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【ここだけチェック!】SBIいきいきペット保険の補償内容【保険料やパテラ、歯周病への対応など】徹底解説!

チワワ君の飼い主
こんにちは!

チワワ君の飼い主です。

今回は、

SBIペット保険って、保険料安いみたいだけど、補償の方はどうなってるのかな?要するにどんな保険なのか、概要を教えて欲しい!
飼い主さん
SBIペット保険のパンフレットを取り寄せたり、公式ページも見てみたけど、イマイチ他のペット保険と比べてどうなのか?が分からない!ポイントをかいつまんで教えて欲しい!
飼い主さん

という、質問に答えるために、SBIペット保険の補償内容や保険料まで、公式の情報だけだとなかなかわかりづらい部分や、他のペット保険と比較する際に重要なポイントなど

SBIがざっくりとどんな保険で、ペット保険業界の中で、どういう立ち位置にいるのか?というところまで解説します。

この記事を最後まで読んで頂けると、SBIペット保険に加入すべきか、そうでないかが、明確になりますので、ぜひ隅々まで確認して頂ければと思います!

ちなみに、SBIのデメリットにテーマを絞った記事も書いています。→ 【2020年版】SBIいきいきペット保険の一番のデメリットは何?その他の押さえるべきポイントも!

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基本的な内容を押さえた後に読んでいただけると、最終チェックにもなると思うのでぜひ活用してくださいね。

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SBIペット保険の補償内容

では、SBIペット保険の基本的な補償内容の中で、大事なものだけをピックアップしてまとめました。

補償対象動物

まずは、補償対象動物から。SBI少額短期ペット保険の補償対象は犬、猫のみです。それ以外のフェレットや鳥類、爬虫類などは、そういった動物に対応している、アニコム、プリズムコール、また、ペット共済のペットライフジャパンの中から検討する必要があります。

SBI少額短期ペット保険の年齢制限

加入上限年齢 更新上限年齢
12歳未満(11歳11ヵ月まで) 終身

SBIペット保険の年齢制限ですが、加入の上限年齢は、11歳までと、ペット保険の中ではかなり門戸の広いペット保険と言えます。

また、更新条件も終身なので、一生涯契約の更新、保険への加入が可能です。

待期期間

SBIペット保険の待機期間
1ヶ月間

次に待機期間について。

これは、多くのペット保険がそうなのですが、保険契約が始まっても、そこから即補償が開始するかというと、そうではないんですよね。

大体契約開始後1か月(30日)以内が待期期間になっているペット保険が多いですが、SBIの場合も、契約開始後1か月間は待機期間になっており、この期間に病気を発症しても補償は受けられません。

プラン内容と各プランの免責金額

プラン70スタンダード プラン70ライト プラン50スタンダード プラン50ライト
補償割合 70% 70% 50% 50%
年間補償額 70万円 70万円 50万円 50万円
免責金額/日 無し 7000円 5000円 無し

SBIペット保険のプラン内容はこんな感じ。

補償割合は50%と70%で、それぞれ年間補償額が50万円、70万円と決まってます。通院や入院ごとの限度額/日や限度日数(回数)が決まっていません。なので、限度額近くになるまでは、治療回数や1日の治療費などを気にせず使えるところがいいですね。

とはいえ、ここまでは割とオーソドックスなプラン内容なのですが、SBIペット保険のプランの特徴として、50%プランと70%プランで、それぞれ免責金額の設定されたプランが選べる、ということ。

免責金額とは、いわゆる自己負担金のことで、これを設定することで、1日あたりの治療費における保険金の受取額はこんな感じになります。

(治療費 × 補償割合)ー 免責金額 =受け取り保険金

※ちなみに、これはペット&ファミリーの免責金額の考え方とは計算方法が違っているので注意です。ペット&ファミリーげんきナンバーわんスリムの免責金額の計算方法はこちら。→げんきナンバーわんスリムの保険金の計算方法

例えば、70%のライトプラン(7000円の自己免責金額アリ)で、1日1.2万円の治療費がかかった場合、

(1.2万円 × 0.7) ー 7000 =1400円

が受け取れる保険金の金額となります。

ちなみに、同じく1.2万円の治療費だった場合、50%のライトプランだと、

(1.2万円 ×0.5)ー 5000円  =1000円

となります。

 

ちなみに、ライトプランでは50%、70%のどのプランとも、1万円で支払い保険金=0となるので、1万円を超えた治療費から保険金の請求が可能となる、ということになります

SBIペット保険の保険料

犬の場合

各保険の保険料が上がり方も含めて比較しやすいように70%補償に統一して(70%補償のないプリズムコールは100%(プレミアムオレンジプラン)、ペッツベストは年間限度額50万円、80%補償、年間免責金額2蔓延、プレミアム特約アリ)で比較しています。)

まず、前提としてSBIの保険料は70%のスタンダードプラン(免責金額設定の無いプラン)で比較しています。

グラフがいつものようにかなり見にくくなってますが、SBIペット保険は濃い緑(深緑に近い)線で、全体的にみると保険料はかなり部類に入ります。

また、12歳以降は保険料が一定で、高齢になってからの保険料の見通しがつきやすく、この点は加入者からすると非常にありがたいですよね。

一生涯まで更新した時のトータルで見ると、FPCやPS保険に次ぐ保険料の安さとなってます。しかも、その2つのペット保険は通院、入院、手術でそれぞれ限度額/日、限度日数/年が設定されているので、

限度額/日と限度日数/年のないペット保険としては、トップクラスの保険料の安さとなります。(※ペット&ファミリーのげんきナンバーわんスリムはSBIペット保険より保険料が安いですが、1日あたりの免責金額の設定がありますからね。)

猫の場合

次に猫の場合。ここでは線の色が変わって、SBIペット保険は明るい黄色の線になります。

こうやってみると、犬の場合に引き続き、保険料の推移はかなり低い部類に入っていることが分かります。

FPCとPS保険に、犬の保険料の場合よりも肉薄しています。相変わらずげんきナンバーわんスリムが強いですが、これは1日の免責金額があるので、ここでは分けて考えたほうが良いでしょう。

SBIペット保険の割引制度

これだけ保険料の安さに定評のあるSBIペット保険ですが、割引制度があります。(これが、同じく保険料の安いFPCやPS保険と違うところ。)

それがWEB割引で、WEBからの申し込みだと、ここからさらに月額保険料の10%が永年割引されます。これは大きいですね。

元々保険料の安さがベースにあってさらに、ですから、これはけっこうインパクトでかい。

保険金の請求・支払い方式

保険金の請求、支払い方法は後日請求のみです。保険金を一度動物病院で全額支払って、後日専用のフォーマットと診療明細を送って、口座に保険金が振り込まれるのを待ちます。

人間の健康保険と同じく窓口精算が良いという場合には、アニコム、アイペット、げんきナンバーわん(ただし、アニコム、アイペットより対応病院限られる。)を検討してください。

SBIペット保険の不担保・免責疾病

SBIペット保険の免責疾病や不担保条件について、ペット保険によって差が出る部分に絞ってまとめました。

ペット保険によって対応が分かれやすい免責疾病

膝蓋骨脱臼 ×
誤飲
歯周病・歯肉炎 ×
チェリーアイ
股関節形成不全
レッグペルテス
気管虚脱
椎間板ヘルニア ×
てんかん
病理検査
診断書作成費用
時間外診療

SBIペット保険の免責疾病については、これまで解説してきた通り、保険料の安さを考えると、けっこう善戦してるな~という印象。

ただし、膝蓋骨脱臼(パテラ)や歯科治療、椎間板ヘルニアなど、小型犬や犬種によってはちょっと気になる部分があるのも事実・・・。

この辺を保険料との兼ね合いでどう見るかが、ペット保険選びの肝とも言えます。

慢性疾患・高額治療への対応

慢性疾患・高額治療への対応
〇※

SBIペット保険では、同一疾患が年度をまたいで治療が続いた場合(いわゆる慢性疾患)でも、翌年度の保険金の額は基本的にリセットされます(満額保険金が使えるようになる。)

問い合わせて見たところ、前年度の請求実績によって、条件が付いたりといったことはないとのことでした。

※ただ、ペット保険としてはまだ新しい保険なので、今後の保険金の支払い実績など動向(補償内容の改訂など)には注意は必要だなと思います。

先天性・遺伝性疾患への対応

先天性・遺伝性疾患への対応
×

慢性疾患への対応とは打って変って、SBIペット保険は先天性・遺伝性疾患に関しては補償対象外です。

まぁ、この辺ありは、保険料を考えれば仕方のないところかな~とは思いますけどね・・。個人的には。

ただ、これは考え方なので、保険料が割高になっても補償があったほうが良い、という方は別の保険を検討するほうがいいですね。

SBIペット保険の特徴と総評

SBIいきいき少短ペット保険はここ最近でできた比較的新しいペット保険です。

なので、補償内容を見ていくのも大事ですが、これから保険金の支払い実績などを踏まえて、まだまだ補償内容なども変化していきそうな印象です。

ただ、現時点での保険料はペット保険の中でもトップクラスに安いですし、ある年齢になると保険料が一定で上がらない、というのも飼い主目線で見ると非常に見通しが立てやすいです。(さらにWEB割引だと10%割引)

かといって補償内容や補償範囲がイマイチ・・・というわけでもなく、全ペット保険の中でも平均以上の補償内容はあるのもポイント。しかも、1日の限度額や年間の限度日数などの縛りが無いのも嬉しい。

プランは免責金額有りのライトプランと、免責金額の無いスタンダードプランがありますが、ライトプラんの免責金額設定がけっこう大きい(5000円と7000円)く、利用できるケースがかなり限定されるので、個人的にはスタンダードプランの方がおすすめ。※また、保険金の計算方法もちょっと特殊。詳しくは、SBI損保ライトプランの保険金の計算方法の項目を確認ください。

パテラや椎間板ヘルア、歯科治療が免責対象(補償対象外)となるのには注意ですが、そこがクリアできれば、割と万人向けの利用しやすいペット保険といえそうです。

-SBIいきいき小短