【2020年版】ペッツベストの補償内容と旧プラン、他ペット保険との比較。

ペット保険

アメリカで創業された外資系ペット保険会社のペッツベスト。
2019年に大幅に保険プランが改訂されて、そのペッツベストの新しい保険内容について紹介します。
以前は16歳まで新規保険の加入ができる間口の広さが特徴でしたが、
それが無くなり、自由設計型(セレクト型)と呼ばれるそれぞれの補償内容をチョイスしていく方式に変わりました。

全く別の保険に生まれ変わったといっても過言ではないと思います
それでは、早速その内容を見ていきましょう。

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旧ペッツベストとの変更点

まず、旧ペッツベストとの変更点について一つずつ見ていきましょう

新規加入年齢の変更

変更前 変更後
17歳未満(16歳11か月)まで 13歳未満(12歳11か月まで)

まずは新規加入上限年齢。
以前は16歳まで加入できるという、断トツの門戸の広さが特徴でしたが、
それが12歳までと大幅に引き下げられました。
ペット保険全体でいうとトップであることは変わりありませんが、
同じくトップとなったアイペットと同じ上限年齢になっています。

年齢の関係でどうしても・・とペッツベストを選んでいた飼い主さんからすると、
選択肢が狭まってしまう改正になってしまいました。

継続更新年齢の変更

変更前 変更後
17歳未満(16歳11か月)まで 終身

加入年齢が引き下げられたのとは反対に、更新年齢は終身に引き上げられました。
以前は更新限度が16歳までと少し不安が残る設定だったのが改良されています。
ただし、加入年齢の改訂と併せて、他のペット保険との差別化という意味ではせっかくの特徴が無くなってしまった、
という見方もできますね。

プランの変更

変更前 変更後
  • ファーストプラン
  • ベーシックプラン
  • アクシデントプラン(ケガのみ補償プラン)
自由設計(セレクト型)方式のみ

そして、最大の改正がこのプランの変更。
以前は3プランの中から選ぶ方式だったのが、

  • 年間最大限度額:100万円(ワイド)、50万円(フィット)、20万円(ミニ)
  • 免責金額:2万円、5万円、10万円(※ただし20万円の補償のミニの場合は2万円のみ。)
  • 補償割合:80%、60%

という3つの項目からそれぞれを自由に組み合わせることによって自分に合ったプランを自由に設計することができます。
例えば、年間最大限度額をワイドの100万円にしつつ、免責金額(自己負担金)は低い方がいいから2万円、補償割合は60%でいいかな・・というように、
自分で自由にチョイスしていけるんですね。

保険料の計算が複雑化した

で、こんな風に色々とチョイスしていけるのは自由度が増して良いかな~と一瞬思ったりもしたのですが、
これによって保険料の計算がけっこう複雑になってきます。
単純に計算しても、3×3×2=18通りの組み合わせができるわけで、これに後述するプレミアム特約のあるなしが加わると、
この倍の36通りもの組み合わせがあるわけです。

一応、資料にはそれぞれのプランで保険料の早見表がついていますが、
これ、他のプランとの比較もそうですが、他ペット保険との比較もかなりしにくいんですよね。。
保険プランが分かりにくいとそれだけでストレスなので、もう少しすっきり分かりやすい方が良かったかも・・と個人的には思ったりします。

免責金額設定の変更

免責金額についてですが、2万円~とかなり高額設定になってるな、と一瞬感じました。
2万円なんて保険使うときなんてないだろう、と。
でも、これ実はちょっと免責金額の数え方が特殊なんですよね。
ここ、本当に注意です。

普通免責金額っていうと、1日の治療費あたりとか1回の治療あたりで表示されてるのが普通なんですが、
ペッツベストの新プランの場合は1年間(1保険期間中)となっています。

つまり、仮に2万円の免責金額を設定した場合、1年間トータルの治療費で2万円を超えた金額から治療費が補償される、
というものです。
例えば、免責金額2万円、補償割合80%の設定で年間の治療費が5万円だった場合、
5万円ー2万円=3万円。
3万円×80%=2万4千円の保険金が受け取れるということになるわけです。

ただ、この免責金額期間の設定にすると、一つめんどくさい自体が発生します。
それが、いつ保険金の請求をするのか?という点です。
通常の免責金額の期間設定は1日あたりとか、治療1回あたりになってるんですね。
なので、一回分か多くても2~3回分をまとめて請求する程度なんですが、
この場合は合計治療費が設定した免責金額を超えるまで治療明細をとっておく必要があります。

免責金額が2万円なら2万円を超えるまでコツコツととっておく必要があるんですね。
ただ、2万円を超えて請求してからは1年間はそのまま補償割合で保険金が請求できるので、
その点はやりやすい点ではあります。

いずれにせよ、カウントの仕方は他の保険と違って特殊になってくるので、
加入前にしっかりと確認しておきましょう。

プレミアム特約で免責疾病がカバーできるようになる

ペッツベストの新プランでは補償対象の疾病が広がるプレミアム特約がつけられるようになっています。

プレミアム特約で対象となるもの

  • 放射線医療
  • 心臓手術
  • 白内障手術
  • CT検査
  • MRI検査
  • 椎間板ヘルニア
  • パテラ(膝蓋骨脱臼)
  • じん帯損傷
  • 胆のう切除
  • 肉球、または爪の裂傷、刺し傷、切り傷
  • 有毒物質、または異物の飲み込み

プレミアム特約をつけると、これらのものが保険金支払い対象となります。
逆に言うと、プレミアム特約をつけない場合、これらの治療費は補償対象とならないことに注意です。
個人的には、CTやMRIなどの高額検査費用が対象になってるのはとてもいいなと思いましたし、
通常はパテラや誤飲などが補償に入っていないのを考えると、
このプレミアム特約は必須でつけたほうがいいかなと感じます。

ケガのみ補償プランが無くなった

ペッツベストの以前のプランには病気は対象外で、ケガのみ対象となるアクシデントプランがというプランがありました。
が、今回の改訂でそのケガのみプランも廃止になってしまいました。
かなり特殊なプランで使うシチュエーションもかなり限られるものでしたが、ペッツベストの特色ともいえるプランだったのでなくなってしまったのア少し残念ですね。

保険料の変更

保険プランの大幅改訂に伴って、もちろん保険料も変わってきています。
というよりも、プランの変更が大幅過ぎて旧プランとの比較なんてもはやできない・・というのが実際のところです。

なので、旧プランとの比較というか他のペット保険と比べてどうなのか?というところに焦点を絞って比べてみたいと思います。
ただし、免責金額の設定も特殊になってくるのでこれも一概には言えません。

他のペット保険でいうところの一般的な補償内容である、年間限度額70万円、70%補償、免責金額無しの保険。
これと一番近いところでいうと、年間限度額50万円(フィット)、80%補償の免責金額が最低の2万円でしょうか。

 

年齢 保険料/月
0歳 1470
1歳 1410
2歳 1350
3歳 1670
4歳 1990
5歳 2270
6歳 3030
7歳 3380
8歳 3610
9歳 4050
10歳 4300
11歳 5220
12歳 6150

こんな感じになっていますね。
こうやってみると、他の免責金額設定の無いPS保険や日本ペットプラスなんかのペット保険と比べても、
けっこう保険料は高いんですよね。。
しかも、年間ではありますが一応免責金額設定ありますしね。。
ちなみに、年間限度額がワイドの100万円になるとこの倍近く保険料が跳ね上がります。
12歳の時点で1万円越え・・。

まとめ

ということで、大幅に保険内容が変わったペッツベストについて紹介してきました。
加入年齢や更新年齢、そしてケガのみプランなど他のペット保険と比べてかなり尖ったというか、特色のある保険だったのですが、今回の改訂によって、よくも悪くも一般的な補償内容に落ち着いてきたなという印象です。

ただ、今回も自由に補償内容をチョイスできる自由設計プランを打ち出してきたりと、やっぱり何かやってくる革新的なペット保険会社ではありますね。

補償内容はちょっと分かりにくいところもありますが、この記事の内容を踏まえてしっかり検討してみて下さい。

【公式】ペッツベストの保険料を簡単見積もり

1+

コメント

  1. まろまゆ女子 より:

    はじめまして♪
    (何故かコメントが消えてしまったようなので再度の投稿です。
    もしも重複してしまいましたら申し訳ありません。)
    うちの子もチワワ・8歳9か月・女の子・ちなみにブラタンです。

    ペッツベストに新プランが出ましたね。
    うちの子は6歳から加入していたのですが
    このたび更新のお知らせとともに保険料の値上げのお知らせがありまして
    更新後の保険料「26,550円」のはずが「34,930円」になるとのこと。
    ペッツベストの特徴として、免責金額は2万円と高いものの80%補償
    保険料の上昇が緩やかという利点もあり
    毎月の積立貯金と並行しての御守り代わりにと続けてきましたが
    さすがにちょっとお高い。
    新プランへ変更したとしても免責金額は相変わらずで補償は60%としても
    保険料は他社と同等レベルになりそうです。

    9歳になってしまうと新規加入が出来ないところも多いようなので
    現在、慌てて他も当たっている最中にこちらのサイトに辿り着きまして
    色々と勉強させていただいております。

    新プラン後もペッツベストを利用するメリットはありますでしょうか?
    教えていただけましたら幸いです。

    0
    • 管理人 より:

      まろまゆ女子さん

      こんにちは!
      コメントありがとうございます^^

      ブラタンチワワの女の子なんですね^^
      もう少しで9歳でペッツベストに加入中ということですね。

      ペッツベストの新プランというのは、セレクトBEST(自由設計型ペット保険)のことでしょうか?
      現在すでに加入されているとのことで、更新というのは以前のプランのまま、
      保険料の改訂によって年間1万円近く保険料が高くなった、ということでよろしいでしょうか?

      免責金額が2万円とのことなので、ベーシックプランということですね。
      そうですね・・免責金額が2万円ということで、
      おっしゃるように主に手術などの高額治療になったときの・・という使い方が主になってくると思います。
      それを見越して毎月積立貯金もされているということで、対策としてはとってもいいんじゃないでしょうか^^

      私も新プランを確認してみましたが、この免責金額で他社と同等レベルの保険料ならちょっと厳しいですね^^;
      いっそのこと、免責金額をマックスの10万円にして補償割合と補償額も最大にして、
      本当に本当のお守り代わりとして使う、なんて思い切った使い方をする、くらいしか利用方法が分かりません^^;
      (それでも、保険料次第ですけどね。。)

      そうですね、私であればもう見切りをつけてもいいのかなと思うと思います^^;

      個人的にペッツベストはこういった保険料やプランの分かりにくさもそうですが、免責疾病の多さも気になるところです。
      参考:【ペット保険会社別】免責されやすい疾病状況まとめ(既往症の場合除く。)

      であれば、もう手術に特化した保険にされるのも1つかと思います。
      今の免責金額2万円であれば、ほぼほぼ普段使い使う機会はないでしょうし、毎月積立もされているということなので、
      思い切って手術だけのプランで保険料抑えつつ、何かあったときのお守りとして入っておく、という感じですかね。
      保険料はもう安心料という感じで。

      手術やそれに伴う入院のみの保険であれば、あんしんペット保険のSプランやアイペットのうちの子ライトなんかがあります。
      免責疾病など補償内容を考えるとアイペットのほうがいいですが、その分保険料は高くなるのでその辺は補償内容との兼ね合いにはなりますね。

      参考:とにかく保険料を安くしたいときのペット保険のプランまとめ(月々1000円以下~の保険料)

      また、通院、入院、手術をフルカバーであれば、あんしんペット保険のMプランがあります。
      これは、免責金額14000円なので、今のペッツベストのプランより普段使いのハードルは下がると思います。
      免責疾病についてはどっちもどっちな感じですが、慢性疾患への対応については楽天あんしんペット保険のほうがしっかり対応してくれる条件です。
      参考:慢性疾患や高額治療に対するペット保険各社の対応

      もう手術だけと割り切るならあんしんペット保険のSプランか、アイペットのうちの子ライト。
      通院もカバーしたいというのであれば、あんしんペット保険のMプラン。
      この辺を検討するかな、と思います。

      参考になれば幸いです!

      0
      • まろまゆ女子 より:

        こんばんは★

        早速お返事いただきまして
        また、大変ご丁寧な説明を本当に有難うございます。

        ペッツベストは免責金額が高い分、保険料がお手頃かつ
        保険料の上昇も緩やかなのが一番の利点だと思っていましたので
        新プランに切り替えるにしてもちょっと・・・ですよね。

        おっしゃるとおり
        私ももしこれまでと同等の補償をということであれば
        楽天のあんしんペット保険のMプランかあるいは
        いっそ手術・入院に特化したその他のプランに加入しようかと
        考えておりました。
        楽天ではMプランより免責金額が半分(7,000円)という
        ネット限定のeプランというのもありますが
        そちらは残念ながら完全な健康優良ワンコでないと入れないそうで。
        (うちの子は数年前に尿結晶が出て現在は経過観察のみです)

        免責疾病に関しては
        あんしんペットの方も膝蓋骨脱臼や気管虚脱は補償対象外ですが
        うちの子の年齢的にはどちらかというと
        これからは乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などの方が心配なので
        そういう点でもペッツベストよりあんしんペットの方がいいかなと。

        今、資料の方を数社分取り寄せ中なので
        こちらのサイトで他にもいろいろと勉強させていただきつつ
        納得して決めたいと思っておりますが
        色々ご教示いただいたおかげでだいぶ方向性が定まりそうです。
        本当に有難うございます。

        0
        0
        • 管理人 より:

          まろまゆ女子さん

          こんにちは!
          楽天ペット保険にeプランが出たんですね。
          まだ未チェックだったので情報ありがたいです^^

          HPでちらっと確認してみましたが、
          ちょうどMプランの免責金額が半分になってプランみたいですね。
          その分、保険料はMよりもけっこう割高になっていて保険料との兼ね合いもある感じですが、
          まろまゆ女子さんのようなケースではぴったりハマるかもしれないですね^^

          >ネット限定のeプランというのもありますが
          そちらは残念ながら完全な健康優良ワンコでないと入れないそうで。
          そうなんですか!HPをちらっとみただけではネット限定としか確認できなかったので、
          また資料請求して情報もアップデートしていきたいと思います^^
          (重ね重ね、情報提供ありがとうございます!)

          他社のペット保険もまた色々と変わってきているところもあるので、
          ぼちぼちそちらの情報もアップデートしていきたいと思います^^

          ではでは、また何かあれば気軽にコメントくださいね〜^^

          0
  2. 匿名 より:

    15歳で亡くなった愛犬が加入していましたが、11歳から亡くなるまで免疫疾患なり他界するまで、高額な医療費を払っていました。ペッツベストは更新しても同じ病気の上限額と保険金の上限があり上限に達したため解約になります。免疫疾患は二年で上限の25万に達し、あとは自己負担、一年更新の保険のはずが、更新しても通算され年間上限50万ではありません。なので、違う疾病であっても年間上限ではなく更新しても通算される上限額です。誤解されないように皆様におしらせください。年間上限でななく通算上限額50万です。高額な医療費で皆様が苦しまないためにもよろしくお願いします。

    1+
    • 管理人 より:

      匿名さん

      コメントありがとうございます^^
      15歳で亡くなったワンちゃんがペッツベストに加入してたんですね。

      >同じ病気の上限額と保険金の上限があり上限に達したため解約

      これ、ペッツベストだけに限らず他の保険でも本当に多いですよね。
      少額短期保険や、損保に関係なく。。

      それに、加入前のパンフレットなどを読んでも、このことは非常に分かりにくい。
      一応、記載はされてるんですが、文言も分かりにくいし重要事項説明書の分かりにくいところに載っていたり。。
      ちょっとうがった見方をすると、都合の悪いことは意図的に分かりにくくしているとようにしか見えなかったりします。

      おそらく、このことを知らずに加入してしまっている人も多いと思うんです。
      確率から言うとそういったことを知らずに不都合の起こる人の方が少ないと思いますが、
      そいういった不都合の状況になった方はもちろん、そうでない方も結果的に「関係なかったから良かった」という問題ではないですよね。

      私自身、ペット保険にはここに一番矛盾点を感じていて、それをしっかりと伝えたくてこういった記事作ったという経緯もあります。
      (今はいろんな話題を扱っていますが、初めはほとんどペット保険の話題だったんです^^;)

      >誤解されないように皆様におしらせください。年間上限でななく通算上限額50万です。高額な医療費で皆様が苦しまないためにもよろしくお願いします。

      この匿名さんのお気持ちとご意見受け止めて、これからもしっかりと伝えていきたいと思います。
      もし、ペット保険の記事を見ていて分かりにくいな~と思う部分などあれば遠慮なくご教授頂ければ幸いです。

      2+
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