日本ペット少額短期保険

日本ペット(いぬとねこの保険)のデメリットとメリットの裏に潜む落とし穴まで徹底解説!

チワワ君の飼い主
こんにちは!チワワ君の飼い主です。

今日は、

ペット保険で日本ペットを候補に入れてるけど・・・実際、補償内容や基本的な内容は頭に入ってる。でも、実際他のペット保険と比べて、デメリットやイマイチなところってどこなの?何か見落としているデメリットってあるのかな?あるなら、加入する前に知っておきたい!
飼い主さん

という方のために、全力で日本ペット少額短期保険に関して、パンフレットや公式ページを眺めているだけでは分からない部分を、特にデメリットに絞って、全力で紹介していきます!(※まず、日本ペットについて基本的なところが抜けてる場合は、公式ページをざっと確認後、日本ペットの補償内容をまとめた基礎編記事も押さえておいて頂けると、より分かりやすいです。)

この記事を最後までしっかり確認して頂いて、ペット保険選びの最後の決め手にして貰えればと思います。

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日本ペット少額短期保険の最大のデメリット

では、まずは結論から言ってしまいます。日本ペットのいくつかあるうちにデメリットの中で、一番ネックになってくるのが、免責疾病の多さです。

膝蓋骨脱臼 ×
誤飲
歯周病・歯肉炎
チェリーアイ ×
股関節形成不全 ×
レッグペルテス ×
気管虚脱 ×
椎間板ヘルニア ×
てんかん ×
病理検査
診断書作成費用 ×
時間外診療

こちらの表は、この記事の基礎編にあたる、最低限ここだけチェック!日本ペット少額短期保険の補償内容を徹底解説!にも載せた表です。

 

この免責疾病は、ペット保険会社によって免責(補償対象外)となったり、ならなかったりする病気を選別して表にしたものです。(これは、パンフレットに載っていない部分も多く、実際に問い合わせをしてみて地道に集めたデータです。)

 

この表の項目では、しっかりと補償されるのは誤飲・誤食くらいで、あとははじめから補償対象外となっているもの(×で表示)か、条件付きで補償対象となっているもの(△で表示)になってます。(※条件付きの内容は基礎編の記事を参照)

もちろん、この項目がほとんど〇になっているペット保険もあるので、ここだけ見ると、免責疾病の多さ(補償対象外の病気の多さ)は、ペット保険の中でもワーストクラスになってます。

日本ペットのその他のデメリット

では、免責疾病の多さ以外の、そのほかのデメリットについても、いくつかご紹介します。

最大限度額を超えて保険金を請求すると保険が失効してしまう

これもパンフレットをざっと読んだだけではなかなか分かりにくいですが、それぞれのプランの年間最大限度額、50万円、70万円、90万円を超えて保険金請求をしてしまうと、なんと、保険自体が失効してしまう、というちょっと普通の感覚からしたらよくわからない制度。

普通に限度額いっぱいまで補償してくれたらいいいのに・・・と思いますけどね。(例えば、保険金の残りが10万円で、手術をして12万円の保険金請求をしたら失効してしまうわけですね・・。普通に12万円のうち10万円を補償してくれて、あとの2万円は自腹で良いと思うですが。)

なので、限度額に近づいてきた場合には、その辺も考えながら保険金の請求をやっていく必要があります。

がんの待期期間が60日と他ペット保険と比べて長い

次に待機期間の話。一般的なペット保険では、病気の場合契約から一ヶ月は待機期間(契約期間内だけど、この期間に病気を発症して治療しても補償されない期間)が設けられていますが、それは普通の病気とがんの区別はなく一緒です。

ただ、日本ペットの場合は、がんのみ60日間と待機期間が長いのが特徴。「病気にかかったら不安だから・・・とペット保険の加入を焦っている方は特に、ここはちょっと注意が必要。

日本ペットのメリットの裏に潜む落とし穴(デメリット)

次に、ペット保険としてはメリットなんだけど、一歩間違うとデメリットにもなりかねないよ、という部分につて紹介します。

 

日本ペットのメリットと言えば、免責疾病の多さはありますが、それ以外は先天性疾患や遺伝性疾患も補償対象外となりますし、慢性疾患についてもしっかり補償される、

保険料が同条件のペット保険と比べるとリーズナブル・・・という、とにかく保険料のコスパが良いところ。

 

もちろん、これは素晴らしいメリットではありますが、のちのち、この保険の割に補償内容が厚い、という部分が、後々自分の首を絞める可能性もあります。

 

どういうことかというと、いくら契約者に有利な条件だからと言って、それでペット保険会社の収益が見合わず、破綻したりしたら意味がありません。

飼い主側としても、そこからまた違うペット保険会社に移ることを余儀なくされたり、年齢によっては次のペット保険に加入できない場合もあるでしょう。

 

実質はそんなことが無いように、「やばい!」となった場合には、補償内容や条件、保険料の見直しが行われますが、そうなると現時点の補償が、ずっと続くとも限らない、ということです。

 

「え~?そんなことあるの?」と思われるかもしれませんが、ペット保険においてはこれけっこう日常茶飯事で、補償内容の改訂や保険料の改訂は良く行われることです。(最大手でも普通にあります。)

なので、今回の日本ペットがそう、と断言するわけではありませんが、明らかに条件が良すぎる・・というものについては、逆に注意が必要だったりするのです。

デメリットを踏まえて、日本ペットの価値を考える

ということで、ここまでデメリットをのみに絞って書いてきたので、大分ネガティブなイメージがついてしまったかもしれません。

最後に、こういったデメリットを踏まえたうえで、総合的に日本ペットのペット保険としてどうなのか?という部分を話してみたいと思います。

 

この記事でも再三言ってますが、免責疾病の多さこそあれ、それ以外は保険料の割に、補償内容や条件も良く、かなりコスパのよいペット保険だと言えると思います。

最後に話したように、現時点ではそうというだけで、これからもずっとそう、という保証はありません(これはどのペット保険も一緒)が、

改訂があった場合、その前に加入していた場合は、以前の条件でずっと加入し続けられる可能性もあります。(これも実際はどうなるか分かりませんが。。)

 

補償内容と、数の多い免責疾病を確認して、納得できるのであれば、早めに加入を検討するのがベターかと思います。

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