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チワワ君の飼い主です。
今日は、
という疑問に答えていきたいと思います!
ちなみに・・・
au損保のペット保険の補償内容
まずは、au損保のペット保険の基本的な補償内容を解説していきます。他のペット保険と比較もしやすいように、必要な項目を厳選して、項目を同じにして解説しています。
ペット保険の補償対象動物
まずは、au損保のペット保険の補償対象となるのは犬、猫のみです。
ウサギや鳥、爬虫類などのペット保険を探している方は、犬猫以外も加入できるプランのある、アニコムかプリズムコールを検討してください。
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年齢制限
加入上限年齢 | 更新上限年齢 |
---|---|
11歳未満(10歳11ヵ月)まで | 終身 |
項目1 | 項目2 |
au損保のペット保険の加入上限となる年齢は、満10歳まで。これは、全ペット保険の中で見ると、大体平均くらいの年齢です。
一番若い年齢で加入制限が来るペット保険が7歳で、一番年齢の高い加入上限年齢のペット保険が12歳なので、年齢的に見てもちょうどその真ん中くらいに位置しています。
更新可能年齢は、基本的には終身(=一生涯)更新可能です。
待期期間
ケガ | 無し |
---|---|
病気 | 30日間 |
待機期間とは、保険の契約がスタートしてからも、一定期間保険金の請求対象外となる期間のこと。au損保のペット保険の場合は、ケガの場合は待機期間無し。病気の場合には、30日間の待機期間があります。
これは、他のペット保険と比較しても平均的。大体、ケガは待機期間無し。病気に関しては30日間の待機期間を設けているペット保険が多いです。
ペット保険によっては、ケガの場合も病気の場合も待機期間無し=契約開始から即補償期間スタートとなるペット保険もあります。また、病気の中でもガンの場合だけ90日間と特に長い補償期間を設けているペット保険もあります。
プラン内容
では、次にプラン内容について解説していきます。
au損保のペット保険には、通院・入院・手術と全ての場合を保証してくれる通院ありプラン(フルカバープラン)と、通院が補償されない通院無しプラン(入院・手術の部分補償プラン)とがあります。
それぞれについてプラン内容を見ていきましょう。
フルカバー(通院ありタイプ)
50% | 70% | |
---|---|---|
補償範囲 | 通院・入院・手術 | 通院・入院・手術 |
補償割合 | 50% | 70% |
通院支払い限度額/年 | 20万円 | 28万円 |
補償金額(年間) | 50万円 | 70万円 |
au損保のペット保険の通院ありタイプの補償内容はこんな感じ。
要は通院・入院・手術のフルカバータイプで、それぞれに1日の限度額や年間限度回数の制限が無いタイプ。
ただ一点、注意点があって、それが、通院のみ年間の支払い限度額が決まっていること。ここは公式ページでも分かりにくくなっている(※大々的に表示されていない)部分なので、気をつけてください。
補償割合は50%、70%があって、それぞれ年間最大補償額が50万円、70万円となっているオーソドックスなタイプです。
部分補償(通院無しタイプ)
50% | 70% | |
---|---|---|
補償範囲 | 入院・手術 | 入院・手術 |
補償割合 | 50% | 70% |
補償金額(年間) | 50万円 | 70万円 |
次に通院無しのプラン。
こっちは、通院を除外した入院と手術のみが補償対象となったプラン。
こちらもごちゃごちゃややこしくなく、補償割合が50%と70%の2プランで、それぞれの年間最大補償額が50万円、70万円となってます。
部分補償プランもシンプルで、分かりやすいですね。
あいおいニッセイ同和損保のペット保険について
ちょっとここで、コーヒーブレイク。
最近、あいおいニッセイ同和損保のペット保険の広告をよく見るようになりました。初めは、
「お!?新しくペット保険に参入か!?」
と思って調べてみると、なんのことはない、あいおいニッセイ同和損保とau損保のペット保険と内容は全く一緒。というのも、一応、あいおいニッセイ同和損保のペット保険の名前で保険を販売してますが、au損保の引受会社となっています。
公式ページにも記載されている通り、もともとau(KDDI)とあいおいニッセイ同和損保が共同で作った保険がau損保なので、au損保のペット保険とあいおいニッセイ同和損保のペット保険は全く一緒のもの、です。
売り出すときの名前が違うだけ、ということですね。
免責金額
免責金額 |
---|
無し |
au損保のペット保険には、免責金額の設定はありません。補償割合×治療費がそのまま受け取り保険金となります。
au損保のペット保険の保険料
それでは、お待ちかねのau損保のペット保険の保険料の推移と、その他ペット保険との比較をしていきましょう。
※各保険の保険料が上がり方も含めて比較しやすいように70%補償に統一して(70%補償のないプリズムコールは100%(プレミアムオレンジプラン)、ペッツベストは年間限度額50万円、80%補償、年間免責金額2蔓延、プレミアム特約アリ)で比較しています。)
全ペット保険の推移をグラフにして入れ込んであるので、かなり見にくくなっていますが、
犬の保険料
au損保の保険料の推移は濃い緑色の線になっています。アイペット損保の保険料の推移がオレンジ色なので、ほぼ同じくらいの保険料で推移していることが分かります。
特に高齢になってからは、アイペット損保よりも保険料が高くなっていて、通院・入院・手術をフルカバーした全ペット保険の中では、最も保険料の高いペット保険と言えますね。。
au損保も11歳以降の保険料は実際に問い合わせてみないと分からないので、保険加入時には必ず確認てしておくのをお勧めします。。
猫の保険料
猫の保険料に関してはこんな感じになります。
犬の保険料よりは保険料の上がり方は若干緩やかになりますが、やっぱりアイペット損保と同じくらい保険料は高い、という感じになってます。
同じく11歳以降の保険料は実際に問い合わせてみないと分からないので、加入を検討した時点で保険料については確認しておきましょう。
割引制度
次に割引制度についてですが、au損保に多頭割引やインターネット割引などの割引制度はありません。
同じく保険料が高額になるアイペット損保は、この辺が充実してましたが、au損保は無し。この保険料の水準で、割引制度がないということは、ちょっと厳しいものがありますね・・。
保険金の請求・支払い方式
保険金の請求、支払い方法は後日請求のみです。動物病院で保険金との差額を支払えば良い窓口精算はできません。
保険金の水準から考えると、窓口精算に対応しておいて欲しかった・・というのが正直なところです。
au損保のペット保険の免責・不担保条件
次に、au損保のペット保険の免責条件、不担保条件(補償対象外となる条件)について解説していきます!
ここでは、
- 個別の病名・事故名
- 慢性疾患・高額治療の対応
- 先天性・遺伝性疾患の対応
と3つに分けて解説していきます。
ペット保険によって対応の違う個別の免責疾病
膝蓋骨脱臼 | ○ |
誤飲 | 〇 |
歯周病・歯肉炎 | × |
チェリーアイ | ○ |
股関節形成不全 | ○ |
レッグペルテス | 〇 |
気管虚脱 | ○ |
椎間板ヘルニア | ○ |
てんかん | 調査中 |
病理検査 | ○ |
診断書作成費用※1 | × |
時間外診療 | △ |
au損保の免責(補償対象外)疾病は全体的に少なめ。ですが、歯科治療が補償されないところは注意すべきポイントです。
他の疾患と比べてそれほど重要度は高くないかもしれませんが、シニア犬になると、犬種を問わずリスクが高くなってくるので、気になる方は気をつけておいた方がいいですね。
他に×のついている診断書作成費用については、他のペット保険の記事でも書きましたが、保険金の支払い請求も診療明細や領収書さえあればできるので、それほど気にしなくても大丈夫。
時間外割増の△は、基本料金は保障されますが、深夜料金などの割増分は補償対象外です。
慢性疾患・高額治療への対応
慢性疾患・高額治療への対応 | |
---|---|
〇 | |
項目1 | 項目2 |
au 損保については同一疾患で年度をまたいで治療が続いた場合(つまり慢性疾患の場合)であっても、保険を更新した後、年間限度額や限度日数などはしっかりリセットされます。
保険の更新の際にも、前年度の慢性疾患や高額治療を理由に、特定の疾病が免責になったり、保険の更新自体を断れるといったことはないそうです。
ただし、au損保の注意点が一つあります。
それが、保険金の年間限度額を超えて保険金を請求してしまった場合、その時点で保険が失効してしまうこと。
もちろん、そうなる前に金額が迫ってきたらアナウンスはあると思いますが(※あると願う)、これはしっかり頭に入れておいて、万が一のときのために請求する保険金の額を確認しておく必要があります。
これはau損保のペット保険以外では、日本ペットでも同じ条件がありましたね。→ 日本ペット(旧プラス)のデメリットとメリットの裏に潜む落とし穴まで徹底解説!
https://with-tiwawa.com/?p=1023
先天性・遺伝性疾患への対応
先天性・遺伝性疾患への対応 | |
---|---|
〇 | |
項目1 | 項目2 |
au損保のペット保険は、先天性・遺伝性疾患起因の傷病も補償対象となります。ただし、もちろん加入前、または加入後待機期間中に発症したものについては、他の傷病と同様に補償対象外となるので気を付けましょう。
ペット保険のau損保のデメリット
では、ここまでで、加入前に確認しておきべき、au損保のペット保険のデメリットについてまとめます。
- 1日の限度額や年間の限度回数(日数)の制限は無いが、通院ありプランの通院の項目だけ、年間の限度額の制限がかかっている。
- 保険料が高い・・・。特に犬の保険料は高齢になるとアイペット損保を上回る。(※その割に保険料の割引制度が無い)
- 年間の限度額を超えると保険自体が失効してしまうペナルティがある。
- 歯周病・歯肉炎や先天性・遺伝性疾患が補償対象外。
ペット保険のau損保の特徴と総評
では、最後にこれまでのことを踏まえて、最後におさらいしたデメリットも含めて、au損保のペット保険は他のペット保険と比較してどうなのか?という部分を総括していきます。
まず、やっぱり1番の特徴は保険料がかなり高めの設定だということ。高い高いとこのブログでも言っているアイペット損保と同水準です。(年齢によってはアイペット損保より高く、全ペット保険の中で最も高い保険料の時もあります。)
なので、もしある程度高齢になってからも継続してau損保のペット保険に加入するつもりであれば、必ず公式ページやパンフレットに載ってない保険料についても確認しておくことは必須です。
補償内容はについてはオーソドックスで、免責・不担保条件についても悪いというわけでは無いのですが、どうしても保険料の水準を考えると、どうしてもうーん、となってしまうところはあります。
ということで、今日はこの辺で。