こんにちは~^^
今回も前回(トイプーのトイレトレーニング失敗記事)に引き続き、トイプーのプーちゃん♂と暮らしているボンさんから悩み体験談を送って頂きました!
プーちゃんは生まれつき肌が弱く、
これまで皮膚の赤みや体を掻きむしった時に出る大量のフケ、
そして体臭の方も少し気になっているんだそうです。
確かに、皮膚トラブルで悩んでいる飼い主さんって多いですよね。。
うちのチワワ君も肉球や体の赤みが気になることがありましたし、
何より飼い主がアトピー体質だったりします(笑)
ということで、現在のプーちゃんの皮膚の状態や今までの経緯、
そしてどういった対応をされて、これからどういう方向性で進んでいくのか、
という部分を詳しく教えて頂いたのでシェアしたいと思います!
トイプーが身体を掻きむしり、ソファに大量のフケが・・・
我が家のプーさんは肌が弱い体質のようで、
1歳になる頃から首やお腹をよく掻いていました。
最初はちょっと痒いのかな?程度でしたが、
掻いている部分が少しずつ赤くなってきたため、動物病院を受診。
お薬をもらうと症状は緩和するのですが、
受診を止めてしばらく経つとまた身体を掻いたり舐めたり→皮膚が赤くなる
の繰り返し。
皮膚が鱗のようにザラザラしたこともありますし、
最近では掻いた部分の皮膚がフケのように落ちるようになってしまいました。
頻繁に体を舐めるせいか、体の匂いも少し気になります。
なかなか治らない皮膚の炎症で、初めての動物病院へ
病院受診のきっかけは、トリミングをしてくれたペットサロンの店員さんからの勧めでした。
そのうち自然に治るかな?と考えていたのですが、皮膚が荒れているので受診したほうが良いと言われたのです。
初めての動物病院は大変でした。
待合室には誰もいなかったのでリードをつけてプーの好きなようにさせていたところ、
粗相をしてしまいました!
知らないワンちゃん猫ちゃんたちの匂いを感じたんですかね。
人が少ないとはいえ、クレートに入れるか抱っこして待つというマナーを知りました^_^;
マナーパンツはこういう時に使うんですね。
受診中に獣医さんから皮膚炎の驚きの原因が知らされる
さて、獣医師の先生からなんとプーさんの痒みの原因は真菌=いわゆるカビだと言われました。
正直ショックでしたが、人間でいう水虫のようなものでよくあることのようです。
もともと皮膚が弱い子だからバリアできなかったのだろうとも言われました。
治療として薬の服用と専用のシャンプー(薬剤風呂)で治すことになりました。
処方されたお薬はよく効きました。
皮膚の赤みも次第に落ちつき、体を掻いたり舐めたりする回数が減っていきました。
皮膚が弱いと言われたので、
トリミングの際も敏感肌用のシャンプーのコースを利用しています。
病院で処方してもらった薬の内容と効果的な粉薬の飲ませ方
最初は痒みと皮膚の鱗化が酷かった為、
ステロイドと抗真菌(カビ)剤の内服薬が処方されました。
ステロイドは痒みと炎症に良く効く強い薬のため、
最初は短期で強い量、症状に改善が見られたら少しずつ減量となりました。
抗真菌剤は皮膚の検査をして菌を特定した上で薬が処方となりました。
「薬が処方となる際、粉薬と錠剤のどちらがいいですか?」
と獣医師の先生から聞かれました。
正直なところ、薬なんてビスケットタイプのフィラリアの薬しか飲ませたことがなかったので、
粉も錠剤も飲ませ方がよくわからないと先生に話しました。
獣医師の先生から、粉薬タイプにして小さく切った食パンにピーナッツバターを塗って薬をサンドするのがオススメ、
というアドバイスをいただきました。
先生曰く、ピーナッツバターは
- 甘みが薬の味を隠しやすい
- 薬が溶けづらいため嫌な味が拡散しづらい
ので薬が苦手なワンちゃんに受け入れられやすいとのことでした。
実際に薬を飲ませた際、ピーナッツバターサンド作戦だとすんなり薬を服用できました。
私の感想としては錠剤では固形物感がバレやすく口から吐き出す可能性が高く、
粉薬の方がピーナッツバターに馴染みやすくてバレにくい&飲みやすいと感じました。
しかし食物アレルギーのある子にはこの方法は向きません。
人間が食べるものは食べさせないことが前提となるからです。
その際はエサで錠剤を挟んで手にのせ、空腹時にあげると良いようです。
口から薬がこぼれ落ちても、めげずに挑戦します。
薬が嫌なのではなく、たまたま口から落ちてしまっているだけのケースもあるからです。
皮膚炎対策に勧められた驚きの薬剤風呂とは!?
専用のユニバーサルメディケートシャンプーを泡立てて患部を洗い、10分放置してから洗い流すようにと言われました。
その際に薬剤を出来るだけ皮膚に浸透させる事が大事と言われました。
しかし泡立ちにくいシャンプーなので面倒だろうから、
薬剤をお湯に混ぜてお風呂にしてプーさんをつけ置きしておくと良いと言われたので、薬剤風呂にしてみました。
たしかに手間としては洗うより楽でしたが、
やんちゃなプーさんはお風呂の中で歩き回って滑って転んでいました。
お風呂でじっと出来ない子には薬剤風呂は向いていないようです。
プーちゃんにあげている皮膚の弱い子用療法食フード
獣医師の先生から「この子は皮膚が弱い子」と言われた際、
専用のドッグフードを紹介され、試供品をもらいました。
その中からペットショップでも購入できる
ロイヤルカナンの「健康で快適な皮膚のコンディションを保ちたい犬用ミニダーマコンフォート」
を今に至るまで食べ続けています。
こちらに変えてから他のドッグフードに変えた事がない為、
正直どれほど効果があるのかはわかりません。
痒みがその後も出ているため、軽度で収まっているのか効いていないのか…
他の病院、獣医さんを受診したところ驚きの結果が・・!
最近また皮膚を痒がり、フケがあちこちに落ちるため、思い切って違う病院に行ってみました。
すると、今回はカビではないと言われました。
痒みの原因はアトピーか食物アレルギーのどちらかだというのです。
よかれと思って食べ続けていたエサですが、アレルギー体質だった場合効果が薄い物だと言われました。
まずは治療専用の低アレルギー食を2ヶ月続け、効果があるか様子をみることになりました。
効果がない場合はアトピーとの事です。
血液検査でもわかるそうですが、費用が5万円近くかかる事や信頼性がそれほど高く無いということで
食事による経過観察によってアトピーかアレルギーか判断するそうです。
まとめ
一見すると同じ痒みに見えますが、原因は様々でした。
前と同じ症状だし薬が残っているからといって使うことのは良くないですね。
獣医師の先生に診てもらい、的確な治療や食事・生活をすることで
ワンちゃんが健やかに過ごせると私たちも笑顔で過ごせますよね。