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【全ペット保険共通】入る前に必ずチェック!ペット保険の支払い適用外となる場合まとめ

チワワ君の飼い主
チワワ君の飼い主

こんにちは!

チワワ君の飼い主です。

今日は、

ペット保険って、どこからどこまで保障されるか分からないから不安よね・・・。

予防接種とか、病院でもらうサプリ、療法食とかって補償されないの?

と、ペット保険についてまだ調べ始めたばかりの方へ、全てのペット保険会社共通で保険金の支払い対象外となる場合についてまとめました!

まずはここをしっかり確認してから、個別のペット保険の補償の違いについて確認していくと、ペット保険選びもかなりスムーズにいきますよ^^

全ペット保険共通で免責・不担保となるもの

ではまず、全体像を掴んでもらって、その後、それぞれ個別の詳しい紹介しをしていきたいと思います。

全てのペット保険会社、プラン共通で一律に保険金の支払い対象外となってしまうのはこう言った場合です。

  • 飼い主が故意で引き起こしたり、重大な過失があって起こったもの。
  • 自然災害によるもの
  • マイクロチップ埋め込み費用
  • 保険加入前・待機期間中にすでに発病・発傷していたもの
  • 待機期間中の傷病
  • 正常な妊娠・出産にかかるもの
  • 耳掃除や肛門腺絞り、爪切り、歯石とり、シャンプー、イヤークリーナーなどの日常のケアやそれに用いられるもの
  • さいヘルニア(いわゆる出べそ)・そけいヘルニア
  • 停留睾丸
  • ワクチンや予防接種により予防できる病気
  • 去勢・避妊手術
  • 症状を伴わない検査・健康診断費用
  • 予防医療(ワクチン接種費用、フィラリア、ノミ、ダニの予防薬など)
  • 健康食品・医薬部外品・代替医療
  • 治療にかかわる治療以外の費用

基本的に、予防や症状を伴わない中での処置といったものは保証の対象外となります。ここを押さえた上で、特に重要な項目についてピックアップして、次から詳しく説明していきますね。

保険加入前・待機期間中に発症した病気・ケガ

まずは、保険加入前から発症していて、継続的に治療中の傷病に関しては、ペット保険に加入した後も保険金支払いの対象外となります。

これは分かりやすいかもしれませんが、もう一つ。正式に保険契約後も、各社一定期間は保険金の支払い対象外となる、「待機期間」というものを設けています。

この待機期間中は、厳密には契約は既にスタートしているのですが、この間に発症した傷病については、待機期間後も補償対象外となってしまいます。

この待機期間は、各ペット保険会社によっても期間はまちまちなので、下のリンクから各社の待機期間を確認してください。

正常な妊娠・出産にかかる処置

次に、妊娠や出産にかかる処置について。

これは、人間の場合も同じなので人によっては分かりやすいかもしれませんが、妊娠や出産については、病気だと見なされません。

なので、正常な出産や妊娠で何か費用が発生した場合でも、これはペット保険の保険金の支払い対象外となります。

ただし、何か分娩の際に母体に生命の危険が及ぶような事態になった場合はその限りではなく、ペット保険の保険金が下りる場合があります。

※例えば、げんきナンバーワンスリムでは、緊急性の高い帝王切開の場合、保険金の支払い対象となったりします。

https://with-tiwawa.com/?p=7069

去勢や避妊にかかる費用

次に、男の子の去勢や女の子の避妊にかかる費用について。これも、病気や症状を伴っていないですし、どちらかというと予防目的でもあるので分かりやすいかもしれませんが、全てのペット保険で共通して、保険金支払いの対象外となってます。

※ちなみにこれは余談ですが、逆に、避妊・虚勢をしていない場合、ペット保険加入時に不担保条件(補償対象外)がつくペット保険も中にはあったりします。

肛門腺絞り、爪切り、歯石取りなどの日常ケアやそれに必要な道具

これもわかりやすい部類に入るかもしれませんが、肛門線絞りや爪切りなどを動物病院でやってもらう方もいると思いますが、こういったところも保険金の支払い対象外となります。

また、歯石取りに関しては、危険が伴うため、全身麻酔をしての処置となることが多いですが、これも病気やケガに対しての治療ではないため、保険金の支払い対象外となります。

健康診断や症状が伴わない検査費用

次に、健康診断や症状が伴わない検査費用。これも保険金の補償対象外となります。

健康診断についてはわかりやすいと思いますが、ペット保険によっては、年齢によって健康診断の提出が求められることもあります。その辺は、加入後に返金してくれてもいいよなぁ、とは個人的には思ったりしますが、こちらも実費になるようです。

また、検査費用については、何かしら症状があっての検査であれば、基本的に補償はされますが、ペット保険によっては、「検査の結果、何も治療を行わなかった場合は補償対象外」という条件付きのところもあったりします。

>>ペット保険によって対応が分かれる病気・事故まとめ
※ここの誤飲・誤食の項目を確認してください。

検査をしたのに、何も治療を行わないとか、そんなことある?

と、思うかもしれませんが、例えば、

ボタン電池を机の上に置いておいたけど、見当たらない・・。ぱっと机の下を見ると愛犬が・・。そして、確かにちょっといつもと違って具合が悪そう。「もしや、この子が飲み込んだの・・・!!?」

と思って急いで病院へ駆け込んで検査をしても何も出てこなかった・・。

という場合。稀かもしれませんが、こういう場合では、ペット保険会社によって補償されるかどうかは対応が分かれる、ということですね。

混合ワクチンや狂犬病ワクチン、フィラリア、ノミ・マダニの予防薬

次に、予防接種やワクチン、フィラリアの予防薬などについて。

ここは個人的には補償して欲しいな〜とは思うところではありますが、やはり全てのペット保険共通で補償の対象外となってしまいます。

  • 狂犬病
  • 混合ワクチン
  • フィラリア予防薬

このあたりは、毎年やっている、という方が多いと思いますが、ペット保険に加入したからといって、この辺の負担が軽くなるわけではない、という点には注意です。

予防接種・ワクチンによって予防できるとされている病気一覧

また、予防接種やワクチンによって予防できる、としている病気については、ほとんど各ペット保険会社で共通していますが、中にはちょっと違う記載のあるペット保険会社もあったので、その辺を表にしてまとめてみました。

細かくみていくと、混合ワクチンを何種にするか?というところにまで発展もできますが、そこまで考えるとややこしいので、とりあえず参考までにどうぞ。

病名
アイペット 犬パルボウイルス感染症 、犬ジステンパーウイルス感染症、 犬パラインフルエンザ感染症、 犬伝染性肝炎 、犬アデノウイルス2型感染症、 狂犬病、 犬コロナウイルス感染症、 犬レプトスピラ感染症(黄疸型及びカニコーラ型)、、 猫汎白血球減少症、 猫カリシウイルス感染症、 猫ウイルス性鼻気管炎 、猫白血病ウイルス感染症①※
アニコム ①※の病気+フィラリア感染症
アクサダイレクト ①※の病気+猫クラミジア感染症など
au損保 具体的な疾病の記載無し
PS保険 ①※の病気+フィラリア感染症、及びこれらに起因する病気
ペッツベスト 具体的な病名の記載無し
日本ペット 具体的な病名の記載無し
ペット&ファミリー ①※の病気と同じ
FPC ①※の病気と同じ
プリズムコール 具体的な病名の記載無し
楽天ペット保険 ①※の病気+ノミ・マダニ感染症
イオンのペット保険 具体的な病名の記載無し
SBIいきいき小短 ①※の病気+クラミジア
イーペット ①※の病気と同じ

 

療法食やサプリメント

予防接種やワクチンに引き続き、療法食やサプリメントに関しても、全てのペット保険で等しく補償対象外となってしまいます。

ただ、療法食などは個人的にはペット保険で補償されてもいいのにな〜とは思うところです。ここは、ご飯というよりも、どっちかというと薬に近い領域だと思うので・・。

うちのチワワ君も色々試しましたが、サプリメント代続けていくと結構ばかにならないですからね〜。。

ただ、サプリについてもペット保険で補償はされません。

療法食やサプリメント代についても、ペット保険に期待するのはやめましょう・・。

全ペット保険共通で補償対象外となる場合まとめ

ということで、ここまでが全ペット保険に共通して補償対象外となる場合について、まとめてみました。

この記事をしっかり確認してもらえれば、全ペット保険に共通して補償対象外となる場合については、網羅できているはずです。

ただ、ここまででまだスタートライン。

ここを踏まえて、各ペット保険によって補償されるのか、されないのか、対応が変わってくる病気や怪我もあるので、次はそちらも確認していきましょう。

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