ペット&ファミリー少額短期保険

げんきナンバーわんスマートの特徴とデメリット、スリムとの違いを徹底比較!

こんにちは!チワワ君の飼い主です。

今回は、以前より要望も多かったペット&ファミリーのげんきナンバーわんスマートというペット保険について紹介していきます。

ナンバーわんスマートの資料請求などはなぜか非常に見つけにくいところにあり、探し出すのに苦労したのですが、先日やっと資料請求の窓口が見つかり、資料が届いたので早速内容を紹介していきたいと思います。

げんきナンバーわんスマートとは?

出典:げんきナンバーわん保険料改定と新商品のご案内 

まず、げんきナンバーわんスマートって何なのか?どういう背景で登場したのか?という部分について紹介します。

結論から言ってしまうと、げんきナンバーわんスマートはげんきナンバーわんの代替プランとして登場したものです。げんきナンバーわんは少し前にかなりの保険料の値上げを行いました。

 

実質、この保険料の上昇によって、ナンバーわんを続けられないという方の救済策としてできた、という意味合いが強いと私は考えています。

そもそも、なぜナンバーわんがそこまで保険料をあげざるを得なかったのか?それはシンプルに採算が合わなかったからに他なりません。ただ、採算の合う保険料として打ち出した保険料は今までの保険料で加入した契約者の方の理解を得られくいことも理解していた。(それほど大幅な値上げでした。)

なので、救済策としてナンバーわんの加入者に対して保険料を抑えたスマートがリリースされた、という経緯でしょう。

ただ、同じペット&ファミリーのペット保険のスリムと比べてナンバーわんの大きなメリットでもあったのが、免責金額がないというところ。そこに魅力を感じてスリムではなく、ナンバーわんにした方も少なくないと思いますが、結局代替案のスマートにはどのプランであっても免責金額が必ずついてきてしまうので、契約者の方にとっては「全然代替案になってない!」と感じてもおかしくないのではないでしょうか。。。

ただ、ペット&ファミリーとしてもその辺は十分理解はしていると思います。でも、それでもナンバーわんの保険料をここまで上げざるを得なかったところを考えると、どれだけ免責金額の設定が採算性という面で大きいか、という部分を強く感じますね。

ということで、こういった背景からナンバーわんスマートは誕生したと私は考えています。これを踏まえて、次からは実際のプラン内容や保険料について紹介していきます。

ナンバーわんからの乗り換え条件

実質、ナンバーわんの保険料上昇による救済プランとして出てきたナンバーわんスマート。そのため、ナンバーわん加入者のスマートへのプラン変更は「無告知・無審査」で変更が可能となっています。(※現在治療中の病気の場合もそのままスライドが可能です。)

ナンバーわんとスマートの変更点

では、最後にげんきナンバーわんからスマートに乗り換えた際の変更点をまとめます。変更点は大きく3つ。メリット1つ、デメリット2つです。以下で詳しく紹介します。

メリット

  • 保険料が安くなる

まずメリットとしては、保険料が安くなること。ナンバーわんの保険料が急上昇したことを考えると、現実的に保険料の支払いがままならない、という加入者さんにとっては死活問題です。

特に、現在継続治療が必要な傷病があったり、高齢で他のペット保険へ乗り換える余地がない方にとっては、条件はどうあれ高額な保険料を支払わずにペット保険に加入できる、という一点だけでスリムの存在価値は十分です。

デメリット

  • 1日あたりの免責金額がつく
  • 窓口精算ができなくなる

逆にデメリットとしてはこの2つ。免責金額がつかないからスリムではなく、ナンバーわんにしたのに・・という契約者さんは結構多いのではないでしょうか。。

また、スマートになるとナンバーわんではできていた窓口精算ができなくなります。ここにも魅力を感じていた方は少なくないと思いますので、救済策とはいえやはり進んで乗り換えるというよりは、「乗り換えざるを得ない」というネガティブな動機で泣く泣くスマートに変更する方が多そうです・・。

げんきナンバーわんスマートの保障内容

保険対象動物

げんきナンバーわんスマートの保障対象となるペットは、犬と猫のみです。犬、猫以外のペットのペット保険を探している方は、アニコムプリズムコール、あとはペット保険という括りではありませんが、ペット共済のライフネットジャパンをご検討下さい。

加入・更新の年齢制限

加入上限年齢 更新上限年齢
8歳未満(7歳11ヵ月まで) 終身

年齢制限については、スリムと同じく7歳以下までとなっています。※ただし、先にもお伝えしましたがスマートは保険料が急上昇したナンバーわん加入者への救済策としてリリースされたという意味合いが強いので、ナンバーわん加入者からの乗り換えについては、おそらくこの年齢制限は撤廃されると思われます。この辺りは公式のページや資料にも記載がなかったため、現在調査中です。分かり次第、こちらで紹介します。

待機期間

ケガ 無し
病気※ガン以外 30日間
ガン 90日間

待機期間については、ナンバーわんと全く同じ。スリムの場合はケガの場合も15日間の待機期間が設定されているので、その点でアドバンテージはありますね。

プラン内容

プラン50 プラン70
補償範囲 通院・入院・手術 通院・入院・手術
補償割合 50% 70%
年間補償額 50万円 70万円
免責金額 3000円/日または5000円/日より選択
※通院のみ
3000円/日または5000円/日より選択
※通院のみ

プランは50%プランと70%プランの2種類で、それぞれ保険金の最大支払額は年間50万円と70万円。ここはナンバーわんスリムと変わりません。

げんきナンバーわんスマートの特徴としては、免責金額の部分。ここがスリムとは大きく違ってきます。

ナンバーわんスマートの免責金額の仕組み

ここで、ちょっと特殊なげんきナンバーわんスマートの免責金額の仕組みをまとめておきます。

まず、スリムでは50プランも70プランも一律で3000円/日でした。一方、スマートになると50プラン、70プランのそれぞれで3000円/日か5000円/日のどちらかを選択することができます。

免責金額=自己負担金額なので、もちろん少ない方が受け取る保険料は多くなります。

※例えば、1日1万円の治療費がかかった場合、3000円の免責金額の場合、7000円×補償割合(50%か70%)が受け取れる保険金なのに対し、5000円の免責金額の場合は5000円×補償割合(50%か70%)となり、免責金額が低い方が受け取り保険金は多くなります。

ですが、免責金額5000円/日を設定することで、月々の保険料も低く抑えられるため、飼い主さん的にはより選択肢が広がったということになります。

もちろん、免責金額を5000円にした時にどれほど保険料が下がるのか?が大事なところなので、その点については後で紹介する保険料のパートで詳しくみていきます。

他ペット保険との掛け持ち加入の可否

他ペット保険との掛け持ち加入

他のペット保険との掛け持ち加入は可能です。これはスリムでもナンバーわんでも一緒でした。掛け持ち加入した際の支払い保険金の計算の仕方は下記を参照。

げんきナンバーわんスマートの保険料

では、いよいよナンバーわんスマートの保険料についてみていきましょう。ナンバーわんと比べてどれほど下がったのか?そして、スリムと比べてどうなのか?具体的な保険料を比較していきます。※比較は犬、猫いずれも70%プランにて比較します。50%プランについては、相対的に保険料は下がりますので、ナンバーわん、スマート、スリムの保険料比較の一つの目安として捉えて下さい。

犬の保険料

では、まずは犬の保険料から。スマートの場合1日の免責金額が3000円と5000円の場合と分けています。

率直な感想を言うと、「スリム安っ!!」って感じました笑

いや、もうこうやってグラフにすると本当にスリムのコスパの良さが目立ちますよね。逆にスマートはナンバーわんから保険料を下げたといってもスリムとは生涯保険料で言うと2倍以上(ひょっとすると3倍?)になってしまうのではないでしょうか・・・。

免責金額が一緒で、窓口精算ができないなどその他の条件もほとんど変わらないのにも関わらず・・・。ナンバーわんからスリムへ乗り換えられる加入者の方(7歳以下で継続治療が必要な傷病がなく、免責となる既往症も無いわんちゃん)ならスリム一択でしょう。。

猫の保険料

猫の保険料は犬の保険料よりも全体的に安くはなりますが、相対的な保険料の推移は犬の時とほぼ変わりません。

やっぱりスリムのコスパが圧倒的なのと、比較するスマートの保険料が高いなという印象が強いです。

保険料の割引制度

無事故割引 5%
多頭割引 600円/年※

※2頭目以降のペットに適用

スマートの保険料の割引制度は上記の2つがあり、ナンバーわんから引き継いでいるものと思われます。(ただ、私の記憶では多頭割引はなかったような気がします。誰かご存知の方がいらしたら教えて頂けると助かります!)

逆にスリムは割引制度はありません。(ただし、割引制度を軽く凌駕するコスパの良さがあるので、ここはスリムのデメリットにはならないですね。。)

保険金の請求・支払い方式

窓口精算
×

はい、ナンバーわんからの改悪となってしまったのが窓口精算。スマートでは窓口精算ができなくなってしまいました。

スリムに加入している私の感覚では、後日精算が慣れてしまっているので、窓口精算ができない不便さはちょっとあまり実感できないのですが、ずっと窓口精算でやってきた方にとっては不便に感じるかもしれないですね。。そもそもそこが良くて加入したナンバーわん加入者さんもいるでしょうから。

クレジットカード支払い
口座振替
キャッシュレス決済 ×

最後に、保険料の支払い方法について。主な支払い方法として、クレジットカード支払いと口座振替は問題なく可能です。あと、最近急速に普及したd払いや楽天ペイ、PayPayなどのキャッシュレス決済にはまだ対応していません。

げんきナンバーわんスマートの免責・不担保条件

まず、ペット保険全体として保険金が支払われない(免責対象)となるケースとはいうものがあり、これについてはどのペット保険でも共通となりますので、ここであえて紹介は避けます。確認したいという方は以下のリンクからご確認ください。

※ナンバーわんスマートでは全ペット保険共通で免責対象となっているさいヘルニア、鼠径ヘルニアについて、患部が病化(壊死など)している場合については保険金の支払い対象となります。

免責疾病

膝蓋骨脱臼
誤飲
歯周病・歯肉炎
チェリーアイ
股関節形成不全
レッグペルテス
気管虚脱
椎間板ヘルニア
てんかん
病理検査
診断書作成費用※1
時間外診療

免責疾病については、重要事項説明書を見る限りナンバーわんのものを受け継いでいると思われます。なので、上記の傷病も基本的には保険加入し待機期間後の発症であれば保険金の請求対象となります。

スリムは股関節形成不全やレッグペルテスなどの先天性疾病の影響が強い疾病に関しては保険金の請求対象外となっているので、ここはスマートにアドバンテージがあります。

既往症として告知があった場合に免責対象となる疾病

心疾患(弁膜症、不整脈、雑音、先天性心奇形など)
椎間板ヘルニア※他部位でも免責
股関節形成不全※他部位でも免責
パテラ(膝蓋骨脱臼)※他部位でも免責
フィラリア症
レッグペルテス
巨大結腸症
白内障※他部位でも免責
緑内障※他部位でも免責
腫瘍・腫瘤

次に加入時に既往症(以前に発症した疾病)としてあった場合に免責対象(保険金請求の対象外)となる疾病です。

上記の疾病が加入前に経験したことがある場合、その疾病は補償対象外となります。特にヘルニアや白内障などは発症した部位が以前の部位と違った場合でも問答無用で補償対象外となります。

ここで疑問として出てくるのが、ナンバーわんからの乗り換え者についてですが、ナンバーわんからの乗り換え者に限っては「無告知・無審査」で乗り換え可能なため、この条件は適用外となります。

つまり、新規でスマートへ加入する場合のみの条件となっているということですね。

病歴があると保険自体加入できない疾病

悪性腫瘍(がん)
腎不全
糖尿病
肝不全・肝硬変
副腎皮質機能低下症・亢進症
甲状腺機能低下症・亢進症
免疫介在性溶血性貧血
巨大食道症(食道拡張症)
膵外分泌不全
猫伝染性腹膜炎
猫白血病ウィルス感染症
猫免疫不全ウィルス感染症
突発性てんかん
水頭症

次に、病歴があるとスマートに加入自体ができない疾病については上記です。こちらも先ほどと同じように、ナンバーわんからの乗り換え者に限っては「無告知・無審査」で加入が可能なため、こちらの条件は適用外です。

新規でスマートへ加入する方だけに適用される条件です。

慢性疾患・高額治療への対応

慢性疾患・高額治療への対応

慢性疾患や高額治療への対応もナンバーわんと同じくしっかり補償が適用されると思われます。(重要事項説明書を見る限り。また機会をみて、一度しっかり問い合わせて確認したいと思います。)

継続する同一の疾病については、保険金の請求に制限がつくペット保険会社も多々ありますが、スリムも含めてペット&ファミリーはここはしっかり補償対象となります。

先天性・遺伝性疾患への対応

先天性・遺伝性疾患への対応

先天性・遺伝性疾患についても、重要事項説明書を見る限りしっかり保険金の請求対象となると考えられます。スリムについては、先天性疾患については明確に保険金請求の対象外としていますので、ここもスリムに対してスマートはアドバンテージがあります。

げんきナンバーわんスマートの特徴と総評

最後に総評とげんきナンバーわんスマートの特徴のまとめをしていきます。

まず結論から言うと、げんきナンバーわんスマートの位置付けとしては、げんきナンバーわんの保険料上昇に対する不満を和らげるための苦肉の策、という意味合いが強いと思います。

免責金額がついて保険料が抑えられている、というところからナンバーわんスリムと比較されがちですが、比べてみると同じ免責金額3000円/日でも保険料は圧倒的にスマートの方が高くなっています。

先天性疾患へ対応していたり、保険金請求対象となる疾病が多少多くなるのはアドバンテージではありますが、そのコスト分を埋められているかというとかなり疑問が残ります。

逆にナンバーわんと比較すると、保険料は抑えられてはいますが、その分スリムと同じかそれ以上の免責金額(自己負担額)がついたり、窓口精算ができなくなったりと、抑えられたコストに見合わないくらいの改悪担っているとも個人的には感じます。

総じて、スリムのようにコスパが良いわけではなく、ナンバーわんのように(コストに見合ってるかどうかは一旦置いておいて)補償内容があるわけでもなく、なんとも中途半端な位置付けのプランとなっています。

少なくとも、これから新しくペット保険に加入しようと思っている方は、同じ免責金額つきならナンバーわんスリムの方が圧倒的におすすめです。

現在げんきナンバーわんに加入していて、保険料の上昇でこれ以上保険を継続するのが難しく、かつ継続して長期間治療する病気があったり、年齢的に他のペット保険に加入できない、という方以外は特に加入する理由はないと思います。(※ペット&ファミリー側もそれを意図して作っていると思います。その証拠に、スマートに加入できる窓口が公式サイトではどこを探しても見当たりません。唯一、下記の日本ペットオーナーズクラブという代理店の申し込みフォームから資料請求ができるのみです。)

げんきナンバーわんスマートの資料請求

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