【ガーデン】いぬとねこの保険最大のデメリット!リセットされない限度額に開いた口が塞がらない。

※注意この記事には古い情報が掲載してあります。こちらの文章を読んでいただき、経緯をご確認下さい。
この件に関して、ガーデンに二度目の確認の問い合わせを行ったところ、確かに2017年4月から制度が改訂されて、
「慢性疾患、同一疾患であったとしても翌年にはしっかり限度額がリセットされる」という確認が取れました!
ですので、晴れてこちらでアナウンスさせて頂きます。
また、こちらの記事ですが、確認が取れたため消去しようとも思ったのですが、ことの経緯を知りたい方もおられると思いますので、
こういった形でしばらくは残しておこうと思います。
コメントで情報を教えていただいた、くろねこさん、チロさん、昊さん、ありがとうございましたm(__)m

ネットでけっこう人気だと言われるガーデン少額短期保険株式会社のいぬとねこの保険ですが、実はかなり大きな落とし穴があったので記事にします。

いぬとねこの保険は保障割合と年間限度額がプランによって決まっており、その中で自由に保険金の受け取りが可能な保険です。
こんな風に年間限度額だけが決まっていて、その中で自由に保険が使えるというのはフルで保険を使えるので非常に使いやすいですが・・・。

限度額がリセットされない恐怖

この保険は年間限度額と書いてあるので、仮に今年発症した病気であっても来年度更新すればすべてリセットされると思うじゃないですか。

ただ、このいぬとねこの保険に関しては今年発症して保険金を請求した病気に関しては、次年度以降も保険金の残量が繰り越されます。
そして、その病気については一生年間限度額が適用され、それがなくなればその病気では保険金がもらえなくなるということです。。

例1同じ病気で受け取った保険金はリセットされない

例えば、仮に70%のプラチナプランに加入したとして今年皮膚病を発症したとしますよね。
保障割合が70%の年間限度額は70万円です。

そして、今年治療費として20万円がかかって保険金を満額もらったとします。
年間限度額が70万円なので、今年度使える保険金は50万円ですよね。
これは分かると思います。

ただ問題はここから。

本年度ガ皮膚病で20万円の治療費がかかり、今年度の保険の支払い金はその20万円のみだったとします。
そして、次年度になりました。
前の年に皮膚病を発症して完治をしたのですが、今度は別の原因でまた皮膚病になったとします。

このとき、また同じく20万円の治療費がかかりました。
さて、このときこの皮膚病に対して使える保険金は何円になるでしょう?

実はあと30万円しか使えないことになります。

普通の感覚であれば、年間限度額という名前からして年度をまたいだら使える保険金はまた満額の70万円使えると思うじゃやないですか?

でもそうじゃないんですね。
これは何年たってもリセットされないので、一生続きます。
つまり、同じ病気やケガに対して一生で最高70万円しか保険金は下りません。

例2同じ年度に発症した疾病は限度額が共有される

で、もっというと同じ年に皮膚病と心臓疾患を別々に患ったとしますよね。
で、それぞれ20万円の治療費がかかり、合計40万円の治療費がその年はかかったとします。

さて、次年度に皮膚病で受け取れる治療費はいくらでしょう?
年間限度額70万円ー治療費20万円=50万円が同じ病気であればリセットされないので50万円だと思うでしょう?

実際は30万円しか保険金は使えません

先ほどは同じ病気に対して一生の限度額が70万円だということを書きましたが、実はこれ同じ年度に2つ病気が発症すれば、その2つの合計限度額が70万円になってしまいます。
もちろん、これは年度をまたいでもリセットされることはなく一生続きます。

先ほどの例でいえば、年間限度額の70万円から皮膚病と心臓疾患の合計40万円が差し引かれて残り30万円しかこの2つの疾患に対しては一生保険が下りません。

残り15万円ずつ使えばもうどちらも保険金は下りなくなりますし、どちらかで30万円使ってしまえば同じくどちらに対しても保険金は一生下りません。

まとめ

高額治療費が発生した疾病に関して、翌年度から保険金の対象外になることや、同じ原因で発症した病気であれば使った保険金がリセットされずにずっと繰り越されるという保険会社はいくつかありますが、これはちょっと驚いてしまいました。

極端な話、現実にはあり得ないことかもしれませんが、同じ年度に10個の疾病を同時に発症したとしたらその10個の疾病に対して生涯で合計70万円の保険金しか下りないってことですよ・・。

この辺をよく分らずに入会した方もおられるのではないでしょうか・・・。

もちろん、ここだけにフォーカスして【ガーデンいぬとねこの保険】が良くない保険というつもりはありませんが、しっかりとこういったことを知ったうえで入会してほしいと思います。

このことを書いているブログなどがほとんどないとすると、こういったことで保険金がもらえなくなった人がまだ出ていないということなのかもしれませんが、これから加入を検討している方はお気を付け下さい。。

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