ペット保険は人間の医療保険と違って、加入してからも年々保険料が上がり続けるもの。
ただし、保険会社によっては保険料がずっと変わらない保険もあります。
今回はそんな保険料が上がらない、または一定年齢以上は保険料が定額になるペット保険を紹介します。
保険料が一生涯定額のペット保険
プリズムコール
プリズムコールは0歳から15歳まで保険料が一定のペット保険。
人気のプレミアムオレンジプランなら、小型犬で月々3150円の保険料が変わりません。
ただし、更新の上限が15歳までとなっており、16歳以上で更新をしたい場合にはシニアプランとという更新専用のプランに変更となり、保障内容は保険料が変わってきます。
小型犬のプレミアムオレンジプランからのシニアプランのプラチナプランに変更になると、月々の保険料が倍近くに跳ね上がるので注意です。
保険料が2~3回だけ上がるペット保険
FPC
FPCは生涯を通して保険料が2回~3回しか変わらない保険。
小型犬なら5歳~と12歳~の2回しか保険料が上がりません。
小型犬や猫の場合は5歳~11歳と12歳以上の2回しか保険料が上がりません。
保険の保障割合が50%しか選べないことなど制約は多いですが、保険料の安さでいえば一番安いペット保険です。
一定期間以上になると保険料が定額になるペット保険
ペット&ファミリー
ペット&ファミリーのげんきナンバーわんスリムは10歳までは保険料が上がり続けますが、11歳以上は生涯保険料が一定になります。
ペット&ファミリーはベースの保険料も割とリーズナブルなのに加えて、10歳以上の保険料が終身上がりません。
加入上限年齢が7歳までと年齢制限が厳しいですが、保障内容などもバランスが良く私も実際に加入しているペット保険です。
PS保険
PS保険は15歳までは何回か保険料が上がりますが、16歳以降は保険料が一定になります。
15歳までも、年々上がり続けるほかの保険会社と違って、3~4回定期的に上がるのみ。
保険料の上がり幅も他の保険会社よりも小さいです。
PS保険は同じ保障内容や条件の保険と比べるとかなり保険料が安くなっているのが特徴。
補償が手厚く、保険料は安いのが売りですが実は制約も多かったりするので、保障内容はしっかり確認しておくことが大事です。
保険料は補償内容と生涯支払う保険料のトータルで考える
保険料の上がらない、または上がりにくい保険料を紹介してきましたが、保険料が上がらない、変わらない保険が必ずしも安くて良い保険とは限りません。
保険料がずっと定額だったとしても、保障内容がいまいちだったり、生涯通してトータルで保険料を比較してみると案外割高だったりします。
例えば、保険料がずっと一定のプリズムコールは補償内容がトリッキーで使いにくかったり、FPCは保障割合が50%しかなくて心もとなかったりするのです。
個人的には上の2つの保険よりもずっとペット&ファミリーやPS保険の方が魅力的だったりするんですね。
なので保険料と保障内容、そしてワンちゃんの年齢とトータルでわんちゃんに一番良い保険を選んであげて下さい。
【保存版】ペット保険の選び方|室内・小型犬(チワワ)の飼い主が実践した失敗しない方法