどね。

結論
タンパク源である肉や魚が一番上にきていなくても質の良いフードはたくさんあります。

ペットフード安全法で添加物は全て表示されるようになったか?

添加物や原材料については、これまで80%ルールと呼ばれる原材料の8割以上を表示すれば残りの2割はパッケージに表示しなくても良いという謎のルールがありましたが、これは2009年に施工されたペットフード安全法によって100%表示をするようにと制定されました。

参考記事⇒⇒ドッグフードの規制は日本ではどうなってる?ペットフード安全法について。

この法律ができているので、国産のものはもちろん、海外産のものであっても一応ドッグフードの中に含まれているものは添加物も含めてすべて表示されているはずです。

「はずです」と書いたのは、一応そうなっていますが流通するすべてのドッグフードにおいて定期的なチェックなどが行われているのかどうかは疑問が残るのと、仮にペットフード安全法に違反していたとしても罰金刑のみという非常に軽い罰則のみなんですよ。

⇒ペットフード安全法|農林水産省

これはどの程度の抑止力になっているのか・・やっぱり100%ラベルに書いてあることを信じるのにはまだ不安は残ります。

まとめ
ペットフード安全法により原材料80%ルールが無くなり、原則すべての原材料を表記するよう定められたが、検査体制や違反したときの刑の軽さが気になるので100%安心はできない。

ラベルに現れないフードの危険性を読む能力が必要

ここまでドッグフードに表示してあるラベルについて、分りにくいものや誤解されているものについて紹介してきました。

ここまで書いていて感じて欲しいのは、本当に危険なものはラベルには現れないし、また本当に大事なものもラベルには書いていないというころなんです。

確かに、ペットフード安全法ができたことによって、以前よりもドッグフードの基準も上がってきていると思います。
ただ、これは人間の世界でも全く同じですが、本当に危険なものは意図的にそして巧妙にラベルから隠されるということです。

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