コエンザイムQ10といえば、人間用のサプリでもよく見かける成分ですよね。
今回は、コエンザイムQ10をワンちゃんが摂るとよいのか?また働きについて紹介したいと思います。
さらに、コエンザイムQ10の入ったドッグフードや、犬用サプリメントなんかもあるので、
一緒にチェックしてみてくださいね^^
犬が摂取したときのコエンザイムQ10の働きは?
犬がコエンザイムQ10を摂取した時の働きと、人間が摂取した時も同じ働きです。
同じ哺乳類なので当然ですが^^;
コエンザイムQ10の一番有名な働きといえば、抗酸化力だと思います。
老化の原因として悪名高い活性酸素ですが、この活性酸素の働きを抑え体の酸化を防いでくれるのが抗酸化作用。
コエンザイムQ10は抗酸化力が高く、アンチエイジングの成分として人気が高いです。
また、もともと人間の心疾患や脳出血の治療に医薬品として使われいたという歴史があり、
ワンちゃんの心疾患などにも良い働きがあるとするデータもあります。
また、免疫細胞や白血球の働きを促進したり、糖質の代謝にかかわる働きがあるとも言われています。
犬のコエンザイムQ10の摂取量は?摂りすぎると副作用はあるの?
ワンちゃんのコエンザイムQ10の1日の推奨摂取量や上限摂取量などは今のところ規定がないようです。
実はコエンザイムQ10の厳密は摂取量や上限摂取量に関しては、人間ですらよくわかっていないというのが現状で、
いわんや、犬をや・・という感じなんですね。。
ただし、高用量のコエンザイムQ10を人間が摂取しても胃腸の調子が悪くなるくらいで、
深刻な症状などは報告されていないのが現状です。
だからといって、いくらでも摂取したらいいかというとそういうわけでもないと思うので、
少なくともコエンザイムQ10の入った製品を摂取するときには、記載のある用量は最低限守るべきではないでしょうか。
コエンザイムQ10が入ったドッグフード
ではでは、いよいよコエンザイムQ10が実際に入っている犬用の製品について紹介していくわけですが、
まずはドッグフードから。
数は少ないですが、コエンザイムQ10を配合しているドッグフードも販売されています。
セレクトバランス
まず一つ目はアメリカ原産のセレクトバランス。
以前、行きつけのペットショップでダイエットフードとしておすすめされたことを書きました^^
ここにも書いた通り、セレクトバランスにはダイエットフードやラムベースのものもありますし、
シニア用にはグルコサミンが入っていたり、皮膚・被毛ケアのための不飽和脂肪酸や腸内環境のためのオリゴ糖などといった栄養素が付加されているのが特徴。
マルチバランスドッグフード
次に国産のフードでコエンザイムQ10が入っているのがマルチバランスドッグフード。
マルチバランスフードもセレクトバランスと同じように、ライフステージ別のラインナップがあったり、
乳酸菌やオメガ3やオメガ6などのフィッショイルも配合しています。
さらに、クロレラや通常のグルコサミンよりも生体利用率が高いと言われているN-アセチルグルコサミンも配合されいます。
>>>マルチバランスドッグフードをチワワ君に食べさせてみた。
コエンザイムQ10が入った犬用サプリ
次に、フードの中にコエンザイムQ10が配合されているものではなく、
通常の御飯とは別途で摂取するコエンザイムQ10の犬用サプリメントについて紹介します。
サプリメントでは、配合しているコエンザイムQ10は、
体内で無駄なく利用されると言われる還元型であることが謳われているものが多いです。
カネカ還元型コエンザイムQ10
人間用のコエンザイムQ10のサプリメントを販売していることでも有名なカネカの犬用商品。
スプーン一杯あたり、大体30mgの還元型コエンザイムQ10が摂取できるとされています。
コエンザイムQ10のほかは余計な成分などは入っていないのが特徴。
DHC犬用コエンザイムQ10還元型
1粒あたりのコエンザイムQ10の配合量は10mgとカネカよりも少ないですが、
カネカの商品に対して、DHCはその他にも抗酸化成分であるイミダゾールジペプチドや、
タウリンなどが配合されています。
まとめ
- コエンザイムQ10は強い抗酸化力が特徴の栄養素。
- 人間同様、犬が摂取した時の働きについても体の酸化を防ぎアンチエイジングなどの働きが認められている。
- 犬のコエンザイムQ10の推奨摂取量、上限摂取量について厳密なことはまだ分かっていない。
- コエンザイムQ10を配合したドッグフードや犬用サプリメントがある。