「せっかく高いお金を出して買ったのに、全然食べてくれない…」「涙やけに良いって聞いて半年続けたけど、正直あまり変わらない気がする」。
毎日のご飯タイム、愛犬の反応を見てはため息をついていませんか?犬アレルギーを抱えながらも愛犬チワワを溺愛している私も、かつて「このこのごはん」の定期便が届くたびに、お皿に残ったフードを見て「やめるべきか、続けるべきか」と本気で悩んだ時期がありました。「ここまで続けたのだから今やめるのはもったいない」「愛犬のために始めたのにやめていいのか」という罪悪感、痛いほどよく分かります。
結論からお伝えすると、「このこのごはん」をやめた人は確かにいます。でもそれは「このこのごはん=悪いフード」だからではなく、愛犬との相性や価格、期待値とのギャップが理由であることがほとんどです。「健康のためだから」と無理に続ける必要もありませんし、逆に数日で簡単にやめるのが正解とも限りません。
この記事では、私自身が愛犬の食いつきや体調と向き合い、何度も失敗しながら見つけた「やめ時・解約判断の基準」を整理しました。無理して続ける前に、愛犬と飼い主さんにとって本当にストレスのない選択肢を一緒に見つけていきましょう。
このこのごはんをやめた人に多い理由
「うちの子には合わないのかな…」と悩んでいるのは、あなただけではありません。私自身、ネットの口コミを読み漁っては「みんな同じことで悩んでるんだな」とホッとした記憶があります。ここでは、実際に「このこのごはん」をやめた飼い主さんたちが直面したリアルな理由をまとめました。我が家の失敗談も交えつつ解説します。
価格が高く続けにくかった
まず圧倒的に多いのが「お財布へのダメージ」です。「このこのごはん」はヒューマングレードの良質な素材を使っている分、市販のフードと比べるとどうしても割高になります。
当時の我が家も、「愛犬の健康のためなら!」と意気込んで定期便を申し込みましたが、毎月のカード請求を見るたびに夫婦で顔を見合わせていました。小型犬のチワワとはいえ、毎月数千円の出費が何年も続くとなると家計への負担は決して小さくありません。「高いお金を払っているのだから残さず食べてよ!」と、つい愛犬にプレッシャーをかけてしまったこともあり、今となっては反省しています。
愛犬が食べなくなった
「最初はガツガツ食べていたのに、急にプイッとされるようになった」というのも、よくあるやめる理由です。
我が家のチワワも、最初の1週間は夢中で食べてくれたのですが、1ヶ月を過ぎたあたりから急に食いつきが落ちました。お皿の前に座ったまま、じっとこちらを見上げて「他のおいしいもの、ないの?」と訴えかけてくるんです。「このこのごはん」はノンオイルコーティングでカツオ節の自然な香りが特徴ですが、香料やオイルに慣れている犬からすると、少し物足りなく感じてしまう時期が来るのかもしれません。
[このこのごはんを食べないのはなぜ?食いつきが悪い原因と7つの対処法]
涙やけなどに変化を感じなかった
「涙やけに良いと聞いて始めたのに、数ヶ月経っても目の周りが赤いまま…」。そんな期待外れ感から解約を決める方も少なくありません。
私も「これを食べればうちの子の涙やけも綺麗になるはず!」と期待しすぎていた一人です。毎日目元を拭きながら変化を待っていましたが、劇的な改善は見られませんでした。フードはあくまで食事であり、魔法の薬ではありません。体質や他の要因(アレルギー、水分不足、目の構造など)が絡んでいる場合、フードを変えただけですべて解決するわけではないと身をもって学びました。
[このこのごはんは涙やけに効果ない?改善しない理由と判断基準]
下痢・軟便など体調面が気になった
フードを切り替えた後、ウンチがゆるくなったり、下痢を繰り返したりしてやめるケースもあります。
「このこのごはん」は食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境が慣れるまでは便がゆるくなることがあります。我が家でも切り替え初期に少し軟便気味になり、「せっかく体に良いものをあげているのに、なんで?」と焦りました。愛犬の体質によっては、特定の原材料が合わず、お腹の調子を崩してしまうこともあります。
[このこのごはんで下痢・軟便になる?切り替え時の原因と対処法]
トッピングしないと食べなくなった
「ふりかけやお肉をトッピングしないと、絶対に口をつけてくれない」。これも飼い主としては非常に疲れるパターンです。
食べてくれない焦りから、ついササミを茹でて乗せたり、犬用チーズを混ぜたりしてしまうんですよね。すると愛犬は賢いので、「待っていればもっと美味しいものが出てくる!」と学習してしまいます。結局、「このこのごはん」単体では食べてくれなくなり、トッピングの手間と費用が二重にかかるようになって、やめる決断をする方はとても多いです。
他のフードの方が合っていた
色々と試行錯誤した結果、「もっと安くて食いつきが良いフードを見つけた」「うちの子のお腹には別のフードの方が合っていた」と、ポジティブな理由で乗り換える方もいます。
私自身も、最終的には「無理して高いフードをトッピング付きで食べさせるより、愛犬が喜んで食べてくれて家計にも優しいフードを探そう」と頭を切り替えました。愛犬にぴったりのフードは、意外と身近なところにあるものです。
「やめた=悪いフード」とは限らない
ネットで「このこのごはん 解約」「やめた」という言葉を見ると、「もしかして商品自体に何か問題があるのでは?」と不安になるかもしれません。でも、心配しなくて大丈夫です。「やめた人がいる」ことと「商品が悪い」ことは全くの別問題なのです。
ドッグフードには相性がある
人間と同じように、犬にも「食の好み」と「体質との相性」があります。
私が大好きなお寿司を妻が苦手なように、Aちゃんが喜んで食べる「このこのごはん」を、我が家のチワワが気に入らないのはごく自然なことです。また、どんなに高品質な原材料を使っていても、それが愛犬の胃腸に負担をかけたり、アレルギー反応を引き起こしたりする可能性はゼロではありません。「良い・悪い」ではなく「合う・合わない」で捉えることが、フード選びの第一歩です。
[このこのごはんの口コミ・評判は悪い?デメリットと向いている犬・向かない犬を解説]
期待していた効果とのギャップもある
「涙やけが消える」「毛並みがフワフワになる」といった、ネット上の素晴らしい口コミ。これを見て購入を決めた方も多いでしょう。
しかし、先ほども触れたように、期待値が高すぎると現実とのギャップにがっかりしてしまいます。あくまで「健康的な食事をサポートするもの」であって、すべての悩みを解決する万能薬ではありません。「思ったほど変化がなかった」という理由でやめるのは、商品が悪いのではなく、求める効果と商品の役割がズレていたからです。
家計との相性も重要
ドッグフードは毎日のこと。数日で終わるものではなく、愛犬が生きている限りずっと続く出費です。
「愛犬の健康はプライスレス!」とは言っても、現実はそう甘くありません。「このこのごはん」の品質に見合った価格だとしても、それが今の家計の負担になっているなら、無理をして続ける必要はないのです。飼い主が金銭的なストレスを感じながらご飯をあげるのは、愛犬にとっても決して良い環境とは言えません。
[このこのごはんは高い?料金・コスパと続ける価値を解説]
愛犬ごとに優先すべき条件は違う
最終的にドッグフードを選ぶ基準は、各家庭によって違います。
「少々高くても、絶対に国産の無添加がいい」というご家庭もあれば、「まずは毎食しっかり完食してくれることが最優先」というご家庭もあるでしょう。我が家の場合は、「私が無理なく続けられる価格で、愛犬が自分から進んで食べてくれて、ウンチの状態が良いこと」が何よりの優先事項でした。
「やめた」という選択は、愛犬にとっての「ベストな優先順位」を見直した結果にすぎません。飼い主としての失敗ではなく、愛犬を想うからこその前向きな決断だと私は思っています。
このこのごはんをやめてもいい5つのサイン
「やめてもいいって言うけど、じゃあ具体的にどうなったらやめていいの?」と迷う飼い主さんのために、我が家の失敗談や周囲の犬友さんの話をもとに「これなら堂々とやめていい(別のフードを探すべき)5つのサイン」をまとめました。
継続的に食べない
2〜3日食べない程度なら、単なるワガママや気まぐれということもあります。しかし、1週間、2週間と継続して「このこのごはん」を嫌がり、明らかに食欲が落ちているなら、それは「やめ時」の大きなサインです。
我が家でも、トッピングだけを器用に舐めとって、下の「このこのごはん」は一切口をつけない日が何日も続いた時期がありました。「いつかお腹が空けば食べるだろう」と意地になって置いておいたのですが、愛犬が胃液を吐いてしまったのを見て、猛烈に後悔しました。飼い主の意地で愛犬を飢えさせるくらいなら、すっぱりやめて、その子が喜んで食べるフードを探してあげる方がお互い幸せです。
体調不良が続いている
フードを切り替えてから、「ウンチが水のようにゆるい状態が続く」「吐く回数が増えた」「皮膚をずっと痒がっている」といった明らかな体調不良が数日〜1週間以上続く場合は、即座に使用をストップしてください。
「好転反応だから様子を見よう」というネットの情報もありますが、素人判断は危険です。愛犬の小さな体にとって、数日続く下痢や嘔吐は命に関わることもあります。まずは「このこのごはん」をお休みして元のフードに戻し、早めに獣医師さんに相談してください。
鶏肉など原材料が合わない可能性がある
「このこのごはん」の主原料は、鶏肉(ささみ、レバー)です。とてもヘルシーで良質なタンパク源ですが、実は犬のアレルギー原因として「鶏肉」は珍しくありません。
もし、このこのごはんを食べ始めてから「足先をしきりに舐める」「耳の裏が赤くなっている」「涙の量が増えた気がする」といった症状が出たなら、鶏肉アレルギーの疑いがあります。我が家のチワワも、ある時期に特定のタンパク質でアレルギー反応が出たことがあり、原因を突き止めるまでは本当に苦労しました。「質の良いフード=すべての子にアレルギーが出ない」わけではないので、原材料との相性はしっかり見極める必要があります。
[このこのごはんは鶏肉アレルギーでも大丈夫?原材料と注意点を解説]
毎月の負担が大きい
とても現実的な話ですが、「毎月のフード代が家計を圧迫して、飼い主のストレスになっている」なら、やめてもいいサインです。
定期便で頼んでいると、「毎月〇〇日には〇千円引き落とされる…」というプレッシャーが意外とボディブローのように効いてきます。愛犬の健康は大事ですが、飼い主さんが経済的に苦しくなり、心に余裕がなくなってしまっては本末転倒です。「このこのごはん」よりお手頃価格でも、安全基準をクリアした優良なフードはたくさんあります。家計とのバランスを取ることは、決して恥ずかしいことではありません。
続ける理由が「もったいない」だけになっている
「残りがまだ3袋もあるから」「高いお金を出して買ったから」。
これ、当時の私が陥っていた「サンクコスト(埋没費用)の罠」です。愛犬はもう見向きもしていないし、食べるたびに少しウンチがゆるくなる。それなのに「もったいないから消費させなきゃ」と無理に与えようとしていました。
でも、よく考えてみてください。お金はもう戻ってきません。今すべきことは「払ったお金を取り返すこと」ではなく、「これからの愛犬の健康と笑顔を守ること」です。続ける理由が「もったいない」だけになっているなら、勇気を出して損切りすることをおすすめします。
まだすぐにこのこのごはんをやめなくてもいいケース
ここまで「やめるサイン」をお伝えしましたが、逆に「今すぐやめるのはちょっともったいないかも。もう少し様子を見てもいいのでは?」というケースもあります。私の早とちり失敗談を交えて解説しますね。
切り替えて数日しか経っていない
「新しいフードを出したのに、ニオイを嗅いだだけでプイッとされた!うちの子には合わない!」と、初日や2日目で判断するのは早計です。
犬は本来、変化を警戒する生き物です。特に「このこのごはん」のようなノンオイルコーティングの自然派フードは、今まで香料や動物性油脂で強烈にニオイづけされたフードを食べていた子からすると、「なにこれ、おいしいニオイがしない」と警戒してしまうことがよくあります。我が家も最初は「失敗した!」と焦りましたが、数日かけて少しずつ慣らしていくと、カリカリと音を立てて食べてくれるようになりました。
一時的に食いつきが落ちただけ
ずっと食べていたのに、ある日突然残すようになった場合も、すぐに「フードが合わなくなった」と決めるのは待ってください。
夏の暑さでバテていたり、運動不足でお腹が空いていなかったり、あるいは女の子ならヒート(生理)の影響で食欲が落ちているだけの可能性もあります。また、前日におやつをあげすぎたのが原因、なんてことも(我が家のよくある反省パターンです)。体調に異変がないなら、1食分抜いてお腹を空かせてみたり、ぬるま湯でふやかして香りを立たせたりと、少し工夫しながら数日様子を見てみましょう。
以前のフードから急に切り替えた
「届いたその日から、いきなり全部このこのごはんに変えたらお腹を壊した」。これは飼い主さんの「切り替え方」に問題があるケースです。
犬の胃腸はとてもデリケートなので、急に食べ物が変わると、どんなに良いフードでも消化しきれずに下痢や軟便を引き起こします。私も過去に、良かれと思って一気に切り替えてしまい、愛犬のお腹をピーピーにさせてしまった苦い経験があります。基本は「1週間から10日かけて、前のフードに少しずつ混ぜながら移行する」のが鉄則。正しい切り替え方をしていないなら、まだ合わないと判断するには早いです。
体調に問題がなく様子を見られる
「食いつきはイマイチだけど、ウンチの状態はすごく良いし、毛ヅヤも悪くない」。そんな風に、目立った体調不良がないのであれば、もう少し続けてみる価値はあります。
涙やけや毛並みの変化などは、細胞が生まれ変わるサイクルを考えると、最低でも数ヶ月は続けないと目に見える結果は出にくいものです。「即効性がないから」という理由だけでやめるのは少しもったいないかもしれません。愛犬のペースに合わせてトッピングを工夫しつつ、もう1ヶ月だけ気長に観察してみるのも一つの手です。
何日・何ヶ月続けてから判断すればいい?
「やめるべきサインと様子見の違いは分かったけど、結局どれくらいの期間試せば結論を出していいの?」と迷ってしまいますよね。ネットで検索すると、「最低でも3ヶ月は続けるべき」「いや、1ヶ月で判断できる」など色々な意見があり、当時の私もすっかり翻弄されていました。ここでは、私の失敗から導き出した「期間にまつわる判断基準」をお伝えします。
短期間だけで決めつけない
まず大前提として、「2〜3日、あるいは1週間試しただけで『合わない』と決めつけるのは早すぎる」というのが私の実感です。
先ほどもお伝えした通り、犬にとってフードの切り替えは大きな環境変化です。我が家のチワワも、最初は「このこのごはん」特有のお出汁の香りに戸惑い、警戒して食べてくれませんでした。しかし、前のフードと混ぜながら10日ほどかけてゆっくり移行し、その後2週間ほど様子を見ていると、いつの間にか喜んで完食するようになっていたのです。「初日で食べてくれないからダメだ!」と焦って捨ててしまわなくて本当に良かったと思いました。
ただし我慢して続ける必要もない
「じゃあ、ネットでよく見る『3ヶ月ルール(細胞が生まれ変わるのに3ヶ月かかるから)』を絶対に守るべきか?」というと、私はそうは思いません。
確かに、涙やけや毛並みの変化を実感するにはそれくらいの期間が必要かもしれません。しかし、「毎日毎食、フードを残しては飼い主がため息をつき、無理やり食べさせる」というストレスフルな状態を3ヶ月も続けるのは、愛犬にとっても飼い主にとっても地獄です。我が家も一時期、意地になって食べさせようとした期間がありましたが、食事の時間が全然楽しくなくなってしまいました。明らかに食いつきが悪く、工夫しても改善しないなら、数週間〜1ヶ月で見切りをつけるのも立派な決断です。
期間より愛犬の状態を優先する
結論として、「〇ヶ月続けないとダメ」という数字の呪縛は捨ててしまいましょう。大切なのは、カレンダーの日付ではなく「目の前の愛犬の状態」です。
「このこのごはん」の定期便の間隔に縛られる必要もありません。毎日美味しそうに食べていて、ウンチの状態も良いなら続ければいいですし、「どうしてもこの味は好きじゃないみたいだな」「毎日トッピングしないと全く食べないな」と愛犬が態度で示しているなら、期間に関わらず別の選択肢を探すべきです。
症状がある場合は期間を待たない
これだけは絶対に守っていただきたいのですが、嘔吐や下痢、激しい痒みなどの「明らかな体調不良」が出た場合は、期間なんて一切関係ありません。
「まだ3日目だから、お腹が慣れていないだけかも」「好転反応だから、もう少し我慢させよう」といった自己判断は非常に危険です。我が家も過去に、他のフードで「様子見」をして愛犬をひどい下痢にさせてしまい、獣医さんに「なぜもっと早くやめなかったの!」と怒られたことがあります。異変を感じたら、その日のうちにストップするのが正解です。
「ここまで続けたからやめられない」は考えなくていい
フードをやめるか迷っている時、心の奥底で一番ネックになっているのは、実は愛犬の体調以上に「飼い主の心理的なハードル」だったりします。当時の私がまさにそうだったのですが、「ここまで続けたのだから」という呪縛から抜け出すための考え方を共有させてください。
すでに払ったお金と今後の判断は分ける
「このこのごはん」は決して安いフードではありません。半年、1年と続けてきたなら、それなりの金額を投資してきたことになります。「せっかくこれだけ高いお金を払ってきたのに、ここでやめたら今までの出費が無駄になるんじゃ…」と考えてしまう気持ち、痛いほど分かります。
でも、経済学でいう「サンクコスト(埋没費用)」と同じで、すでに払ってしまったお金は、これから続けるかやめるかの判断材料に入れてはいけません。過去の出費に縛られて、合わないフードを買い続ける方が、結果的にお金も愛犬の健康も無駄にしてしまいます。「これまでに払ったお金」と「これからの愛犬の幸せ」、切り離して考える勇気を持ってください。
高いフードをやめても飼い主失格ではない
「愛犬の健康のために、SNSで評判の良い高級フードを選んだ。それなのにやめてしまうなんて、自分はダメな飼い主なんじゃないか」。そんな罪悪感を抱えていませんか?
私も、「このこのごはん」を残す愛犬を見て「私がもっと上手く食べさせてあげられないからだ」と自分を責めた時期がありました。でも、高級なフードを与えることだけが愛情ではありません。どんなに高価で栄養価が高くても、愛犬が嫌がって食べないなら、それは「その子にとってのベスト」ではないのです。高いフードをやめて、お手頃で愛犬が喜んで食べるフードに変えることは、決して「飼い主失格」ではありません。むしろ、愛犬のサインに気づいて軌道修正できた「素晴らしい飼い主の証」だと私は思います。
愛犬が無理なく続けられる食事を優先する
ドッグフード選びのゴールは、「飼い主が納得する高級ブランドを与えること」ではなく、「愛犬が毎日おいしく食べて、健康なウンチをして、元気に長生きしてくれること」です。
もし今、「このこのごはん」を続けることに飼い主さん自身がストレスを感じたり、愛犬が食事を楽しめていない様子だったりするなら、一旦立ち止まってみてください。無理をして「良さそうなもの」を続けるより、愛犬と飼い主さん双方が「無理なく、笑顔で続けられる食事」を見つけることの方が、はるかに重要です。
このこのごはんをやめる前に確認したいこと
「よし、うちの子には合わないからやめよう!」と決断する前に、最後に少しだけ立ち止まって確認してほしいことがあります。
実は過去の私、フードのせいにして別の商品に乗り換えたものの、結局次のフードでも同じ失敗を繰り返してしまったことがあるんです。私の二の舞にならないよう、解約ボタンを押す前に以下の4つのポイントをチェックしてみてください。
給餌量や切り替え方は適切だったか
「全然食べてくれない」「ウンチがゆるい」。その原因、もしかするとフードそのものではなく「あげ方」にあるかもしれません。
恥ずかしながら当時の私は、「このこのごはん」のパッケージ裏にある給餌量をしっかり計算せず、以前の安いカサ増しフードと同じような感覚でドサッとお皿に盛っていました。「このこのごはん」は栄養価が高いため、今までと同じカサ(見た目の量)であげると、カロリーオーバーで胃腸がびっくりして軟便になったり、単純にお腹がいっぱいで残したりしてしまうんです。
また、先ほども触れましたが「初日から全量切り替える」のもNGです。正しい量と、1週間〜10日かけたゆっくりとした移行ができていたか、一度振り返ってみてください。
おやつ・トッピングの影響はないか
「フードを食べないから、ついおやつをあげちゃう」「ササミを乗せないと食べない」。これ、当時の我が家の完全にダメなパターンでした。
愛犬がフードを残すと可哀想になって、つい大好きなボーロや犬用チーズをあげていませんか?チワワのような賢い小型犬は、「これを食べずに粘れば、もっとおいしいおやつが出てくるぞ!」とすぐに学習します。おやつでお腹が満たされてしまえば、そりゃあベースのフードは食べませんよね。もし思い当たる節があるなら、週末の数日だけでも「おやつ・トッピング一切禁止」にして、お腹をペコペコにさせてみてください。案外、ペロリと完食するかもしれません。
体調不良がフード以外の原因ではないか
フードを変えたタイミングで下痢や軟便が続くと、「このこのごはんが合わなかったんだ!」と思いがちです。私も最初はそう疑いました。
しかし、後になって獣医さんに言われてハッとしたのですが、ウンチがゆるくなる原因はフードだけではありません。例えば、季節の変わり目で気温差が激しかったり、お散歩で拾い食いをしてしまったり、来客が続いてストレスを感じていたり。あるいは、単に水を飲みすぎただけでも軟便になることがあります。「本当にフードだけが原因か?」と、愛犬の生活環境全体を少し俯瞰して見てあげることも大切です。
次のフードを決めてから切り替える
「もうやめる!定期便もストップ!」と勢いで解約するのはちょっと待ってください。
もし手元に「このこのごはん」しかなく、次のフードが決まっていない状態で解約してしまうと、スーパーやホームセンターに駆け込んで、よく調べもせず適当なフードを買う羽目になります(はい、過去の私の大失敗です)。そして、その新しいフードにいきなり切り替えて、また愛犬がお腹を壊す…という最悪のループに陥ります。
やめると決めた場合でも、まずは「次に試すフード」をじっくり探し、手元に用意してから移行期間を設けるのが、愛犬の胃腸を守る鉄則です。
他のフードへ切り替えるときの注意点
「このこのごはん」からの卒業を決め、いざ新しいフードを探し当てた飼い主さんへ。フードジプシー(次々とフードを変えて迷走すること)にならないために、私自身が何度も痛い目を見て学んだ「切り替え時の絶対ルール」をお伝えします。
いきなり全量を変更しない
もう耳にタコができるくらい言っていますが、本当にこれが一番の失敗原因なので何度でも言わせてください。
「このこのごはんはお口に合わなかったみたいだから、今日から新しい〇〇フードよ!」と、初日から器の中身を総入れ替えするのは絶対にやめましょう。犬の腸内細菌は、新しい食べ物を消化できるように適応するまで時間がかかります。まずは「このこのごはん」を9割、新しいフードを1割混ぜるところからスタートし、愛犬の様子を見ながら1週間〜10日かけて徐々に新しいフードの比率を増やしていってください。
愛犬の便や食欲を観察する
フードを切り替えている期間は、愛犬の「ウンチ」と「食いつき」がすべての答えを教えてくれます。
毎日のウンチ拾いのとき、硬さや色、ニオイをしっかり観察してください(我が家では夫婦で『今日のウンチ、100点満点中何点?』と報告し合っています)。もし切り替え途中でウンチが急にゆるくなったり、ドロドロになったりした場合は、新しいフードの比率を増やすのを一旦ストップし、数日様子を見ます。それでも治らないなら、その新しいフードも合っていない可能性が高いです。
同時に複数の条件を変えすぎない
これも私がよくやってしまった失敗なのですが、フードを変えるタイミングで、良かれと思って「新しいサプリメント」や「新しい種類のおやつ」まで同時に始めてしまうことです。
これをやってしまうと、もし愛犬の体調が悪くなったときや、逆に涙やけが劇的に良くなったときに、「一体どれが原因(効果)だったのか」が全く分からなくなってしまいます。新しいフードを試すときは、それ以外の条件(おやつ、サプリ、散歩の量など)は極力「いつも通り」をキープするのが、相性を見極めるコツです。
体調異変があれば獣医師に相談する
最後に一番大切なことですが、フードの切り替え期間中に、激しい嘔吐、水のような下痢、血便、ぐったりして動かないといった明らかな異常が見られたら、自己判断で「切り替えのストレスかな?」と様子を見るのはやめてください。
特にチワワのような小型犬は、下痢や嘔吐による脱水症状が命取りになることもあります。「たかがドッグフードを変えたくらいで大げさな…」と思わず、異常を感じたらすぐに、迷わずかかりつけの獣医さんに診てもらいましょう。私も過去に様子見をして悪化させてしまい、待合室で泣きそうになった経験があります。プロの判断を仰ぐのが一番安心です。
このこのごはんの定期便を解約するときの注意点
「やっぱりうちの子には合わないからやめよう!」と決心がついたら、次は解約手続きです。
私も過去に「よし、やめる!」と勢い込んで電話をかけたものの、手続きのタイミングを間違えて「もう1回分届いてしまう」という悲しい失敗をしたことがあります。不要なフードが家にドーンと届いたときの虚しさと妻の冷たい視線は、今でも忘れられません。解約時に慌てないためのポイントを4つに絞って解説します。
解約条件を事前に確認する
定期便のドッグフードによくあるのが、「最低〇回は継続してください」という回数縛りです。
「このこのごはん」の定期便(定期コース)については、私が利用していた時点では「〇回続けなければ解約できない」といった縛りはなく、1回目の受け取り後からでも解約が可能でした。これは「愛犬に合わなかったらどうしよう」と不安だった当時の私にとって、購入の大きな後押しになりました。ただし、キャンペーンやコース内容によっては条件が異なる場合があるため、自分が申し込んだコースの条件はどうなっているか、事前にメールの控えなどで確認しておくと安心です。
次回発送日を確認する
ここが一番の落とし穴です!解約の手続きには必ず「次回発送日の〇日前までに連絡」という期限があります。
私が大失敗したのはまさにこれでした。「今日解約すれば、来週届く分はストップできるだろう」とタカをくくってマイページから手続きしようとしたら、「次回発送分の変更期限は昨日まででした」という無情なメッセージが…。発送準備に入ってしまってからでは、どれだけお願いしてもストップできません。「やめようかな」と迷い始めた段階で、まずは「次回発送日はいつか」「いつまでに連絡すればストップできるのか」を必ず確認しておいてください。
変更・休止で済む場合もある
「完全にやめるわけじゃないけど、まだ家に在庫が余っているから次はお休みしたい」「最近食いつきが悪いから、別のフードを試す間だけストップしたい」。
そういう場合は、慌てて「解約」しなくても、「休止」や「お届け周期の変更」で対応できるケースがほとんどです。私も、新しいフードを試す間は「休止」にしておき、もし新しいフードでお腹を壊したらまた「このこのごはん」に戻れるように保険をかけていた時期がありました。マイページからお届け日を先延ばしにするだけでも心の余裕が全然違うので、迷っているならまずは「休止」を選ぶのも賢い方法です。
最新の条件は公式情報を確認する
解約に関するルール(何日前までの連絡が必要か、電話なのかマイページからなのか等)は、メーカー側の都合で変更されることがあります。
ネット上の「ブログを読んだら〇日前までって書いてあったのに、実はルールが変わっていて間に合わなかった!」という悲劇を防ぐためにも、最終的な判断基準は必ず【このこのごはんの公式サイト(マイページやよくある質問)】で最新の情報を確認してください。面倒でも、公式のアナウンスが一番確実です。
このこのごはんをやめるか迷ったときによくある質問
最後に、私が「このこのごはん」をやめるべきか迷って頭を抱えていた時期に、ネットで必死に検索した疑問とその答えをQ&A形式でまとめました。
食べなくなったらすぐやめる?
数日食べないくらいなら、すぐにやめる必要はありません。犬は気まぐれですし、新しい味に警戒しているだけのこともあります。ただし、1週間以上継続して全く口をつけない、または無理に食べさせようとして愛犬がストレスを感じている(逃げる、吐くなど)場合は、潔く別のフードへの切り替えを検討しましょう。
涙やけに変化がないならやめるべき?
「涙やけ改善」を目的にしているなら、1ヶ月程度で「効果がない」と見切るのは少し早いかもしれません。体質改善には時間がかかるためです。ただし、数ヶ月続けても変化がない、もしくは「毎月の出費が痛い」と感じているなら、フード以外の原因(アレルギーや目の構造、お手入れ不足)も考えられるため、家計に優しいフードに変えてこまめなケア(拭き取りなど)に専念するのも立派な選択です。
高いだけが理由でもやめていい?
もちろんOKです。「高い=絶対に続けなければいけない」という決まりはありません。毎月のフード代が家計の負担になり、飼い主さんが笑顔でいられないなら、それは愛犬にとっても良い環境とは言えません。「経済的に無理なく続けられて、愛犬が喜んで食べるフード」を探すことは、飼い主としての正しい判断です。
一度やめてまた戻してもいい?
全く問題ありません!私も、他のフードを試して「やっぱりあの時のウンチの状態が一番良かったな」と、以前のフードに出戻りした経験が何度もあります。「このこのごはん」も一度解約して、また必要になったら再開すればいいだけです。気軽に考えて大丈夫ですよ。
定期便は休止できる?
はい、休止やお届け周期の変更が可能です。「解約するか迷っているけど、次のが届くのは困る」という場合は、とりあえず次回発送日を思いっきり先(数ヶ月後など)に延ばして「休止状態」にしておくのがおすすめです。その間に、愛犬に合うフードをゆっくり探すことができます。
やめるかどうかは「愛犬に合っているか」で決めよう
「このこのごはん」をやめた人の理由から、やめるべきサイン、そして解約時の注意点まで、私の失敗談を交えてお伝えしてきました。
「せっかく高いお金を払って買ったのに」「ネットであんなに評判が良かったのに」。
そんな過去の出費や他人の口コミに縛られる必要は全くありません。ドッグフードの正解は、いつだって「目の前の愛犬」が教えてくれます。
・毎日おいしそうに食べているか?
・下痢や軟便など、体調に問題はないか?
・毎月の出費は家計の負担になっていないか?
・飼い主自身が納得して与えられているか?
この4つのうち、どれか一つでも大きくバランスが崩れているなら、それは「別のフードを探すタイミング」です。やめることは決して「失敗」ではありません。愛犬によりフィットする「最高の食事」を見つけるための、前向きなステップです。
この記事が、毎日のご飯タイムでため息をついている飼い主さんの背中を少しでも押し、愛犬との笑顔あふれる食事の時間を取り戻すきっかけになれば、これ以上嬉しいことはありません。