2017年の11月にチワワ君の足がふらふらしているのがきになったので動物病院へ連れて行きました。
そこで馬尾症候群の診断を受けたのですが、実は同時に軽い膝蓋骨脱臼ということも獣医さんから診断されていました。
https://with-tiwawa.com/?p=10408
馬尾症候群のことに関しては記事にしましたが、膝蓋骨脱臼のことについては全く書いていなかったので、ここでひとつきちんと書いておこうと思います。
後の診察でチワワ君は膝蓋骨脱臼まだはまだ達していないことがわかりました^^
ひとまず一安心しましたが、リスクという意味では他のワンチャンよりも気を付けないといけないのは確かなのでこれからも経過を見つつ、気を付けていきたいと思います。
膝蓋骨脱臼に関する基礎知識や、症状、対策など今の私が分かっていることを紹介したいと思います。
犬の膝蓋骨脱臼の症状と見分け方
膝蓋骨とは足の膝のお皿のことで、生まれつきの先天性のものや、打撲や落下などによる外傷性のものなど原因は色々ですが、
この膝の皿が外れてしまうことを膝蓋骨脱臼といいます。
うちのチワワ君はこうやってはた目からみると人間がお座りしているような態勢を多くとるようになりました。
こんな感じでお姉さんすわりをすることもあります。
また、お外で走り回るときでも、脚がもつれたりケンケンをしたりカエルのようにぴょんぴょんと飛び跳ねて走ることが多くなったんですね。
これらのいずれもがやっぱり膝蓋骨脱臼の症状の1つのようです。
私自身、毎日チワワ君を見ていて上で書いたような変化は分かっていましたが、まさかそれが膝蓋骨脱臼の症状だったなんて思いもよりませんでした。。
チワワ君自身も痛みはないので、痛くて泣いたり何かを訴えるようなこともしません。
こうやって無自覚な状態で(飼い主が)病気が進行してまいやすい病気なのではないかと思いました。
なので、症状や見分け方とすれば、
- お尻を付けて人間がお座りをしているような態勢をよく取っている。(ぺたんこ座り、お姉さん座り)
- 走ったりするときに片足ケンケンや脚がもつれたり、両足でぴょんぴょんとカエルが跳ねるようにして走る。
こういったところがうちの子では見られました。
(もちろん全てではないですよ。)
実際の症状自体はワンちゃんによっても違ってくることもあると思うので、やはり気になれば病院で診察を受けてみるのが一番確実です。
膝蓋骨脱臼のグレードについて
膝蓋骨脱臼の病状の進行具合によってグレード1~4までに分けられます。
細かい診察基準は分かりませんが、グレード1が初期段階で、グレードが高くなるにつれて状態が悪化していきます。
グレードが低い場合には症状が無いことも多いと医学書やネットでも書かれていることが多いですが、
実際に獣医さんに聞いてみるとグレードが低い時でも痛みが出たりということも普通にあるそうです^^;
犬の膝蓋骨脱臼の治療・対処法
ここではワンちゃんの膝蓋骨脱臼の治療や対処法について紹介します。
実際に獣医さんに聞いてみたことをそのまま伝える形にしているので、
あくまでもうちの子はという条件がつきますが、参考になれば幸いです^^
手術
膝蓋骨脱臼の治療の中で最も直接的な治療はやっぱり手術。
手術と聞くと、色々なことが不安になってしまいますが、
こちらも獣医さんに聞いてきたのでそのときの受け答えを元に気になるところを紹介していきます。
手術の難易度は?失敗する可能性は?
まず気になるのが手術の難しさ。
膝蓋骨脱臼の手術って一般的に難しいものなのか?そうでないのか?
というところが気になります^^;
これも聞いてみましたが、答えは病状、つまりどれくらいの程度かにもよるそうです。
一番症状が重いグレード4になってくると、膝蓋骨のみぞがなくなってつるつるしてきてしまうので、
その溝をつくるところから始めるのでけっこう難しいんだとか。
逆にグレードが低くまだ病状がそれほど悪化していない場合には、一般的にそれほど難しいも手術ではないようです。
これを聞いて少し安心しました^^;
ちなみに、実際に手術をしてもらう動物病院、獣医さんの見分け方としては、
同じような症例の手術を数多くしているところを選ぶのがおすすめとのことでした。
やっぱり、実際に多くの手術を経験されている獣医さんの方が信頼もできますよね^^
また、年齢が上がるにつれて手術の負担も大きくなりますし、麻酔のリスクも上がったり、その他内科的な病気も持っている可能性も高くなるので、
やはり年齢の低いワンちゃんと比べると手術のリスクは上がるようですね。
手術費用
手術費用についてはまだ聞いてません^^;
ここまでの流れで行くと、やっぱりグレードが低い時にやっておく方が手術費用も低く、
グレードが上がっていくと手術の難易度も上がって費用も多くなるといった感じでしょうか。
もしこの記事をご覧になっている方で実際にワンちゃんが膝蓋骨脱臼の手術をしたという方、
ぜひその辺をコメント頂けると嬉しいです!
入院期間
手術が終わった後、そのまますぐに自宅に戻れるということはやっぱりないようです^^;
手術が終わってからしばらくは入院して病院のケージで安静にしておくことが必要みたい。
大体どれくらいの期間か聞いてみましたが、これも傷の経過にもよるみたいですが、
大体抜糸まで~と言われる獣医さんが多いそうです。
具体的な期間でいうと、大体一週間くらいが一般的なようです。
(先生によっては抜糸前に、もう少し早く退院となる場合もあるみたいです。)
ペット保険
あと、手術などの高額治療になるとやっぱりペット保険に入っておいた方が安心。
ペット保険が対象となるためには基本的に病気が発病する前に入っておく必要がありますが、
発病前であっても、そもそもパテラが補償対象外となってしまうペット保険もけっこうあったりします。
その辺の突っ込んだ内容に関してはこちらをどうぞ^^
https://with-tiwawa.com/?p=7335
リハビリ
手術後はやっぱり人間みたいにリハビリっているのかな?と思っていましたが、
基本的にワンちゃんはじっとしてられないと思うので、
人間のリハビリのようなイメージのリハビリをする必要なはいとのこと。
ただし、逆に動過ぎて傷が治りにくくなったりする方が注意が必要で、
家に帰ってからもしばらくはできるだけ動き過ぎないようにケアしてあげることが大事だそうです。
確かにね~^^;
チワワ君も絶対動きたがるだろうなぁ。。
そして動かないようにすることを考えると・・・大変だぁ・・^^;
はなちゃん
今日もパテラのリハビリ🏥
手術してから半年…
気の弱いはなちゃんは相変わらず緊張すると皿が外れちゃうみたいです😩😩😩 pic.twitter.com/wCqsWL0cFJ— KenPana (@kenxpana) 2018年2月13日
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ただ、これはフォロワーさんのワンちゃんですが、病院でのリハビリをやることもあるみたいです。
手術以外の治療・予防
では、ここでは手術以外のパテラの治療・予防法としてよく言われているものを紹介します。
マッサージ
膝蓋骨脱臼の予防や進行を緩やかにするためにマッサージを推奨している方もいます。
もちろん、そういったマッサージで症状が改善したという場合もあるようですが、
素人がむやみにやってしまうと症状が悪化してしまったり、逆効果となってしまうこともあるので注意が必要とのことでした。
色々探してみたら、パテラマッサージの分かりやすい動画を載せている方がいたので紹介しておきます。
サポーター
サポーターに関しては外れやすくなっている膝を固定することで膝蓋骨が外れたり入ったりするのを防ぐ働きはあるようです。
ただ、ワンちゃんが素直につけておいてくれるかっていうところはまた別ですよね^^;
うちの子なんて即効外せと言ってくる気がする。。
ただ、手術後の安静期間に利用するのはいいかも。
(そうでなくても、ほうたいぐるぐる巻きにして固定されるみたいですが・・^^;)
室内で生活する小型犬の約30%~40%が足の関節を痛めることを知っていますか?特にトイプードルの膝蓋骨脱臼(パテラ)発症率は50%を超えると言われています。世界で初めて、愛犬のための画期的な関節補正サポーターが製品化されました。https://t.co/oYjW8sW9wg
— Zeque by Zeal (@zealoptics_jp) 2017年3月1日
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サポーターというと脚だけにするものかと思いきや、こんな感じで体全体にするものなんですね~。
サプリメント
最後はワンちゃん用のサプリメント。
紹介した中ではこれが一番手軽で始めやすいかもしれません。
サプリメントは膝や関節サポートと書いてあるものや、
グルコサミン、コンドロイチンのサプリがおすすめです。
うちのチワワ君も何気に始めてたりもします^^
ずぼらな私ですが、毎日しっかり飲ませてますよ~('ω')ノ
あの偏食なチワワ君もこれはしっかり食べてくれるので助かります^^(むしろ大好物笑)
https://with-tiwawa.com/?p=8976
あとはしっかりお散歩させて足腰鍛えて~♪
サバンナのライオン🦁
ではなくチワワくんでした😂😂
雨が上がったので久しぶりのお散歩へ😊✨
風が冷たいですね〜😣
でも天気よくて気持ちよかった✨
でっかい💩も出たしね〜笑笑✨ pic.twitter.com/d84wpTj84G— チワワ君@8歳♂ゆるりと減量中( *´艸`) (@tiwawa_elmo) 2018年1月13日
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もちろん、減量も大事ですね~( ;∀;)