以前、記事でも書きましたがうちのチワワ君はもうかれこれ何年もウォーターサーバーの水を飲んでいます。
⇒犬にミネラルウォーターを飲ませても大丈夫?水道水を飲ませるべき?
ここではミネラルウォーターは飲ませても良いということと、水道水を飲ませることについては個人的に否定的な意見を書いています。
ただ、ウォーターサーバーやミネラルウォーターでもどれでもあげたらよいかというとそうも思っていません。
大前提として軟水を与えることは気を付けています。
いやいや、じゃぁ具体的にどういうサーバー使ってるの?っていうところで今回はうちではどんなウォーターサーバーを使っているのか紹介します。
うちで使っているウォーターサーバー
うちで使っているのはこういうやつ。
ウォーターサーバーっていうと、水が宅配されてその水をサーバーにセットして飲むっていうのが一般的だと思うんですが、これは水道水を使って飲料水を作ります。
どういうことかというと、この22種類のミネラルの入った特殊な液体を水道水3リットルにつき一滴垂らし、
サーバーに設置しているフィルターでろ過することで水道水に含まれる塩素などの有害物質を取り除いてくれます。
一応、参考までに塩素に反応する試験薬で実験をした写真がこれです。
見てもらえれば分るように、水道水は濃いピンクがかかっていて塩素が多く入っているのが分ります。
そして、隣が水道水を特殊液とフィルターでろ過したあとのウォーターサーバーの水です。
色が全然違いますよね。
無色透明で塩素がしっかりと取り除かれています。
これは塩素だけですが、水道水に含まれるトリハロメタンや鉛、ヒ素などの有害物質もしっかり除去してくれます。
うちのウォーターサーバーの良い点
価格が他のウォーターサーバーより圧倒的に安い
うちのウォーターサーバーは水道水を体に良い飲料水に変えるので、水が宅配されるウォーターサーバーと比べると圧倒的にコストが低いです。
必要なのは、初期のサーバー設置料金と、ミネラルを配合の特殊液、そして年一回のフィルター交換だけです。
サーバー設置費用が安いもので一万円弱~2万五千円くらいで、年一回のフィルター交換が7千円くらいです。
なので、初期費用が2万円弱~3万円ちょっとくらいで、あとお金がかかるのは水道水に入れるミネラル入りの特殊液だけ。
この100ml/8400円のケースで300~400リットルのミネラルウォーターが作れます。
これを1リットルあたりの金額に直すと約20円/L。
一般的なウォーターサーバーが160円/Lくらいが相場なので、一般的なウォーターサーバーの約8分の1のランニングコストということになります。
初期費用や1年に一回交換が必要な7000円を入れても圧倒的に安いです。
ボトルがないので持ち運びする手間や水をストックするスペースが必要ない
このウォーターサーバーはボトルがないので、水を持ってきたりセットするために持ち上げたりといったことが必要ありません。
また、水をストックしておくスペースもいらないです。
ミネラル入りの特殊液も100mlボトルで全くかさばりません。
また、ボトル回収やボトルを捨てる手間もないです。
うちのウォーターサーバーのもうちょっとな点
水の備蓄はできない
メリットと表裏一体ですが、ボトルが送られてこないということは、水の備蓄はできません。
ウォーターサーバーの水を防災備品目的で使っている方はメリットとデメリットを天秤にかけてどっちをとるかですね。
一度水をろ過したら汚れたフィルターを洗う必要がある
このウォーターサーバーはフィルターでろ過をするので、一度水道水をろ過したフィルターを洗う必要があります。
これが一度水を落とした後の水ですが、全体的に黄色みがかってますよね。
この黄色が水道水に含まれている汚れや不純物なんですが、これをしっかり取り除いて次の水を入れないと、ろ過がスムーズにできなくなります。
なので、一回(最大6リットル)の水を落としたら、必ずフィルターをきれいに洗ってあげる必要があります。
うちの場合だと家族3人とワンコ1匹で大体1日に一回洗う感じですね。
そんなに頻繁なものではないですが、これを手間と思う方はマイナスポイントかもしれません。
ミネラルが含まれる
元々使っている水は水道水なので軟水ですが、お水を浄化する過程で22種類のミネラルが加えれらるので、ワンちゃんにあげても大丈夫なのか?という心配がありました。
しかし、製造元の会社の方に話を伺ったところ、普通に使う分(ミネラル液を3000倍~4000倍に希釈)には分類でいくとまだ軟水の部類に入るそうです。
また、実際にペットショップでこのサーバーを使っているところもあるらしく、その辺に関しては安心して大丈夫ですという回答を頂きました。
それでも気になるようであれば、希釈率を増やして5000倍~6000倍にしてミネラル量を相対的に下げてやれば摂取量もカルシウムとマグネシウムの摂取量も減りますよということでした。
もともとミネラルウォーターであっても軟水であれば全く問題がないという獣医さんが大半ですし、「硬水に入っているくらいのミネラル量であれば、過剰摂取を引き起こさない」と言っている獣医さんもいます。
参考記事⇒犬にミネラルウォーターを飲ませても大丈夫?水道水を飲ませるべき?
そういった理由でうちでは安心して飲ませてますし、約3年間飲ませていて今まで一度も結石になったことはありません。
(※結石になるならないはワンちゃんの体質や先天的な性質によっても変わってくるので一概には言えないことだけはご了承下さい。)
ただ、どうしても気になるという方や少しでもリスクは排除したいという方はしっかりと軟水を使ったウォーターサーバーを選ぶのも手ですね。
ワンコにおすすめの硬度の低いウォーターサーバー
アルピナウォーター
水の種類 | RO水 |
硬度 | 1.05ml(超軟水) |
価格/L | 110円 |
初期費用 | 無料 |
サーバー費用 | 617円/月 |
ボトル | 回収 |
- 硬度が1.05mg/Lでウォーターサーバーの中だけでなく、水道水よりも低い超軟水
- 価格がウォーターサーバーの中でも低くてリーズナブル
- 水道水ではなく天然水をROろ過している。
ワンちゃんでも飲める軟水のウォーターサーバーで最もおすすめするのはアルピナウォーターです。
ミネラルウォーターの中で最も低い硬度1.05mlで、これは各都道府県の水道水よりも低い値です。
全国の水道水の硬度は低いところで20ml台から高いところで80ml台まであります。
軟水と硬水の基準値としては、WHO基準で硬度60mlまでが軟水、硬度が61ml~120mlまでが中程度の軟水、180ml以上が硬水とされています。
参考:水道水質データベース、京都青少年科学センター|ミネラルウォーター
また、ウォーターサーバーの中で1リットル当たりの水の価格が110円とトップクラスに安い。(※2017年1月現在では有名サーバーの中で最も低かったです。)
こういったところから、有名ウォーターサーバーの中で一番おすすめなのはアルピナですね。
また、RO水といっても水道水をろ過しているわけではなく、北アルプスの天然水をろ過しているのでなんか贅沢な感じがしますよね。
もちろん、放射性検査もパスしている安全な水です。
アクアクララ
アクアクララは硬度が29.7mlの軟水。
全国の水道水の平均よりも低めなのでワンちゃんに飲ませても問題ないでしょう。
また、アクアクララは実際に動物病院で最も利用されてるウォーターサーバーのようです。
この辺はかなり安心感がありますね。
無料のお試しキャンペーンもありますし、アルピナよりも価格が高めですが、わんにゃん特典などペット専用キャンペーンなどがあるのも嬉しいです。
フレシャス
フレシャスは水源が3種類あるうちの木曽で硬度が20mlとなっており、有名サーバーの中で二番目に硬度が低いです。
ウェブサイトなどでもランキングで1位にしているところも多く、人気のサーバーですが他のサーバーと比較すると価格が高め。
硬度も低いですし、人気もあるバランスの取れたサーバーですが価格にこだわる方はアルピナがおすすめです。
水つながりで水素水ってどうなの?
水つながりですが、最近話題の水素水ってありますよね。
あれ、ワンちゃんのアンチエイジンググッズとしても今けっこう人気みたいです。
ただ、本当に良いものかどうなのか・・分りませんね。
私自身も実際に水素水を飲んでた見たことありますが、効果を実感する前にやめてしまいました。
今度機会があればチワワ君に買ってあげようかなぁとも思ってます。
水素水は味は水と全く変わらないんで違和感なく飲んでくれるとは思います。
上で紹介したアルピナウォーターではサーバーに水素水発生キットをつけられて、サーバーをひねるだけで水素水が飲めます。
ただし、ウォーターサーバーの料金+約1000円/月~1500円/月+初期費用10000円がかかります。
ペット用の水素水って買っても本当に高いので、水素水にも興味あるという方にはアルピナはおすすめですね。