
こんにちは!
チワワ君の飼い主です。

SBIのペット保険が気になってるけど、実際、他のペット保険と比較してどうなんだろう?デメリットとかあれば、知っておきたい!

SBIのペット保険、パテラや歯周病(歯科治療)が免責対象(補償対象外)になってるみたいだけど、それを踏まえても入るメリットある?
といった、SBIペット保険に加入する前に必ず抑えておくべきデメリットと、そのデメリットを踏まえた上で、他のペット保険と比較してどうなのか?
また、デメリットを知った上で、加入するメリットはあるのか?という部分について、答えていきたいと思います。
と、その前に・・・。
今回、基礎的な内容についてはすっ飛ばして解説していきますので、SBIペット保険について、まだパンフレットやHPで確認できる内容もよく分からない・・・という方は、
こちらからまずは全体像を抑えておいて下さいね。→ 【ここだけチェック!】SBIペット保険の補償内容【保険料やパテラ、歯周病への対応など】徹底解説!
SBIペット保険の要注意デメリット【パテラ・椎間板ヘルニア・歯周病への対応】
ということで、まずは必ず抑えておくべき、最も優先順位の高いデメリットから解説します。それが、冒頭にも出てきた、免責疾病について。
基本編の記事内容からのおさらいですが、SBIペット保険の(ペット保険によって対応の分かれる)免責疾病の一覧がこちら。
膝蓋骨脱臼(パテラ) × 誤飲 〇 歯周病・歯肉炎 × チェリーアイ ○ 股関節形成不全 ○ レッグペルテス 〇 気管虚脱 ○ 椎間板ヘルニア × てんかん 〇 病理検査 △ 診断書作成費用 〇 時間外診療 〇
免責疾病の数自体はそれほど多くないですが、
- パテラ
- 歯科治療
- 椎間板ヘルニア
この3つに関して免責になっているのがポイント。
パテラ(膝蓋骨脱臼)は小型犬全般に頻度の高い病気ですし、椎間板ヘルニアはダックスやコーギーなど胴長の犬種には頻出で、まず気をつけなければいけないところ。
また、歯科治療となる歯肉炎や歯周病は、犬種問わずシニア犬になれば多くなってくる病気の一つです。
- パテラ(膝蓋骨脱臼) ⇨ 小型犬全般に頻出
- 椎間板ヘルニア ⇨ ダックスやコーギーなど胴長の犬種に頻出
- 歯肉炎・歯周病 ⇨ シニア犬に頻出
もちろん、これらの犬種であれば必ずそれぞれの病気になる、というわけではありませんが、一応他の犬種や年齢の犬よりも、リスクは高くなると考えて、それを踏まえてペット保険選びをしていった方がいいですね。
SBIペット保険のその他のデメリット
要注意デメリットとしては、パテラ、歯周病、椎間板ヘルニアが免責(補償対象外)となる、ということでしたが、それ以外にも押さえておいた方が良いデメリットについても、ざっと解説します。
ライトプランの免責金額設定
SBIペット保険には、免責金額設定のないスタンダードプランと、免責金額設定のあるライトプランがありますが、ここではライトプランの面積金額設定について話ます。
そもそも、

免責金額設定のないスタンダードプランしか眼中にないよ!
って方は、ここは飛ばして次の項目へ進んで下さい。
では、ライトプランを検討中の方にだけ、解説していきますね。
まず、ライトプランのプラン内容はざっくりとこんな感じ。
プラン70ライト | プラン50ライト | |
補償割合 | 70% | 50% |
年間補償額 | 70万円 | 50万円 |
免責金額/日 | 7000円 | 5000円 |
このように、70%プランだと1日7000円、50%プランだと1日5000円の免責金額の設定があります。
つまり、70%プランだと1日7000円、50%プランだと1日5000円以内の治療費であれば保険金は1円も出ないということ。
入院や手術ならまだしも、ちょっとした通院程度なら、7000円や5000円以上になる頻度というのはそうそう無い・・・。
ということで、この免責金額設定はちょっとハードルが高過ぎる、という印象ですね。(その分、保険料もガクッと下がるので、この辺は飼い主さんの考えにもよるとは思います。)
しかも、免責金額の計算方法がちょっと特殊。
一般的には、(治療費 ー 免責金額) × 補償割合 =受け取り保険金 となりそうですが、SBIのペット保険のライトプランは違います。
これが、SBI損保ペット保険ライトプランの保険金の計算方法です。
ちなみに、2万円の治療費の場合は、
- 70%ライトプランの場合:(2万円×70%)ー7000円=7000円 の受け取り保険金
- 50%ライトプランの場合:(2万円×50%)ー5000円 =5000円 の受け取り保険金保険金
となります。
で、この計算方式のデメリットとしては、

いくらになれば保険金が請求できるの?
という部分が分かりにくいこと。結論から言うと、50%プランも70%プランも、1万円ぴったりの治療で、受け取り保険金が0円になります。
- 70%ライトプランの場合:(1万円×70%)ー7000円=0円 の受け取り保険金
- 50%ライトプランの場合:(1万円ー5000円)ー5000円 =0円 の受け取り保険金保険金
つまり、
ということです。
もちろん、どちらにせよライトプランは免責金額設定が大きいので、ある程度(1万円以上の)高額治療に備える、という前提の方が多いはずです。
なので、あまり気にしなくてもいい部分かもしれませんが、ちょっと特殊なポイントなので、解説をしておきました。
先天性・遺伝性疾患への対応
これは基本編でもそのまま記載してますが、SBIペット保険は先天性・遺伝性疾患は補償対象外となります。
ここに関しては、そもそも先天性・遺伝性疾患が補償対象となるペット保険が多くなく、まして保険料がかなりリーズナブルな保険になるので、この辺はしょうがない部分ではあると個人的には思います。
一方で慢性疾患についてはしっかりと対応されるので、むしろ先天性・遺伝性疾患が補償されないというデメリットにフォーカスするよりは、慢性疾患に対応される、というメリットにフォーカスすべきところ、とも言えますね。(※ちょっと「デメリット」とは趣旨の違った解説になってしまいましたが・・。)
加入者増により、条件については改訂がある可能性あり
最後に、これはあくまでも推測の話なので、現時点ではここまで考える必要なはい、ということを断っておきます。
ただ、一応その他のペット保険の経緯も含めて、あくまで1つの可能性として言っておくと、
SBIペット保険は数年前から本格的にサービスをスタートしたため、今は加入者もそれほど多くな炒め、これから加入者が増えていく中で条件の改訂が行われる可能性は十分考えられます。
加入者増や、保険金の支払い金額が増えることで、新たに条件がついたり、保険金が上がったりすることがあります。
もちろん、これはすべてのペット保険会社に言えることではありますが、SBIペット保険はサービスが始まったのが他のペット保険に比べて最近なので、このリスクは多少他のペット保険よりは高いかな、というところですね。
デメリットを踏まえて総合的にSBIペット保険ってどう?
ということで、ここまでSBIペット保険のデメリットについて、私の考えるところで全て挙げてみました。
色々言ってきましたが、これらを踏まえて結論から言うと、
保険料から言って補償内容、つまりコスパはかなり良いペット保険だと言えます。
もちろん、最大のデメリットである、パテラ、歯科治療、椎間板ヘルニアが補償対象外となる、と言ったことや、ライトプランの免責疾病に注意、などはありますが、そこさえ飲み込めれば、
この保険料の水準(免責金額無しのスダンダードプラン)で、これだけ補償のしっかりしているペット保険は無いと思います。
なので、特に保険料は抑えたいけど、ある程度補償はしっかりしたところがいい、という場合には現時点で、かなり優先度の高いペット保険であることは間違いありません。
コメント
今年、9歳になる猫が1年間、SBIの保険に加入しておりました
我が家は、7匹猫がいますので、値段の安さにひかれ入りましたが、1つ落とし穴上がりました
今現在、日本ペットプラス、楽天ペット保険にも他の猫が加入しています
こちらの2社は、前年度に使った病気でも特約条項が付かず、例えば、腎不全など完治する見込みがなく、長年に渡り治療が必要な物も使い続けることができます
SBIに関しては、出来ません
今回、サービスセンターに問い合わせ聞いたところ、何度も同じ病気で通院された場合特約条項で使えなくなる、また健康状態によって更新が出来ないことも有ると、言っておりました
なので、今回は更新を断りました
猫が、10歳過ぎて万一腎不全を患いかけている保険が使えず、更新もできない状態になることが有りうるからです
似たような金額で、楽天のあんしんペットなら、安心です
また、日本ペットプラスも安心はできますが、年々掛け金が上がり続けます
多頭飼いには、あんしんペットが一番です
ただ、こちらも落とし穴有りですが(;^_^A
予防接種を受けていても、カリシウイルスや鼻気管支などの風邪を引くことが猫には有ります
それに関しては、保険が使えないことです
ま、猫風邪なら予防接種を受けている時は、抗生剤のお薬で殆どが治るので、問題はないと思います
もし、拗らせ肺炎などになった時は、保険は使えます
なんか、変ですよね(笑)
7匹のにゃんこさん
こんにちは!
コメントありがとうございます^^
SBIペット保険に実際に加入されてらっしゃったということで、
非常に参考になります!
>今回、サービスセンターに問い合わせ聞いたところ、何度も同じ病気で通院された場合特約条項で使えなくなる、また健康状態によって更新が出来ないことも有ると、言っておりました
ということは、慢性疾患に対して制限がかかったり、更新ができなくなるということですね。。
この辺、以前調べた時には大丈夫そうだったのですが、ちょっとこちらでも一度確認してみようと思います。
>予防接種を受けていても、カリシウイルスや鼻気管支などの風邪を引くことが猫には有ります
>それに関しては、保険が使えないことです
こちらに関してもそうなんですね^^;
まず、予防接種を受けていてもカリシウイルスや鼻気管支などになることがあるとは知りませんでした。
であれば、免責対象にはしてほしくないですよね^^;
そこから拗らせた肺炎はアリというのも、まぁ、便宜上どこかで線引きはしないといけないのは分かりますが、
確かに変ですね^^;
ということで、慢性疾患の件に関してはまた経過報告をしたいと思います!
非常に貴重な情報ありがとうございました^^
P.S.慢性疾患についてですが、実際に現在までのところ適用になった事例はないとのことですが、
将来的にそのような条件がつくようになっていく可能性はあるとのことでした。
SBIペット保険自体がまだ始まって日が浅いということで、不透明なところは多いみたいですね。