こんにちは!飼い主です。
今日はペット保険に関する永遠のテーマについて私の意見を書いていきたいと思います。
それが、「ペット保険は必要なのか?」についてです。
この議論については、私自身もずっと考えてきましたし、ペット保険について色々な質問に対して答えてきた中で自分なりの答えが見つかったので、ここでお伝えしていこうと思います。
ペット保険は必要ない!勿体無い!という人の主張
まずは、ペット保険は必要ないという人の意見ですが、大きく分けて2つです。それが、下記の2つです。
- 高い保険料を支払ってるのに、それに見合った保険金が支払われない
- せっかくペット保険でお金が下りると思ったのに、補償対象外と言われて保険金が下りなかった。
私自身も色々な加入者さんの意見を聞いていったり、ペット保険に関する色々な相談にも乗ってきましたが、詰まるところペット保険加入が必要ないという理由はこの2つに行き着きます。
で、ここで予め結論を言っておきますと、ペット保険について知識がない状態であれば、この2つの不満や意見が出てきても何ら不思議ではありません。
逆にいうと、ペット保険とは何なのか?何のために入って、どういう役割を担うのか?というところが明確になっていれば、こういったトラブルや不満は出てきません。
その理由について、次から詳しく説明していきます。
払ってる保険料よりもらえる保険金が圧倒的に少ない
これ、言っておきますが、ほとんどの人にとってそうです。
「高い保険料払ってるんだから、しっかり元をとるくらい保険金が支払われないと詐欺だ!」と考えている方がいれば、その方は確実にペット保険に加入しない方がいいです。
なぜなら、大多数の人にとって、
支払われる保険金 < 支払う保険料
となるのは揺るぎない真実だからです。
これ、身近な保険を考えてみればよく分かるのですが、自動車保険に入っていて毎年の無事故だからって、「損したー!」と思う人はほとんどいないと思います。
それは、保険「まさか」の時のためであることが分かっているからです。その「まさか」があった時に仮に保険に加入してなかったら、一生を棒に振る(例えば、人身事故の加害者になってしまい、無莫大な慰謝料を支払わなければいけなくなった時。)可能性があるので、そのための保険だという認識がほとんどの人の頭の中にあるからです。
その「まさか」の時に備えて、「車貯金しよう」なんて考える人はいないですよね。一生涯で、自動車保険に加入しているほとんどの人が、
となっているはずですが、それに文句を言う人はほとんどいません。
「補償される金額が全く違う!」という反論もあるかもしれませんが、保険という仕組みと原理的には全く一緒です。
もっと身近なところで言うと、人間の国民健康保険もそうです。高い人では、毎月5万円〜6万円も支払っているわけですが、これを元をとれている人が全国で何%いるでしょう?ほとんどいないのではないでしょうか?
でも、文句も言わずにみんな保険料を支払って(会社員の方はお給料から天引きされて)いるわけです。
ですが、ペット保険となると、とたんに元がとれるか?取れないか?という視点で考えるようになるんですね。
ペット保険も他の保険と同じ。「まさか」の時の文字通り“保険”として入るものです。自分が払った保険料が、どこかのワンちゃんの助けになっている。そして、自分のワンちゃんが『まさか』の時に、「しっかり助けてもらえる」と言う相互扶助として加入するものです。
支払った保険料と支払われた保険金を常に計算して、天秤にかけて「損している!」と思う方にはそもそも保険という制度自体が向いていないと思うので、まずペット保険に加入しない方がいいでしょう。
支払われると思った保険金が支払われなかった
次に、「うちの子が病気をして、治療費でせっかく助けてもらえると思ったのに、保険金は出ませんと言われた」というケース。
これは、先ほどの場合と違って非常に理解できます。せっかくペット保険に加入していて、「まさか」の時に補償してもらえなかったら、「何のための保険なんだ・・」と思ってしまうのはすごく分かります。
ただ、これに関しては「知らない」だけで、実際によくよくペット保険の基礎的なところや、各ペット保険会社の「重要事項説明書」と呼ばれる補償対象が補償対象外となるかを記した条件のところをしっかりと把握していれば、防げることだったりします。
例えば、避妊や去勢手術に関しては、ペット保険は補償対象外となります。(これは、全てのペット保険で共通です。)
これ結構知らない人が多くて、「必要な手術をしたのに、なんで保険金が支払われないんだ!」という人が結構います。
ペット保険は基本的に病気の予防や出産、避妊手術には保険金の支払い対象外となります。(人間の医療保険の場合も一緒ですよね。)
この辺りを知らずにペット保険に加入して、「動物病院での治療は全て保険金が下りるだろう」と軽い感じで加入すると、期待を完全に裏切られる結果となってしまいます。事前に基礎的なペット保険の知識はざっと確認しておくことを強くお勧めします。
また、ペット保険会社や加入するプランによっても、こっちのペット保険会社では補償されるのに、こっちでは補償されない、というケースも多いです。
例えば、パテラ(膝蓋骨脱臼)や歯肉炎や歯周病などの口腔治療は明確に補償されるペット保険と、補償されないペット保険があったりします。
こういったペット保険各社の補償内容をしっかりと把握して比較した上でないと、本当に自分たちのケースに最適なペット保険選びはできないのです。
ペット保険に加入すべきでないケース
では、ペット保険に加入しない方がよいというケースについてお伝えしていきます。私は基本的にペット保険推進派ですが、これからお伝えする2つのケースに当てはまる場合はペット保険に加入すべきではないと思ってます。
むしろ、ペット保険に加入すると飼い主さんもワンちゃんも不幸になってしまう可能性が高いので、こういった場合相談されたら全力で止める、というケースです。
毎月の生活が苦しい中でペット保険に加入する
毎月の生活費でいっぱいいっぱいの中でペット保険に加入することは絶対に避けましょう。もちろん、「可愛いペットに何かあったら・・・」と心配する気持ちは非常によく分かります。
ただ、前にも言いましたが、ペット保険は保険という商品の特性上、損をする=支払う保険料よりも支払われる保険金が少ない、という場合がほとんどです。(※これは、保険の特性というところでお伝えしましたね。)
これは、将来のことを考えて毎月せっせと宝くじを購入しているようなものです。(保険金が支払われる確率はもちろん宝くじよりも高いですが、わかりやすくいうとこういうことです。)
それなら、ペット保険に支払う資金を毎月確実に積み重なる貯蓄として貯めていた方が汎用性もあり、おすすめです。
保険料の元を取ろうと思ってペット保険に加入する
もう一つは、支払ったペット保険の保険料に対するリターン(保険金の支払い)を過剰に求めてしまう場合です。
ペット保険って、そもそも損得で加入するものではないです。健康であれば損をするのは当たり前ですが、それを損していると感じるのであればペット保険は加入すべきではないし、現在加入しているのであれば今すぐ解約したほうがよいです。
ペット保険に加入しない場合の備えについて
では、ペット保険に加入するのはやめとこう・・という場合でも、やっぱり何かあった時の備えがあれば安心ですよね。
そういう方には、毎月ペット保険に加入していると仮定して、月にいくらか貯蓄していくのがおすすめ。まさかのときにはペット保険の代わりとして支えになってくれますし、保険料として支払うわけではないので、使わなかったとしても余計な罪悪感や勿体無さを感じることがありません。
そして、もし生涯を通して利用することが無かったとしても、ペットが最後に残してくれた大切なお金として残ります。「お疲れ様、今までありがとう」と言われているような、あなたにとって大切なお金となってくれるでしょう。
ただし、積み立てに強制力がない分、やろうと思ってもなかなかペット貯金はできない・・・という方も結構います。(初めはやってたけど、いつの間にかやらなくなってしまった・・。というケースは非常に多いです。)
また、毎月の積み立て額を3千円としても、1年で3万6000円。10年積み立てても36万円です。その間に大きな治療費が発生する可能性もありますし、高額治療になると36万円も一瞬で吹っ飛んでしまうような治療費になる場合もあります。
そういったリスクも考えた上で、積み立てペット貯金にするかペット保険にするかは考えた方が良いです。
ペット保険への加入をおすすめできるケース
では、今度はペット保険の加入をおすすめするケースについて話をしていきます。以下のケースに関しては、ペット保険に加入した方がよいケースです。
ペット保険の保険料を支払うことで精神的な負担が大きくない
ペット保険の保険料を支払っても、それほど精神的な負担が大きくない、という場合。ペット保険に加入していて一番良くないのは、毎月の支払い保険料を見てため息をついてしまうこと。
本来、ペット保険を使う=ペットが病気になる、怪我をするということです。本来保険を使わないことはよい事であるにも関わらず、こう感じるということは(そんなつもりはもちろんないとは思いますが)結果的にペットの病気や怪我=ペットの不幸を潜在的に願うような形になってしまいます。
これは絶対に良くないです。ペット保険で毎月支払っている保険料が過度に負担であるとか、どうしても損得で考えてしまう人はペット保険の加入は控えた方がよいです。
保険料はもしもの時の安心料で、相互扶助の仕組みだと理解している
逆に、ペット保険を何かの備えとして割り切っていて、保険金が支払われない=損をすることがよいことだし、支払っている保険料も他の飼い主さんの愛するペットたちの幸せに繋がっていると、そう思える方はペット保険の加入をぜひ検討して欲しいです。
何かあった時に治療費用やお金のことで後悔したくない
そして、何と言っても、何かあった際に治療費用のことで治療を諦めざるを得なくなったりと、後悔をしたくない、という方。
もちろん、どこかでペットの死というのは付きまといますが、それでもできる限りのことはしてあげたい、というのは全ての飼い主さんが心から思っていることです。
ですが、人間と違い基本的な保険のシステムがないため、手術や治療費も莫大になってしまうことも少なくありません。
もちろん、人間と同じでどこまで治療を受けさせるのか、そしてどこで現実を受け止めるのか、という線引きは必要です。ただ、それはやっぱり飼い主さんのそれぞれの考え方によるので、ペットに対してとことんできることはやってあげたい、やり切りたい、お金のことで諦めたくない、と考える方にとっては、ペット保険に加入することは非常に大きな安心感につながるでしょう。
動物病院での高額治療費の例
ということで、ここでは動物病院で一体どんな高額治療費になる可能性があるのか?実際の動物病院の料金表から見ていきましょう。
具体的な治療費については、動物病院によってまちまちです。なので、この病気や治療をすればこの治療費がかかる、と一概には言えません。
ただし、ある程度の相場感はとしてペット医療の高額治療費とは一体どのくらいかかるものなのか?という部分を把握しておくことで、いざという時に心構えができるでしょう。
また、万が一のためにペット保険に加入するのか、しないのかという部分で判断の助けにもなります。
ペット保険について理解し、適切なペット保険選びができる
最後に、ここが非常に重要なところです。それが、ペットしっかりと各ペット保険の情報を比較して、自分やペットに合った最適なペット保険選びをする、ということ。
「そんなの当たり前じゃないか!」
と言う方もおられるかもしれませんが、そうとも言えないのが現状なのです。というのも、ペット訳についての正しい情報や、各ペット保険会社の良さやデメリットを比較するための、いわばペット保険選びにおいて必要不可欠な情報というのが本当に乏しいからです。
私自身も、チワワくんのペット保険を選ぶときに本当に苦労しました。
それは、ペット保険のことを教えてくれる人がほとんどいないと言うのと、実際に保険の代理店等へ話を聞きに行っても、損害保険や自動車保険等は詳しくしっかり教えてくれるにもかかわらず、ペット保険のことになる、(あまり案内することがないのか情報として浅いものしか教えてくれない)全く比較するための有益な情報が得られないと言うことです。
http://with-tiwawa.com/?p=5958
参考:ペット保険は保険の窓口で聞いても意味ないとつくづく感じた。
そしてネットにも、ペット保険の詳しい情報と言うのはほとんど載っていませんでした。だから、自分でゼロからペット保険について調べて、各ペット保険会社の比較をする必要があったのです。
そしてできたのが、このページです。
https://with-tiwawa.com/?p=984
【ペット保険・共済全16社を完全網羅】犬・猫のペット保険はどこがいい?安さと補償内容で差がつく選び方完全ガイド
ぜひ、これからペット保険選びをする方の助けになればと思います。
【ペット保険加入で後悔する最大の要因】情報量が圧倒的に少ない
ということで、ペット保育園選びで一番のハードル、ヘッド保険の知識や各ペット保険会社の情報についてしっかり学んでいきましょう。
ペット保険のことを教えてくれる機会がない
まずは、ペット保険のことについて、しっかり教えてくれた理、アドバイスをもらえたりする機会がほとんどないということ、
後述しますが、人間の損保や医療保険、自動車保険のように保険の窓口などへ行って、ペット保険について聞こうと思っても、ペット保険について詳しく教えてくれる人がほとんどいない、ということ。
私自身も、実際の保険の窓口へペット保険について聞きにいったことがあるのですが、ほとんど役に立つことは教えてもらえなかった、という苦い思い出があります。
インターネット上でもペット保険に関する有益な情報が少ない
結果、ペット保険って入っておいた方がいいらしいよ、とあまり知識がないまま加入して、そんなつもりじゃなかった・・と後悔するケースは多いです。
つまり、ペット保険加入で後悔するのは、情報がないまま何となく加入してしまうケースが多いということ。ただそれはそういう人が悪いのではなく、ペット保険に関する情報が圧倒的に不足していることにあります。
そのペット保険に関する情報不足を解消するために、このブログで発信しています。
ペット保険加入で失敗しないためのロードマップ
ということで、失敗しないペット保険選びのための道筋=ロードマップについて、ここからは紹介をしていこうと思います。
失敗しないペット保険選びのための道筋=ロードマップについて、ここからは紹介をしていこうと思います。
色々と江頭間は複雑なところも多いのですが、まずはここをしっかり押さえておけば、ペット保険ナビがかなりスムーズになるであろうと言う4つのポイントに絞ってお伝えをしていきます。
それでは、まずは行っていましょう!
ポイント①ペット保険が支払われないケースを把握しておく
まず初めに、ペット保険が支払われないケースについて覚えておきましょう。ペット保険と言うのは、当たり前かもしれませんが、どんなことでも請求すると保険金がもらえるわけではありません。
まず初めに、ペット保険が支払われないケースについて覚えておきましょう。ペット保険と言うのは、当たり前かもしれませんが、どんなことでも請求すると保険金がもらえるわけではありません。
>> 【全ペット保険共通】入る前に必ずチェック!ペット保険の支払い適用外となる場合まとめ
特に、避妊治療や去勢手術等はどのポペットを見会社でも保険金支払いの対象とはなりません。
逆に、歯周病や膝蓋骨脱臼などはペットを県外者によって、保証されたり保証されなかったりと差のある事例でもあります。
ですので、ペット保険会社すべてにおける共通して保険金支払いの対象外となるケースを覚えておくこと。=この病気やケースについては一切ペット保険の保険金は支払われないものと考えましょう。
ですので、ペット保険会社全てにおける共通して保険金支払いの対象外となるケースを覚えておくこと。=この病気やケースについては一切ペット保険の保険金は支払われないものと考えましょう。
そして、ペットを県外者によって補償対象なのか対象外車なのかが分かれる病気について各社比較していき、自分に合ったペットを見を選ぶようにしましょう。
当たり前ですが、補償範囲=補償対象となる病気が多ければ多いほど、やはり保険金は高くなる傾向はあります。
その辺の、保険料との兼ね合いもありますが、まずはしっかりと今加入する保険がどういう疾病に対して補償対象なのか対象外とされているのかについては把握した上で比較検討しましょう。
ポイント②ペット保険加入時の保険料ではなく、加入期間トータルの総保険料で比較する
第二に、保険料についてです。保険料と言う、保険に加入する際だけに意識が向いがちです。例えば、ペット保険会社のホームページで、今の加入時のペット保険の保険料のシュミレーションなどできるページがあったりします。
ここで出た保険料が安かったからといって、そのペット保険に加入すると10年後、とんでもない目を見るかもしれません。
安かったからといって、そのペット保険に加入すると10年後、とんでもない目を見るかもしれません。
というのも、ペット間と言うのは、毎年保険料が上がっていきます。(※一部のペットを除いて、年齢が高くなればなるほど、毎年毎年ペット保険の保険料上がってきます。)
つまり、今現在の保険料よりも、これから加入していく中で支払わなければいけないであろうペット保険の保険料のトータル=総費用頭入れていく必要があるのです。
つまり、今現在の保険料よりも、これから加入していく中で支払わなければいけないであろうペット保険の保険料のトータル=総費用を頭入れていく必要があるのです。
例えば、10歳からの保険料が急激に上がり、「こんな保険料払えない…」と言うような、ケースも出てきてしまうのです。
なので、必ず保険料については、向こう5年から10年位、できれば15 〜16歳位までの保険料についてはしっかりと把握しておく必要があると思います。
そして、ペット保険会社によっては、ある一定の年齢までしかホームページ上でペットの保険の保険料を公開していないペット保険会社もあります。
最終的には、候補にあがったペット保険会社に実際に問い合わせをしてみて、しっかり年齢が上がってからの保険料も情報収集しましょう。
お問い合わせで聞けば、HPに載ってなくても保険料についてはしっかりと教えてくれるところがほとんどです。なので、この作業を絶対に怠らないようにしてほしいです。
ポイント③ペット保険各社の加入足切り年齢を把握しておく
次に、ペットを県外者の加入時の足切り年齢についてです。
ペット保険は、実はその年齢によって、加入できるできないと言う足切り条件と言うものが存在します。
一番早いとこだと、7歳までしか加入できないペットを見もありますし、逆に10歳を超えても加入できるペット保険もあったり、この足切り条件はペット保険会社によってまちまちです。
しかし、できるだけ多くの選択肢を残して多くのペット保険から最適なペット保険会社を選べるように、できるだけすべてのペットを保険会社の中から選べるような年齢(ここでは7歳まで)までに、ペット保険を検討するのがベターです。
ポイント④ペット保険に加入する期間としない期間とを作る
最後に、加入する期間と加入しない期間を分けるというやり方もあります。
これには、否定的な人もいます。というのも、ペット保険は一度病気になってしまうと、その病気は保証対象外となってしまう=不担保条件がつく場合があるからです。
そのため、一度1つのペット保険に加入したら、ずっとそのペット保険に加入すべき点といった意見も存在します。
ですが、私はこれには少々懐疑的です。というのも、健康なワンチャンであれば、病気が出やすくなる時期やそうではない時期といった波が必ず存在すると思うからです。
具体的に言うと、人間もペットも赤ちゃんのときには風邪もひきやすいですし、心配なのでちょっとしたことでも病院に行きたくなるでしょう。(私自身がそうでした)
なので、0歳から1歳までの赤ちゃん時期には、一つのペット保険に入る。そして、シニアになって、病気が出やすくなったり、体にもガタが来るであろう時期に、改めて生涯通して加入するペット保険への加入を検討する、というのがよいのではないかと思っています。
私自身も、実際にそのような考え方でペット保険に加入をしてきました。
具体的には、うちのチワワくんは0歳から1歳のときにはアニコム損保に入っており、1歳になった時にアニコムを解約をしています。そして、7斎になってから、またシニアに向けたペット保険選びをして、今のペット&ファミリーに継続して加入しています。
https://with-tiwawa.com/?p=14957
そして、この赤ちゃんの時とシニア犬になって一生涯加入することを目的としたペット保険を選ぶ際にはその選び方が全く違ってくるのです。
そう、ペットのライフステージによっても、選ぶペット保険も変化させていく、というのが大事だと思っています。
このような、私の考え方をしっかりとこのブログに詰め込んだので、少しでも共感していただいた方は、ぜひ色々と見てみてくださいね。そして感想などをぜひ聞かせてください。
https://with-tiwawa.com/?p=984
最後に「ペット保険加入後」の心構え
私自身、5年以上ペット保険に加入していますが、
ということで、ペット保険に加入すべき、すべきでない議論がいかに無駄なのか?という点についてお伝えしてきました。
それは、例えば「中学生になったら塾に通うべき」という議論のようなもので、それは全員が全員そうではなく、結局その人や家庭の状況によるのです。
ペット保険も、毎月の生活費が苦しいのに無理して加入するというのは絶対にやめた方が良いと思います。それであれば、ペット貯金としてより柔軟に使えるお金として残しておくべきです。
では、ペット保険は本当に必要ないのか?というとそうでもありません。(でないと、ペット保険というビジネスの仕組み自体が成り立ちませんよね。社会的に必要のない制度であれば、とっくの昔に淘汰されています。)
そして、先ほど挙げた2つのトラブルに関しては、総じてペット保険加入前にしっかりとペット保険全体としての仕組みと、加入するペット保険についての圧倒的な知識不足が引き起こしていると言えます。
※なぜなら、ペット保険に関する情報が今現在で圧倒的に少ないからです。この記事を読んでいる方なら既に分かっていると思いますが、ペット保険のことを相談しようと思っても、ほけんの窓口などでしっかりと説明してくれる人もいない、ネット上でもしっかりと具体的に各社のデメリットまで発信しているサイトがほとんどない、というのが原因です。
逆にいうと、このペット保険やペット保険各社のブラックボックスになっている情報をしっかりと把握した上で、正しくペット保険を比較することさえできれば、ペット保険は本当にいざという時の飼い主さんとペットの命綱となってくれるものです。
ペット保険について正しく理解し、自分やワンちゃんの状況にあったペット保険選びができれば、この上なく強力なパートナーとなってくれます。
また、ペット保険について正しく理解できれば、「あ、うちにはペット保険はいらないな」という判断も正しくすることができます。
この「正しく理解する」というプロセスがごっそり抜けていると、「ペット保険いらない」という意見も単なるヒステリックな思い込みに過ぎなくなってしまいます。
「他の人が言っているから」という理由だけで判断をすると、それこそ本当に「ペット保険に加入しておけば・・・」と後から後悔することにもなりかねません。(※実際にペット保険に未加入で、「ペット保険にさえあ入っていれば・・・」という飼い主さんの話は結構聞きます。)
なので、ペット保険がいる、いらない、と十把一絡げにして考えるのではなく、「ウチにとって必要なのかどうか?」という観点でぜひ考えてみて欲しいのです。