ドッグフードにローテーションは必要?ずっと同じフードを食べさせると何が悪い?

 

うちのワンコは子供のときから6歳の今までずっと同じドッグフードをあげてきました。

ずっと同じフードでも食いつきが悪くなることもなかったですし、
今でもあげるとおいしくすべて平らげます。

でも、同じドッグフードだけを食べさせてるとアレルギーになりやすかったり、
あんまりよくないということもよく聞きますよね。

知り合いにもアレルギー防止のために、
2~3つのフードを順番にローテーションしてあげてるという人もいますが、
私の個人的な意見としては、フードローテーションはできるならやった方がいいけど必須ではないと思っています。

なぜフードローテーションをした方が良いと言われるのか?

フードローテーションをする目的は食物アレルギーを防ぐことです。
実は同じドッグフードを食べ続けているとアレルギーが発症してしまうリスクが上がるという意見があります。

フードローテーションと食物アレルギーとの関係

アレルギーの代表格である花粉症ですが、
あれは杉やヒノキなどアレルゲンの許容量が人それぞれ決まっていて、
それを超えるアレルゲンが蓄積されたときに花粉症を引き起こすとされています。

つまり、今まではアレルギーが出ていなかった食べ物でも、
ある段階ではアレルゲンでなかった物質が、
同じフードを食べ続けることである日突然アレルギーが出てしまうことがあります。

フード中の非アレルゲンが継続的に摂取されることでアレルゲンになってしまうのを防ぐために、
定期的にフードを変えて将来アレルゲンになる可能性のある物質を分散させましょうということです。

うちのチワワくんは6年間同じフードでもアレルギー出てません・・

ただ、あくまでもこれは一般論のようで、
同じフードを食べ続けたワンコがすべてそうなるとは限らないようです。

だって、うちのチワワくんは5年以上同じフードを食べ続けてますがアレルギーは全く出ていませんし・・。

うちの子がとんでもなく食物アレルギーの許容量があって、
何年か経ってからアレルギーが出てくるのかもしれませんが・・・。

ちなみに私がアンケートを実施した時、
飼っているワンちゃんに食べものアレルギーがあると答えた人の割合はわずかに7パーセント。

この中には同じフードを生まれてからずっと与え続けているという人もいて、
余計にフードローテーションについてはどうでもいいかな~と思うようになりました。

同じドッグフードに飽きてしまう?

同じドッグフードをずっと食べていたらワンちゃんもさすがに飽きてしまって食べなくなるという意見もあります。

ただ、ワンちゃんたちは人間よりも舌で味を感じる味蕾の量が少なく、それほど繊細の味を区別しているわけではないらしいです。

なので、いつもあげているフードを食べない場合、飽きているのではなくほかの原因が考えられます。

開封してから長時間経過したドッグフードは酸化や劣化が始まります。
劣化が始まったフードの匂いが微妙に変化したことを敏感に察知して食べなかった可能性があります。

一度新しいフードを食べさせてみて、それをばくばく食べるようであれば単にフードの劣化を察知して食べなかっただけという可能性が高いです。

参考記事:各ドッグフードのタイプ別保存方法とフードが劣化してしまったときの判別の仕方。

袋のパッケージに書いてある賞味期限とは別に、開封後は1っヵ月くらいで食べきるようにするのがいいです。
なので、特に小食の子はできるだけ小分けになっている袋を購入して、1カ月以内に完食できるように調整するなど工夫もできますよ。

まとめ

確かに、獣医さんの中にもした方がいいという方や、
実際にアレルギー体質のワンちゃんの飼い主さんでやっていて調子の良い方もいるみたいですが、
フードローテーションは必ずしなければいけないものでもないと思います。

実際、うちのチワワくんは約7年間も同じフードを食べ続けていましたが、
全くアレルギーは出ませんでした。
(1度手をペロぺろ舐め続けるというアレルギーが疑われる症状がありましたが、結局アレルギーではありませんでした。)

一般的なことをいえばおそらくフードローテーションをした方が、
ワンちゃんのアレルギー発症リスクは抑えられるというのが意見として多いと思います。

しかし、うちの子みたいに好き嫌いが激しい子や偏食傾向の強いワンちゃんにとっては、
頻繁にフードを変えられるのがストレスになってしまう可能性もあります。

できたらやった方がいいけど、別に無理してやる必要もないんじゃないかと。
そう思いますね。

ただし、ワンちゃんが急に今までのドッグフードを食べなくなった場合フードの劣化も考えられるので、食べなくなった場合は一度同じフードの新しいものを挙げてみて下さい。
それでしっかりと食べ始めるかもしれません。

  • B!