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このこのごはんは高い?料金・コスパと続ける価値を解説

SNSで「愛犬の健康はお金に代えられない」という投稿を見るたび、チワワを溺愛する私は少し心がチクリと痛みます。愛犬には長生きしてほしい。でも、毎月のドッグフード代が地味に家計を圧迫している……。これが偽らざる本音ではないでしょうか。

「このこのごはん」は、決して安いフードではありません。私自身、初めて公式サイトで価格を見たときは「えっ、高っ……」と一度スマホを閉じた経験があります。しかし、結論から言うと、このこのごはんのコスパは「愛犬がしっかり食べてくれるか」と「飼い主が何を重視するか」で大きく変わります。

本稿では、犬アレルギーを抱えながらも愛犬チワワと暮らす筆者が、家計との両立に悩みながら体当たりで検証した経験をもとに、現在の正確な料金や1ヶ月の負担額、そして「本当に無理して続ける価値があるのか」を包み隠さず整理します。

このこのごはんは高い?まず料金を整理

我が家が初めてこのこのごはんを検討したとき、一番知りたかったのは「結局、いくら払えば手元に届くのか」というシンプルな事実でした。公式サイトは魅力的な言葉が並んでいますが、まずは冷静にベースとなる料金体系を整理します。

通常購入の価格

このこのごはんは、1袋(1kg入り)の通常価格が**3,850円(税込)**です。
スーパーやホームセンターで売られている大容量のフードと比べると、1kgでこの価格はかなり強気な設定に感じました。「もし買って一口も食べなかったら、約4,000円がゴミになるのか……」と、当時の私は購入ボタンを押すまでに数日悩んだのを覚えています。

定期便の価格

定期コースを利用すると、初回からずっと15%オフの**1袋3,278円(税込)**で購入できます。
「定期便」と聞くと、解約の手間や回数縛りが怖くて警戒してしまいますよね。私もかつて別のサプリで解約できず痛い目を見た経験があります。ただ、このこのごはんの場合は購入回数の縛りがなく、初回だけで休止や解約が可能でした。そのため、我が家でも最初から少しでも安い定期便を利用して「お試し」をしました。

送料や追加費用

フード代以外に忘れてはいけないのが送料です。
基本の送料は**全国一律850円(税込)**かかります(※一部地域を除く)。つまり、定期便で1袋だけ頼む場合、3,278円+850円=**4,128円(税込)**が実際の支払額になります。
※1回のお届けが11,000円(税込)以上(定期便なら4袋以上)になると送料が無料になりますが、小型犬1匹の家庭で一度に4袋消費するのは期限の都合上少しハードルが高いかもしれません。

1袋でどのくらい持つ?

1袋の容量は1kgです。
一般的なドライフードが1.5kg〜2kgで売られていることが多い中、1kgはかなりコンパクトなサイズ感です。後述しますが、体重3kgのチワワの場合、1袋でだいたい約14日〜16日分の量になります。

このこのごはんは1日・1ヶ月あたりいくらかかる?

「1袋の値段」よりも、家計を握る飼い主にとってリアルなのは「1ヶ月の維持費」です。我が家のチワワに与えた場合のシミュレーションを赤裸々に公開します。

小型犬での目安

我が家の愛犬(体重約3kg、成犬、標準的な運動量)の場合、1日の給餌量の目安は約60g〜70gです。

  • 1日の消費量: 約65g
  • 1袋(1kg)の消化日数: 約15日
  • 1ヶ月の必要量: 約2袋(2kg)

これを定期便の価格(1袋3,278円)で計算します。
3,278円 × 2袋 = 6,556円
これに送料850円を足すと、1ヶ月あたりのトータル費用は約7,406円になります。1日あたりに換算すると約240円〜250円の計算です。

体重によって費用は変わる

ドッグフードのランニングコストは、愛犬の体重によって残酷なほど変わります。
もし体重が5kgの小型犬なら1日の目安量は約90g〜100gとなり、1ヶ月に約3袋(3kg)が必要になります。
3,278円 × 3袋 + 送料850円 = 約10,684円 / 月
「小型犬向け」と銘打たれていますが、骨格がしっかりしている子や、トイプードルなどで体重が少し重めの子の場合、月に1万円の大台に乗ってくることは覚悟しておく必要があります。

1ヶ月あたりで見ると高く感じやすい理由

市販のドッグフードの場合、1ヶ月のフード代が2,000円〜3,000円程度で済むことも珍しくありません。そこから月額7,000円台に跳ね上がるわけですから、家計簿をつけるたびに「やっぱり高いな」とため息が出そうになるのは当然です。
毎月数千円の差でも、1年続ければ数万円の違いになります。「良いものだと頭では分かっていても、毎月この額が口座から引き落とされるプレッシャー」こそが、多くの飼い主が継続を迷う最大の理由だと痛感しています。

他のドッグフードと比べると高い?

毎月のフード代が家計簿に重くのしかかるたび、「市販の安いフードに戻せば、一気に負担は減るよな……」と何度も心が揺らぎました。実際にホームセンターのペットコーナーでスマホの電卓を叩き、他のフードと比べたのは一度や二度ではありません。

スーパー・量販店の一般的なフードとの違い

ホームセンターやスーパーに並んでいる一般的なドッグフードは、1kgあたり数百円〜1,500円程度で買えるものがたくさんあります。それに比べると、1kg3,000円を超える「このこのごはん」は、ざっくり計算して2倍〜5倍の価格差があります。

実は以前、少しでも節約しようと市販の安いフードを買ってみたことがあります。しかし、我が家のチワワは見向きもせず、口をつけてもすぐに吐き出してしまう始末。無理やり食べさせた結果、数日後に目ヤニが増え、ウンチの臭いも強烈になってしまい、結局すぐに元のフードに戻す羽目になりました。「食べないフードは、どんなに安くてもただのゴミになる」という当たり前の事実に気づかされた、苦い失敗です。

プレミアム系ドッグフードとの比較

では、同じような「プレミアムドッグフード」と呼ばれる価格帯のものと比べるとどうでしょうか。
海外製の有名なプレミアムフード(カナガンやモグワンなど)や、国内の無添加フードを調べてみると、1kgあたり2,500円〜3,500円前後のものが主流でした。つまり、このこのごはんは「プレミアムフード全体の中で見ても、やや高めの部類に入る」というのが、私がいろいろな公式サイトを比較して出した率直な感想です。

「価格」だけで比較すると見えにくい部分

しかし、いろいろなフードを試行錯誤するうちに、「1袋あたりの価格」だけで比較するのはナンセンスだということに気づきました。
ドッグフードは商品によって、カロリーや栄養価が異なります。そのため「1日の適正給餌量」が全く違うのです。例えば、安くて大容量のフードは、1回にたくさん食べさせないと必要な栄養が摂れないように作られていることがあります。我が家のように胃の小さなチワワの場合、たくさん食べきれずに残してしまえば、結局フードを無駄にしてコスパは最悪になります。

値段の差には、単なるブランド代だけでなく、愛犬の体に負担をかけないための「中身の差」が確実に存在していました。

このこのごはんが高いと言われる理由

「それにしても、なんでこんなに高いの?もしかして広告費ばかりにお金がかかってるんじゃないの?」
最初の頃は、私もそんな風に斜に構えて疑っていました。しかし、安いフードとこのこのごはんのパッケージ裏(原材料名)を並べてにらめっこしたとき、その価格差の理由に愕然としたのです。

国産原料へのこだわり

一番の違いは原材料でした。市販の安いフードの中には、「肉類(チキンミール、家禽ミール)」といった、どんな状態の肉が使われているのかよく分からない表記のものがあります。
一方、このこのごはんは九州産の鶏肉(ささみ、レバー)をはじめ、鹿肉やマグロなど、人間が食べられるレベル(ヒューマングレード)の国産食材を中心に作られています。私自身、スーパーで国産の鶏肉と外国産の鶏肉の値段を見比べれば、どちらが高いかは一目瞭然です。愛犬の口に入るものすべてに人間用の食材と同等のコストをかければ、原価が跳ね上がるのは当然のことでした。

小型犬を意識した設計

我が家のチワワを悩ませていた「涙やけ」や「毛並みのパサつき」。このこのごはんは、まさにこういった小型犬特有の悩みにアプローチするため、乳酸菌や青パパイヤ、モリンガなどの自然由来の成分を贅沢に配合しています。
「ただお腹を満たすため」ではなく、「サプリメントのように健康をサポートするため」の設計になっているため、どうしてもその分のコストが価格に乗ってきているのだと理解できました。
※涙やけへのアプローチについて詳しく知りたい方は、「[このこのごはんは涙やけに効果ない?改善しない理由と判断基準]」の記事も参考にしてください。

香りや食いつきへの工夫

ドッグフード特有の、あの「ツン」とした油っこい匂い。犬アレルギーで鼻が敏感な私は、あの匂いが本当に苦手でした。しかし、このこのごはんの袋を開けた瞬間、ふわっと漂ってきたのは「お出汁」のような鰹節の良い香りだったのです。
オイルコーティング(食いつきを良くするために動物性の油脂を吹き付けること)や人工の香料に頼らず、鰹節の風味だけで愛犬の食欲をそそる。その手間の分だけ、大量生産されるフードよりもコストがかかっているのだと、我が子がガツガツ食べる姿を見て納得しました。

通販中心の商品であること

このこのごはんは、実店舗のペットショップやスーパーでは買えません。これは、製造から私たちの手元に届くまでの品質を厳密に管理するためだそうです。
保存料などを極力使わずに作られているため、温度管理の難しい店頭での長期陳列には向いていません。新鮮な状態で直接自宅に届けるためのシステム(通販)だからこそ、送料などのコストが別途かかってしまうという側面もあります。

このこのごはんのコスパが良いと感じやすい人

家計を圧迫するのは事実なのに、なぜ我が家は「このこのごはん」を買い続けているのか。それは、値段以上の「安心感」と「愛犬の体調の良さ」というリターンを得られているからです。
一方で、すべての飼い主さんにとってコスパが良いわけではありません。私が実際に使ってみて、「こういうタイプなら、月7,000円を払う価値をしっかり感じられるはず」と確信したポイントを整理します。

原材料や品質を重視する

「愛犬の体は、毎日食べるものから作られている」
過去に粗悪なフードで愛犬の体調を崩させてしまった経験から、私はこの言葉を痛感しています。「人間が食べられるレベルの食材(ヒューマングレード)」「不要な添加物不使用」「出所の分かる国産原料」。これらの条件を一つずつクリアしていくと、どうしてもこの価格帯になります。
「何が入っているか分からない安いフードで将来病気になり、高額な医療費がかかるくらいなら、毎日の食事で健康投資をしたい」と割り切れる人にとっては、この品質でこの価格は十分に納得できるはずです。

愛犬がしっかり食べてくれる

どんなに最高級の素材で作られたフードでも、愛犬が食べてくれなければコスパは「ゼロ」です。
我が家のチワワは本当に気まぐれで、フードジプシーを繰り返していました。半分以上残してゴミ箱へ直行……という悲しい作業を何度やったことか。しかし、このこのごはんに変えてからは、お出汁の香りに釣られてお皿をピカピカにしてくれます。「捨てずに最後まで食べてくれる」という事実だけでも、私にとっては払ったお金が100%活きている実感があり、非常にコスパが高く感じます。

体調面で良い変化を感じている

毎日のウンチの状態や、毛並みのツヤ、そして我が家が一番悩んでいた涙やけ。こういった「愛犬の小さなサイン」に良い変化が現れ始めると、フード代の高さは一気に気にならなくなります。
「高いサプリメントを別に買う手間や費用が浮いた」と考えれば、健康維持をサポートしてくれる食事として、むしろ効率が良いと感じています。

小型犬で消費量が比較的少ない

我が家のように体重3kg前後の小型犬であれば、1ヶ月の消費量は約2袋(約7,400円)で収まります。
これがもし中型犬や大型犬だったら……正直、私の小遣いではとても継続できません。小型犬だからこそ、この高品質なフードを「現実的な家計負担」の範囲内で続けられているのは間違いありません。

フード選びに迷う時間を減らしたい

毎晩スマホで「ドッグフード 安全」「チワワ おすすめ」と検索し、口コミに一喜一憂する時間は、精神的にもかなりしんどいものでした。
「このこのごはんなら安心して与えられる」という確固たるベースができたことで、フード選びに迷う時間とストレスから解放されました。この「心の平穏」も、私が感じている大きなメリットの一つです。

このこのごはんが割高に感じやすい人

逆に、「これはやめておいた方がいい」「絶対にお金の無駄に感じてしまうだろうな」というケースも明確に存在します。もし以下の項目に当てはまるなら、このこのごはんはあなたにとって「ただ単に高いだけのフード」になってしまうかもしれません。

愛犬がほとんど食べない

悲しいですが、犬にも味の好みがあります。「口コミで食いつき抜群って書いてあったのに!」と、全く食べない愛犬の前で頭を抱えたことはありませんか?
このこのごはんは自然な風味を大切にしているため、味が濃く油っぽいフードに慣れている子だと、最初は物足りなくて食べないことがあります。工夫しても一向に食べてくれないなら、いくら栄養価が高くても継続する意味はありません。
※もし「食べなくて困っている」という方は、[このこのごはんを食べないのはなぜ?食いつきが悪い原因と7つの対処法] の記事も参考に、一度与え方を見直してみてください。

毎回トッピングが必要

「このこのごはんだけだと食べないから、結局いつもお肉や缶詰をトッピングしている」という状態なら、少し注意が必要です。
プレミアムフードの価格に加えてトッピング代までかさむと、1ヶ月の食費は簡単に1万円を超えてしまいます。「トッピング前提」になってしまっているなら、ベースのフードをもっと価格の抑えられたものに変更し、トッピングでおいしさと栄養を補う方が、家計全体のコスパは良くなるかもしれません。

特に変化を感じていない

数ヶ月続けてみたけれど、「前の安いフードと比べて、毛並みもウンチも涙やけも、特に何も変わらないな」と感じる場合。
愛犬の体質がもともと強く、どんなフードでも健康を維持できるタイプの子もいます。もし健康状態に差が出ないのなら、無理して高価なフードにお金を払い続ける必要はありません。

多頭飼いで消費量が多い

多頭飼いや、体重の重い子を飼っている場合、このこのごはんは家計にダイレクトに響きます。
例えば小型犬でも3匹飼っていれば、月に6袋(約2万円)以上が飛んでいきます。私なら、愛犬たちへの愛はあっても、毎月2万円のフード代は笑顔で払えません。消費量が多いご家庭には、大容量で少し単価の下がる別の良質なフードを探すことを強くおすすめします。

フード代をできるだけ抑えたい

「犬の食事に月に5,000円以上かけるなんて考えられない」という価値観も、決して間違っていません。
家計の状況は人それぞれです。飼い主さんが自分の生活を削ってまで、無理して高いフードを買う必要は全くありません。飼い主さんのストレスや経済的な不安は、必ず愛犬にも伝わります。ご自身の予算の上限をしっかり決めて、その中で最善の選択を探すのが一番です。

このこのごはんが高いと感じたときの負担軽減策

「品質が良いのは分かった。でも、やっぱり月に7,000円以上はキツい……」
妻と電卓を叩きながら、何度そうやって頭を抱えたか分かりません。愛犬の健康は守りたいけれど、私たちの生活費や貯金を削りすぎるわけにはいきません。ここでは、少しでも家計へのダメージを減らすために、我が家が試行錯誤した「あの手この手の悪あがき」をすべてお伝えします。

定期便の条件を確認する

基本中の基本ですが、通常購入ではなく必ず「定期コース(15%オフ)」を利用することが第一歩です。
さらに、1回のお届け金額が11,000円(税込)以上になると、850円の送料が無料になります。つまり、定期便で「一度に4袋(13,112円)」まとめ買いすれば送料が浮く計算です。
ただし、我が家の場合はチワワ1匹。4袋もまとめ買いすると、開封しなくても保管期間が長くなり、新鮮さが落ちるのが嫌で結局「2袋ずつ+送料」のペースに落ち着いています。「鮮度」をとるか「送料節約」をとるか、ご家庭の消費ペースに合わせて設定をいじるだけでも負担感は変わります。

給餌量を適正化する

ある日、ふとキッチンスケール(はかり)でいつもあげているフードの量を量ってみてゾッとしました。目分量であげていた量が、適正量よりも毎回10g近く多かったのです。
1日10gのオーバーは、1ヶ月で300g(フード袋の約3分の1!)の無駄遣いになります。しかも愛犬は少しぽっちゃり気味になってしまい、まさに本末転倒。「高いフードだからこそ、1グラム単位でしっかり量る」ことを徹底しただけで、フードの持ちが目に見えて良くなりました。

おやつやトッピング代も含めて見直す

ドッグフード代が高いなら、他を削るしかありません。
以前の我が家は、ペットショップに行くたびに「無添加おやつ」や「トッピング用のお肉パウチ」をつい買ってしまい、月に数千円を使っていました。しかし、このこのごはんは鰹節の良い香りがするため、そのまま一粒ずつ「ご褒美おやつ」として与えても大喜びしてくれます。
「おやつ代とトッピング代が浮いた分を、このこのごはんの代金に回す」と考えたら、家計全体のペット支出額はそこまで変わりませんでした。

他のフードと混ぜる方法を検討する

どうしても予算が厳しい月は、もう少し価格の抑えられた良質なフード(市販の無添加系など)と半々に混ぜて与えていた時期もありました。
単純にこのこのごはんの消費量が半分になるので、食費はガクッと下がります。ただし、この方法は「せっかくのこのこのごはんの成分(涙やけケアや腸内環境サポート)が薄まってしまう」というデメリットと隣り合わせです。あくまで「一時的なピンチを凌ぐ裏技」程度に考えておくのが無難だと感じました。

合わないなら無理に続けない

いろいろ工夫しても「やっぱり毎月の引き落としがストレス!」と感じるなら、それが答えです。
飼い主がフード代のことでピリピリしていると、不思議と愛犬も食いつきが悪くなったりします。家計を赤字にしてまで続ける義務はどこにもありません。「ここまでやってダメなら、すっぱり諦める」というボーダーラインをあらかじめ決めておくことをおすすめします。

このこのごはんは高いからやめてもいい?

SNSを開けば、「愛犬には最高級のフードを!」というキラキラした投稿があふれています。「お金を理由にフードのランクを下げるのは、愛犬への愛情が足りないんじゃないか……」と、謎の罪悪感に苛まれる気持ち、痛いほど分かります。
でも、一人の先輩飼い主として断言します。「高いからやめる」は、立派で正しい選択です。

家計負担が大きいなら無理に続けない

犬との暮らしは、ドッグフード代だけではありません。年に一度のワクチン、ノミダニ予防、突然のケガや病気の医療費。シニアになれば介護費用もかかります。
目の前のドッグフード代で家計がカツカツになり、いざという時の病院代が出せなくなってしまっては本末転倒です。愛犬を守るためには「飼い主の経済的な余裕と心のゆとり」が絶対に必要です。無理をしてはいけません。

効果を感じないなら一度見直す

我が家も過去に、ネットで大絶賛されていた別の超高級フードを大枚はたいて試したことがあります。しかし、3ヶ月続けてもウンチはゆるいまま、涙やけも全く変わらず、「これ、ただお金を捨ててるだけでは?」と我に返ってやめました。
犬の体質は本当に千差万別です。どんなに高価で品質が良くても、「うちの子」に効果が出ないなら続ける意味はありません。3〜4ヶ月続けて様子を見てもピンとこない場合は、一度別の選択肢を探すべきです。

愛犬が食べないならコスパは一気に悪くなる

先ほども触れましたが、「食べないフード」は世界で一番コスパが悪い商品です。
最初は珍しがって食べたのに、2袋目からプイッとそっぽを向くようになることもザラにあります。「せっかく高いお金を出したんだから食べなさい!」と怒りながら食事を与えるのは、飼い主にとっても愛犬にとっても地獄の時間です。
※継続をやめるか迷っている方は、「[このこのごはんをやめた人の理由は?合わないときのやめ時・解約判断]」の記事も参考に、引き際を見極めてみてください。

高い=良いフードとは限らない

「高いフード=絶対的な正解」「安いフード=悪」という極端な思考は、飼い主自身を苦しめます。
確かにこのこのごはんは素晴らしいフードで、我が家のチワワにはドンピシャで合いました。しかし、1kg1,500円前後の国産フードでも、元気に長生きしているワンちゃんはたくさんいます。「価格の高さ」ではなく、「愛犬の体質に合っているか」だけが、唯一の正解なのだと今は思えます。

このこのごはんを続ける価値があるか判断する3つのポイント

我が家で何度も夫婦会議を開き、最終的に「よし、このまま続けよう」と決断したとき、重視したのはたった3つのことでした。ネットの口コミや専門家の意見ではなく、目の前の愛犬と私たちの生活に当てはめて考えてみてください。

愛犬が無理なく食べているか

ここがすべての出発点です。我が家のチワワのように、袋を開けた瞬間にお出汁の香りに反応して飛んできて、カリカリと美味しそうに完食してくれるなら、それは十分「価格に見合う価値がある」サインです。毎回の食事で「また残した…」とため息をつくストレスから解放されるだけでも、数千円の価値があると私は感じました。

家計への負担が許容範囲か

愛犬を愛する気持ちとお財布の事情は別問題です。我が家は小型犬1匹なので月7,000円台で収まっていますが、これがもし数万円になるなら継続は諦めていたはずです。「愛犬の食費のせいで、自分たちの外食を極端に我慢する」といった無理が生じないか、冷静に月々の維持費を計算してみてください。

価格以外のメリットに納得できるか

このこのごはんに変えてから、我が家は「どのフードがいいか」と夜な夜なスマホで検索する時間がゼロになりました。また、気にしていたウンチの臭いや目元のケアなど、日々の体調管理のベースができているという安心感があります。ただお腹を満たすだけでなく、この「安心代」に納得してお金を出せるかどうかが、継続の分かれ目になります。

このこのごはんの価格についてよくある質問

最後に、私が購入前に不安に思って必死に調べた「お金周りの疑問」を一問一答形式でまとめました。

定期便はどれくらいお得?

通常価格3,850円(税込)に対し、定期便なら初回からずっと15%オフの3,278円(税込)です。1回で休止や解約もできるため、我が家は最初から定期便を利用して約600円安く手に入れました。「とりあえず試したい」という場合でも、通常購入するメリットはほぼないと感じています。

1袋で何日くらい持つ?

1袋1kg入りです。我が家のような体重3kgの小型犬なら約15日前後、体重5kgなら約10日前後で使い切るイメージです。鮮度を保つにはちょうどいいサイズ感ですが、消費の早い中型犬以上だとあっという間になくなってしまいます。

多頭飼いだと高くなる?

正直に言って、かなり高くなります。2匹いれば消費量も単純に2倍になるため、小型犬2匹でも月に15,000円前後は覚悟する必要があります。多頭飼い割引などの特別な制度はないため、定期便で4袋以上まとめ買いして送料(850円)を無料にするのが一番現実的な節約策です。

他のフードと混ぜて節約してもいい?

節約のために市販のフードと半分ずつ混ぜることは可能です。ただし、このこのごはんの最大の特徴である「良質な国産無添加素材」のメリットが薄まってしまうため、個人的にはあまりおすすめしません。混ぜるくらいなら、予算内で買える良質な別のフード一本に絞る方が、愛犬の胃腸への負担も少ない気がしています。

安い代替フードに変えても大丈夫?

愛犬の体質に合っているなら、価格を抑えた別のフードに変えても全く問題ありません。ただ、突然安いフード(油分が多かったり、小麦などの穀物メインのもの)に切り替えると、お腹がびっくりしてウンチがゆるくなることがあります。もし切り替える場合は、必ず1週間から10日ほどかけて少しずつ移行してあげてください。
※フードの切り替え時のトラブルについては、「[このこのごはんで下痢・軟便になる?切り替え時の原因と対処法]」で詳しく解説しています。また、主原料の鶏肉そのものが気になっている場合は「[このこのごはんは鶏肉アレルギーでも大丈夫?原材料と注意点を解説]」も確認してみてください。

高いかどうかではなく「続けて納得できるか」で判断しよう

「このこのごはんは高いか?」と聞かれれば、私は今でも「安くはないです」と答えます。

でも、お出汁の香りにしっぽを振って大喜びする愛犬の姿や、毎日の立派なウンチ、そして「これさえ食べさせておけばひとまず安心」と思える飼い主としての心のゆとり。これらを総合すると、我が家にとっては「月に7,000円払ってでも続ける価値がある、納得のいくお買い物」になっています。

ネット上の「高いからやめた」「高くても愛犬のために買うべき」という両極端な声に振り回される必要はありません。一番大切なのは、愛犬が喜んで食べてくれて、かつ飼い主さんが笑顔で払い続けられる「我が家だけの正解」を見つけることです。

もし「毎月の引き落としがキツすぎる」「全然食べないからストレス」と感じるなら、勇気を出して別のフードを探すのも立派な愛情です。今回のリアルな費用感と我が家の体験談が、あなたと愛犬にとって後悔のない選択のヒントになれば嬉しいです。

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