請求こんにちは、チワワ君の飼い主です。今日は、Amazonが手掛けるペット保険「わんにゃん安心保険」について紹介していきます。
Amazonの出すペット保険ということで、「ついにAmazonが保険業界に参入か?」と私も一瞬思いましたが、詳しく調べていくと実はこのブログでも紹介しているあのペット保険でした。
Amazonペット保険の正体は何なのか?から、Amazonのペット保険の特徴や具体的な内容まで深堀していきます。
Amazonペット保険「わんにゃん安心保険」の正体は?
ではもうさっそく、Amazonのペット保険の正体について明かしてしまいましょう。Amazonの名前がついてはいますが、その実ペット保険の中身はリトルファミリー少額短期保険です。
では、その本家リトルファミリーの「わんデイズ・にゃんデイズ」とAmazonの「わんにゃん安心保険」は何が違うのか?という部分も後でしっかり解説します。
Amazon「わんにゃんペット保険」の補償内容
では、実際の補償内容についてみていきましょう。同じリトルアンドファミリーのわんデイズ・にゃんデイズとどこが違うのか、という面も併せて確認していきましょう。
ペット保険の対象動物
対象動物 |
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犬、猫 |
補償対象となる動物については犬と猫のみ。ここはわんデイズ・にゃんデイズと変わりません。また、犬、猫以外のペットのペット保険を検討する場合は、アニコムかプリズムコールの2つから選ぶことになります。→うさぎやフェレットなど小動物、鳥類、爬虫類などの入れるペット保険比較
加入・更新の年齢制限
加入上限年齢 | 9歳未満(8歳11ヵ月まで) |
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更新上限年齢 | 終身 |
加入する際の上限年齢としては、8歳までとなっています。ここもわんデイズ・にゃんデイズと一緒ですね。ペット保険全体としては、やや足きり年齢は早めにくるペット保険といえます。
待期期間
ケガ | 実質30日後~60日 |
病気 | 実質30日後~60日 |
保険契約スタートから一定期間補償対象外となる期間があることを「待期期間」といいますが、Amazonのわんにゃん安心保険この待期期間が定義上はありません。ただし、保険申し込みから契約期間を30日以上、60日以内で選ばなければいけないという規定があるため、実質最低30日の補償対象期間が発生=実質の待期期間が30日~60日の間で発生するといえます。
この規定についても、わんデイズ・にゃんデイズと全く同じです。
プラン内容
50%プラン | 70%プラン | |
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補償割合 | 50% | 70% |
補償内容 | 通院・入院・手術 | 通院・入院・手術 |
年間限度金額 | 120万円 | 120万円 |
通院/年 | 30万円 | 30万円 |
入院/年 | 60万円 | 60万円 |
手術/年 | 30万円 | 30万円 |
次にプラン内容。結論から言うと、ここもわんデイズ・にゃんデイズと全く同じ。
パンフレットに「保険金請求の回数制限が無い」ことを一つの売りとして押し出していますが、通院、入院、手術ごとにそれぞれの上限金額が定められています。(ペット保険の中には、年間の最大金額だけが決まっていて、回数も通院や手術ごとの上限金額もなく、最大金額以内であれば自由に請求できるものもあります。)
Amazon「わんにゃんペット保険」の保険料
では次に保険料についてみていきましょう。犬の保険料と猫の保険料に分けて、他のペット保険の保険料と比較したグラフを記載しています。
※犬の場合は小型犬の70%を比較対象として、他のペット保険と比較しています。猫のペット保険はどのペット保険も共通となっているため、それぞれ70%プランを対象プランにしての比較です。
犬の保険料
全ペット保険の保険料を折れ線グラフで表しているため、かなりわかりにくいかと思いますが、Amazonのペット保険の犬の保険料は全ペット保険の中でもかなり低い水準となっています。
わんデイズ・にゃんデイズとの比較
わんデイズ・にゃんデイズと比較して補償内容の部分は全く同じでしたが、保険料の部分は若干の差が出ています。すべての年代において、Amazonのペット保険の方が若干低いという設定になっていますね。保険会社が一緒で補償内容が一緒であれば、もちろん保険料が安い方がお得なことは間違いないです。
猫の保険料
続いて全体の猫の保険料ですが、こちらも全ペット保険中でかなり低水準の保険料として推移していきます。もともと猫の保険料はどのペット保険でも低い水準となっていますが、その中でもアマゾンのペット保険の猫の保険料はかなり低水準のペット保険といえます。
わんデイズ・にゃんデイズとの比較
犬の保険料と同じく、Amazonのペット保険の方が全年齢で少し保険料が安くなっていますね。まだ免責疾病など紹介していない補償内容も残っていますが、補償内容が同じであれば保険料が安い方が良いのは当たり前の話。
保険料の割引制度
保険料自体が低水準なこともあり、多頭割引や無事故割引などの保険料の割引はありません。
保険金の請求・支払い方式
保険金請求方法 |
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後払いのみ |
保険金の請求方式に関しては、後払いのみです。ペット保険によっては、ペット保険証を見せて窓口で保険金との差額のみを支払えばよい「窓口清算」はできません。一度、実費ですべての医療費を支払った後、あとで保険金の請求をする後払いタイプとなります。
免責金額
免責金額 |
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無し |
自動車保険などの損害保険によくある免責金額、いわゆる必ず発生する保険金の請求対象とならない自己負担金のこと。この設定はAmazonのペット保険にはありません。
つまり、発生した保険金請求対象の治療費のうち、補償割合(50%または70%)をかけた金額がそのまま保険金請求対象金額となります。
Amazon「わんにゃんペット保険」の免責・不担保条件
では最後に、Amazonのペット保険の免責(不担保条件)についてみていきましょう。
免責疾病
膝蓋骨脱臼 | ○ |
誤飲 | ○ |
歯周病・歯肉炎 | × |
チェリーアイ | ○ |
股関節形成不全 | 〇 |
レッグペルテス | 〇 |
気管虚脱 | ○ |
椎間板ヘルニア | ○ |
てんかん | 〇 |
病理検査 | ○ |
診断書作成費用 | × |
時間外診療の割り増し費用 | × |
免責疾病とは、そもそもこの傷病や症状では、ペット保険の保険金分請求対象外となりますよと言うものです。簡単に言うと、こういったものについては保険の保証対象外ですよ、と言うものです。
予防治療やワクチンなど、すべてのペット間に共通するものもありますが、ここではそれ以外の各ペット保険によって免責対象になるかならないかが分かれるものについて個別に見ていきます。→全てのペット保険共通の免責対象になるものまとめ
ひとまず、パンフレットや重要事項説明書に免責対象として記載はあったについては、⚪︎として=保険金の請求対象として記載しています。対して、しっかりと保証対象外と記載になるものについて×と記載をしています。
Amazonペット券の特筆すべきところとしては歯科治療が対象外となるところです。歯周病や歯肉炎ももちろん保証対象外となります。この辺の歯科治療は他に保証対象とある。ペット保険もあるので、気になる方は他のペットもチェックです。
逆に、パテラや膝蓋骨脱臼やヘルニアなど、他のペット保険保証対象外になっていても、アマゾンのペット券では保証対象となっている疾病もあります。気になる疾病がある方については、よく確認しておきましょう。
慢性疾患・高額治療への対応
慢性疾患・高額治療への対応 | |
---|---|
○ | |
項目1 | 項目2 |
次慢性疾患や古学治療に対する対応についてです。午後については、例えば、PS保険なんかは同じ疾病が契約はまで続いたりするときには、保険金の上限がリセットされず、一度完治しない限り、どんどんと請求できる保険金が目減りしていってしまうと言う状況になるペット保険もあります。
また、高額治療の請求があった場合に、次回の更新の断られるペット保険なんかもあったりします。Amazonのペット保険で言うと、ひとまずパンフレット上、重要事項説明書の上ではこういった但し書きはありませんので、こちらの対応は⚪︎ということで記載します。
先天性・遺伝性疾患への対応
先天性・遺伝性疾患への対応 |
---|
⚪︎ |
次に、先天性や遺伝性疾患への対応についてです。まず、パンフレット今ある通り保険期間が始まる前に既に発見されている。先天先天性異常については保証対象外となります。ただし、先天線以上の疾患があったとしても、それが保険加入後に発見されたものであれば、ひとまず保険金の請求対象とはなるようです。ということで、こちらの項目についてはまるで記載します。
Amazon「わんにゃんペット保険」のペット保険のデメリット
ということで、次はAmazonのペット保険のデメリットについて紹介していきたいと思います。メリットについては、どこでも話をしたように、低水準の保険料と割と補償内容もある程度カバーしているといったところでしょうか。
ただし、やはりベッド保険を決める上で決め手になるのがデメリットのところ。どのペット保険にも良いところと悪いところがあります。悪いところがないペット保険なんてありません。そこで、必ずそのデメリットを許容できるかどうかと言うところが加入する決め手となり得るので、ここをしっかりと明確にして、ペット保険を選ぶ際のポイントにしてください。
歯科治療が補償対象外となる
1つ目ですが、歯科治療が保障対象外となることです。歯肉炎や歯周病なども含む口腔系の治療が、すべてペット保険の保険金請求対象外となりますので、注意が必要です。
ペット保険のポテンシャルはまだまだ未知数
次に、リトル&ファミリーのペット保険全般に入ることですが、まだまだできて間もないペット保険だと言うことです。もちろんこれから、いろんな環境や状況の変化があり、保障内容の改定や保険料の改定もこれから十分あり得ます。まだまだペット犬としてのポテンシャルが未知数と言うところが、未知数でもあり、不安要素でもあります。
「わんデイズ・にゃんデイズ」とAmazonのペット保険の違いまとめ
では最後に、リトル&ファミリーのワンデイズにゃんデイズとAmazonのペット犬の何が違うのか?という部分ついてまとめます。
基本的には補償内容などほぼ同じと言う結果になりましたが、唯一、保険料だけが若干の違いがありました。アマゾンのペット保険の方がリトル&ファミリーのペット保険よりもすべての年代において保険料が安く設定されています。
本当に違いは唯一ここだけになりますので、実際リトル&ファミリーを検討されている方は、若干保険料の安いアマゾンのペット保険を選んだ方が少しお得になるといえます。ただし、本当に若干の違いでしかないので、そこまで恩恵を感じることはないでしょう。
だし、加えて、アマゾンのペット保険に関してはアマゾンで購入するペットフードが5%引き(年間40,000円分の購入まで)となる特典もついています。
そこも併せて、アマゾンのペット保険が魅力的に感じる方はのワンデイズにゃんデイズの方ではなく、アマゾンのペット保険でこちらで加入する方が良いでしょう。
Amazon「わんにゃんペット保険」の特徴と飼い主の感想
ということで、Amazonのペット保険「わんにゃん安心保険」について今回は紹介しました。ポイントとしては、次の4つ。
- 中身はリトルファミリーのペット保険である
- 本家リトルファミリーの「わんデイズ・にゃんデイズ」の違いの1つは保険料。(Amazonのペット保険が若干安い)
- もう一つの違いは、Amazonのペット保険は加入するとAmazonでのペットフードの購入が5%割引になる。
- それ以外の補償内容等は全く同じ
基本的に補償内容に違いなく、若干ですが保険料が安いこと、そしてペットフードの割引購入特典があることなどを併せて考えると、今からリトルファミリーのペット保険への加入を検討されている方は、Amazonのペット保険を選ぶ方が少しだけお得になる、といえます。
ペット保険選びの迷っている方の参考になれば幸いです。