ペット&ファミリー【げんきナンバーわんスリム】のデメリット|こんなはずじゃなかった・・にならないために。

チワワ君の飼い主
こんにちは!

チワワ君の飼い主です。

今日は、

ペット&ファミリーのげんきナンバーわんスリムが気になってる。今のところ良さそうだけど、何か見落としているデメリットってないのかな?
飼い主さん
げんきナンバーわんスリムにもうほぼ決まり!だけど・・・最後に良くないところも確認した上で、全部納得して加入したい!
飼い主さん

という、方の疑問に答えるために、今回はげんきナンバーわんスリムのデメリットに絞って、考えられる限りを書き尽くしたいと思います!(※ここでは補償内容などの基本的な内容はすっ飛ばしていきますので、基本情報がまだ怪しいという方は、まずはこちらから確認してくださいね。→ これだけチェック!げんきナンバーわんスリムの補償内容【保険料、パテラ、椎間板ヘルニアなど】徹底解説!

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※ちなみに、私は数年前にこのげんきナンバーわんスリムに加入してます。毎年更新を続けていて、保険金請求ももちろん、何回もしたことがあります。

 

 この記事を最後まで読んで頂ければ、げんきナンバーわんスリムのデメリットについては、漏れなく押さえられますので、ぜひ一つ一つ確認しながら読み進めて頂ければと思います!

げんきナンバーわんスリムの最大のデメリット

では、まず「これは絶対押さえておくべき!」という、最大のデメリットから解説していき、次に確認する優先度の低い、「その他のデメリット」という流れで、順番に説明していきますね。

免責金額3000円の設定

まずは、免責金額について。

げんきナンバーわんスリムは、1日につき5000円の免責金額が設定されています。以前の記事でも書きましたが、免責金額とは自己負担金のこと。

 

通常、ペット保険の保険金は、実際の治療費×補償割合(%)をかけたものが、そのまま保険金としt支払われます。

通常のペット保険の受け取り保険金= 治療費 × 補償割合(%)

 

しかし、免責金額設定のあるペット保険の保険金の支払い計算はこうなります。

免責金額設定のあるペット保険の受け取り保険金 = (治療費 ー 免責金額)× 補償割合

具体的な数字を当てはめてみます。

まず、補償割合70%で、治療費が2000円だった場合

通常のペット保険の受け取り保険金 = 2000円 × 70% = 1400円
げんきナンバーわんスリムの受け取り保険金 = (2000円 ー 3000円)× 70% = 0円

となって、1日の治療費が3000円以下の場合、げんきナンバーわんスリムでは保険金が1円も出ません。

 

次に、補償割合が70%で、治療費が1万円だった場合。

通常のペット保険の受け取り保険金 = 1万円 × 70% =7000円
げんきナンバーわんスリムの受け取り保険金 =(1万円 ー 5000円)×70% =3500円

こうなります。

つまり、1回につき数千円など、小額の治療費(通院など)が何回も続く場合、圧倒的にその恩恵を受けにくい、というところが最大のデメリットになります。

げんきナンバーわんスリムの最大のデメリット=小額の治療費(通院など)が頻繁にあった場合、保険金がほとんど受け取れない。

ということです。ここだけは、しっかり確認し、納得した上で加入を検討して下さい。

げんきナンバーわんスリムのその他のデメリット

それでは、その他にも加入前に確認しておきたいげんきナンバーわんスリムのその他のデメリットについて、いくつか紹介していきます。

免責疾病・不担保条件改善から保険料の高騰へ

ポイント

2024年4月の改訂により、先天性・遺伝性疾患であっても、保険開始後(待期期間後)の発症であれば補償対象とされることになりました。→げんきナンバーわんスリムの商品改訂

まずは、げんきナンバーわんスリムで、保険金が支払われない=補償対象外となる場合について、改めて確認しておきましょう。(※全てのペット保険で共通して補償対象外となる部分は除きます。)

まず、先天性・遺伝性によるもの、とされる疾患については、全て補償対象外となります。

飼い主さん
じゃぁ、先天性・遺伝性によるかどうかは、誰がどうやって判別するの?

という疑問が出てきますが、これは難しいところです。最終的にはペット保険会社の判断による、としか言えない部分もあります。(ただ、診察した獣医さんが遺伝性・先天性ではないという見解であれば、保険会社も無下にはできないとは思います。)

今回の改訂で先天性・遺伝性の疾病については補償対象となったことで、免責・不担保条件については大分緩和されました。

一方で、今回の改訂で保険料の見直しがあり、免責金額の引き上げと保険料の安さの魅力が薄れてしまったのは少し残念なところ。

加入上限年齢が低い

次に、加入上限の年齢が低いということ。

げんきナンバーわんスリムの加入できる上限年齢は7歳までで、これはアニコムと並び全ペット保険会社の中で最も若い年齢で加入の扉が閉ざされる、ことになります。

なので、ペット保険を検討するのであれば、まず7歳までというのが目安となります。

待機期間の設定が長め

次に、待機期間の設定が長め、というのも他のペット保険と比べて条件が悪いところ。

一般的にペット保険では、ケガの場合は契約期間が始まって即日から補償スタート(待機期間無し)のところ多い中、15日間の待機期間がついてますし、

 

病気の30日間は平均的ですが、がんの場合は90日間と別個で長い待機期間が設定されています。待機期間はすぎてしまえば、後は全く影響のない部分ですが、気になる方は注意が必要です。

24時間獣医師相談サービスが無い

最後に、24時間の獣医師相談サービスが無いこと。

これは必須のものではないですが、最近、愛犬や愛猫に何かあった場合、夜中でも24時間獣医師に電話で相談できる、というサービスと提携しているペット保険会社が増えてきました。

 

特に、お迎えしたばかりの飼い主さんなどは、動物病院が開いてない時間帯に何かあった場合、無料で獣医さんに判断を仰げる、という点で結構重宝するのかな、と思います。(※電話代は別途かかります。)

普通にサービスを利用すると、1分つき300円か、もしくは月額980円かかるので、該当ペット保険に加入すると、この料金分がお得になる、ということです。

→夜間・休日でも獣医さんに無料で電話相談できるサービス|緊急の病気や事故に対応で安心。

→【公式】アニクリ24

まとめ:げんきナンバーわんスリムのデメリットを踏まえての総合評価

ということで、これまでお話ししたデメリットを踏まえて、総合的にげんきナンバーわんスリムの評価をして、締めたいと思います。

デメリットを色々挙げましたが、一番は、「1日の免責金額3000円があるため、小額の治療費が続いた場合に、ほとんどペット保険の恩恵を受けられない」という点です。

なので、

小さいことでも気になったら、気軽に動物病院へ行きたい!毎回小額でも保険金を受け取りたい!

という理由でペット保険を検討している方はげんきナンバーわんスリムはあまり向きません。
どっちかと言えば、

保険料は低く抑えつつも、いざというときの高額治療(と言っても、1万円とか2万円とかでも恩恵は結構ある)にしっかりとサポートして欲しい!逆に、小額の細々とした治療費は目をつむっても構わない・・!

というニーズにぴったりのペット保険です。

ぜひ、参考にして検討してみてくださいね!

 

それでは、今日はこの辺で。

 

  • B!