楽天ペット保険

楽天スーパーペット保険|パテラは?保険料上がる?対象外や加入条件まとめ。

こんにちは!

チワワ君の飼い主です。

今回は先日ブログ読者さんから教えて頂いた楽天ペット保険のリニューアルについて、その補償内容や、比較する上で、ここだけ確認しておけば大丈夫!という情報をまとめました。

今回は基本的な補償内容を確認して、次回は他のペット保険と比較してのメリットデメリットを記事にしていきたいと思います。

※今回の記事とは別に、楽天ペット保険のデメリットを中心にまとめた記事も書いたので、そっちも併せてどうぞ。→ 【誰も言わない】楽天ペット保険「ずっといっしょ[もっと]」のデメリットを知っておくべき。

その第一弾、早速みていきましょう!

楽天スーパーペット保険の補償内容

補償対象動物

加入対象は犬と猫のみとなっています。ウサギやフェレットなどの小動物や、爬虫類に関しては保険加入ができません。犬猫以外のペットに関しては、アニコム損保、プリズムコール、またはペット共済のペットライフジャパンを検討してください。

加入年齢・更新年齢

加入年齢 満11歳未満(10歳11ヶ月まで)
更新年齢 終身

加入年齢は10歳までと、割と全ペット保険の中でも門戸は広め。また、以前のあんしんペット保険では更新が20歳までだったのが、更新限度が終身に変わったのが大きなポイント。やっぱり、更新限度があるのと、一生涯更新できるのとでは、精神的な安心感が違いますからねぇ・・。

待機期間(契約日から一定期間の補償外期間)

ケガ 無し(契約日から即日補償)
病気 契約日を含む30日までは補償外

この辺は他のペット保険と一緒で契約後30日は病気で保険金が下りない待期期間があります。この待期期間が無く、病気でも契約後すぐに補償されるのは、イーペットとPS保険でしたね。

プラン内容

まず、プラン内容は、

  1. フルカバー(通院・入院・手術)の50%プラン
  2. フルカバー(通院・入院・手術)の70%プラン
  3. 手術・入院のみ補償の90%プラン

この3つになっています。

フルカバー(50%) フルカバー(70%) 入院・手術のみ(90%)
通院 支払い限度額(1日):12000円
支払い限度回数(1年):22日
支払い限度額(1日):15000円
支払い限度回数(1年):25日
入院 支払い限度額(1日):12000円
支払い限度回数(1年):25日
支払い限度額(1日):15000円
支払い限度回数(1年):25日
支払い限度額(1日):25000円
支払い限度回数(1年):25日
手術 支払い限度額(1日):12万円
支払い限度回数(1年):3回
支払い限度額(1日):15万円
支払い限度回数(1年):3回
支払い限度額(1日):50万円
支払い限度回数(1年):3回

表にするとこんな感じですね。

以前は年間限度額だけが決まっていて、通院も入院も手術もまるっと使えるプランだったのですが、今回からそれぞれで1日の限度額と限度日数が決まってきます。

これらを合わせた最大限度額は大きくなりましたが、実際に使える金額としては以前の方が大きくなる場合も多いでしょうね

楽天スーパーペット保険の保険料の推移

犬の場合

各保険の保険料が上がり方も含めて比較しやすいように70%補償に統一して(70%補償のないプリズムコールは100%(プレミアムオレンジプラン)、ペッツベストは年間限度額50万円、80%補償、年間免責金額2万円、プレミアム特約アリ)で比較しています。)

このグラフ、ペット共済も含めて全ペット保険の保険料の推移を表してるので、かなりごちゃごちゃしてますし、また、数が多いので同系色の線もいくつかあって見にくいですが、楽天ペット保険はオレンジの線。

オレンジの線といえば、アイペットも全く同じ色になっていて混乱してしまいますが、なんとアイペットと同水準で高く保険料が推移しているのが楽天ペット保険・・・。(アイペットは12歳までしかグラフが無いので、視覚的には一番上に上がっているものが楽天ペット保険です。)

あんしんペット保険からの改訂によって、保険料が上がっているとは聞きましたが、特に高齢になってからはちょっと尋常じゃない上がり方・・・。

もちろん、アニコムなんかの損保と比べてもかなり保険料が高くなっており、これはちょっときをつけないといけません。

猫の場合

犬の場合と同様に、猫の場合もかなりの保険料の上がり方になっています。

さすがに、アイペットよりは(少なくとも12歳までは)少し抑え気味ですが、少額短期保険の中では断トツに保険料が高いですし、アニコムよりも保険料が圧倒的に高いです。(このグラフの場合、アニコムと楽天ペット保険が全く同系色なので分かりにくいですが、まさかのぎゅーんと伸びてる方が、楽天dペット保険の保険料でございます。。)

割引制度

楽天ペット保険ずっといっしょもっとに保険料の制度はありません。が、月々、または年払いの保険料の支払いに対して、1%の楽天スーパーポイントがもらえます

その楽天スーパーポイントで保険料の支払いもできるかと思いきや、楽天ポイントで保険料の支払いはできません・・・。

貯まるけど、使えないってやつですね。

楽天スーパーペット保険の保険金の請求方法

まず前提として、ペット保険には

  1. 窓口精算
  2. 後日精算

の2種類の保険金請求方法があります。

これ、人間の健康保険制度のように、窓口で保険適用で保険金の差額を支払えばよいのが窓口精算。(人間の場合は7割補償なので、3割分を病院の受付で支払いますよね。)

対して、後日精算は一度全額動物病院へ治療費を支払い、後でペット保険会社へ必要資料を郵送して銀行口座に振り込んでもらうのが後日精算です。

で、この楽天ペット保険は後者の後日精算の方にあたります。

つまり、一度動物病院へ全額治療費は支払う必要があり、その後保険金を請求する、という手間が窓口精算のペット保険と比べるとかかります

ただ、窓口精算できるペット保険は数社しかないので、楽天ペット保険を含め多くのペット保険はこの後日精算となります。

窓口精算が良いという方は、窓口精算のできるペット保険をまずは確認してみて下さいね。

→窓口精算できるペット保険まとめ

また、私自身後日精算のペット保険に加入していますが、慣れれば請求方法も難しくありませんし、ペット保険会社によって大きく変わるものでもありません。

実際の後日精算の請求フローから実際に保険金が銀行に振り込まれるまでの流れは下のリンクから確認してみて下さいね。

楽天スーパーペット保険の免責・補償対象外疾病

免責疾病

膝蓋骨脱臼
誤飲
歯周病・歯肉炎
チェリーアイ
股関節形成不全
レッグペルテス
気管虚脱
椎間板ヘルニア
てんかん
病理検査
診断書作成費用 ×
時間外診療(割り増し分) ×

では、ペット保険各社によって、免責されるされないが分かれる傷病についてまとめました。

△がついているものは、既往症(一度かかったことがある病気)の場合は免責対象となりますが、既往症でなければ、補償されるものです。

こうやってみてみると、免責疾病は少なく、より広範囲でしっかり補償される保険となりましたね。

慢性疾患への対応

慢性疾患・高額治療への対応

次に慢性疾患への対応について。これも、同一疾患の病気が年をまたいで継続して治療費が発生しても、翌年度に使える保険金がリセットされて、しっかり満額使えるようになります

先天性・遺伝性疾患への対応

先天性・遺伝性疾患への対応
×

先天性・遺伝性の疾病に関しては、重要事項説明書にて「遺伝子疾患および先天性異常」については保険金請求のたいしょうたい

楽天スーパーペット保険の特徴と飼い主の感想

ということで、新しくなった楽天ペット保険「ずっといっしょもっと」の内容について見てきました。

一つ言えることは、免責疾病が減り、先天性・遺伝性疾患にも対応して、補償内容が大幅に拡充されて、補償される範囲が非常に広くなりました。更新年齢が満20歳⇒終身に変更となったのも嬉しいポイント。

反対に、1日の限度額や年間限度日数が設けられ、限度額を一杯まで使い切ることが難しくなりました。

また、これが最大の残念ポイントかもしれません。そう、高齢になってからの保険料がべらぼうに高くなってます。。大体12歳頃にアイペット以外で保険料トップに躍り出て、その後はもう断トツの独走状態。

これはこれから加入を検討する方にとっては大きなネックになりそうですね・・・。

 

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