ドッグフード

ドッグフードの無添加【商法】に騙されるな!業界の真実とメーカーのウソを暴く。

無添加のフードを探している方は、ワンちゃんに安全で安心なごはんを食べてもらいたいというすごくワンちゃん思いの飼い主さんだと思います。

でも、良いドッグフードを探しても今の時代、色んな情報が溢れかえっていてどれを信じていいのか分らないですよね。

特にネット上では色んな事を言っている人がたくさんいます。
私自身、そういった情報に振り回され続けて何が真実なのか分らなくなってしまったこともありました。

今回はそんな無添加のドッグフードについて、私の知っていることを全て教えたいと思います。
一番最後の結論としては、「結局、全てのワンちゃんにベストなフードは存在しません。」という元も子もない結論になっていますが。(笑)

ただ、あなたのワンちゃんにとって、この記事が本当に良いフードを選ぶための助けになれば幸いです。

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完全無添加のドッグフードはあるのか?

まず、無添加という表現が非常に定義が曖昧で誤解を生みやすいです。

「化学添加物無添加」「着色料・保存料無添加」などと「~を添加していませんよ」という意味で無添加と表示するのは分かるのですが、単に無添加といっても何を添加していないのか分らないからです。

食品添加物に分類されるものがすべて使用されていない。あるいは、天然に存在しない合成添加物が使用されていない。 厚生労働省は、「無添加である旨の表示については、製造業者等の任意の表示ではありますが、消費者が誤認を生ずることのない表示が求められています」とコメントしている[1]。出典:無添加 - Wikipedia

「無添加」とは、食品添加物が、原材料の産地から最終加工食品完成までの全工程に
おいて、一切使用されてないことをいう。即ち、加工食品において表示が免除される
加工助剤、キャリーオーバー、強化剤などの食品添加物も添加されていないことをい
う。出典:「無添加」表示に対する見解ー日本食品添加物協会

これが無添加の定義ですが、この定義でいうと後から紹介する酸化防止剤やビタミンやミネラルなど栄養をプラスする目的で加えられたものも添加物となり、無添加フードとは言えなくなってしまうのです。

なので、総合栄養食としてのドッグフードには、完全無添加フードというのは存在しないのではないかなと思っています。

そのうえで、保存や着色目的で加えられた化学添加物ものを含まないフードをここでは無添加と定義して話を進めていきたいと思います。

酸化防止剤など長期間保存時の保存料の問題

ドッグフードは使っている油の酸化を防ぐために酸化防止剤の添加が不可欠となってます。
酸化防止剤は悪名高いエキシトシンやBHA、BHTなどがありますが、そういったものでなくても天然由来の酸化防止剤を使うこともできます。

ミックストコフェロールやビタミンE、マリーゴールドなどを使っているフードが多いですね。
ただし、こういった天然成分の酸化防止剤は前述の化学的な酸化防止剤より弱いので賞味期限が短くなってしまうのが難点です。

基本的にこういった酸化防止剤はドッグフードに必須のもので、入っていなければ逆に不安です。
なぜなら、化学的な酸化物質が入っているよりも酸化したフードの方が害は大きいからです。

なので、こういった酸化防止剤も添加していないフードが本来は無添加と呼ばれるべきですが、そいうったフードは無いと思っています。

つまり、無添加と表示してあるドッグフードでも完全無添加のものはほとんどないと思います。(一部フードの水分量を少なくすることで保存期間を長くしているフードもありますが、酸化防止のためにビタミンEなどを添加していることがほとんどです。)

完全無添加ではない例

牛肉(オーストラリア、アメリカ)、豚肉(南米)、丸鶏(内臓無し)(国産)、馬肉(南米)、魚肉(国産)、牛レバー(国産)、大麦(カナダ産を国内加工)、玄米(国産)、小麦(カナダ、アメリカ産を国内加工)、燕麦(カナダ産)、はと麦(国産)、魚粉(国産)、サツマイモ(国産)、ジャガイモ(国産またはアメリカ産冷凍品)、鶏がら(国産)、煎り練りゴマ(カナダ産、国内加工)、ひまわり油(国内食品大手製品)、キャノーラ油(国内食品大手製品)、脱脂大豆(アメリカ産、国内加工)、ビール酵母(国産)、卵殻カルシウム(国産)、牛骨カルシウム(国産)、ホエイタンパク(国産)、脱脂粉乳(国産)、海藻粉末(アイスランド)、糖蜜(国産)、リジン(アメリカ)、メチオニン(アメリカ)

これは「無添加 ドッグフード」と検索して出てきたドッグフードの原材料です。
無添加と言っていますが、リジン、メチオニンに関しては立派な添加物です。
アミノ酸の一種なので害があるわけではなく、栄養素を加える目的で添加されたものですが合成添加物には変わりありません。

このように、無添加と表示してあっても完全に無添加のドッグフードはまずありえないと考えた方がいいです。

厳しすぎるアーフコ(AAFCO)の基準

もう一つ、完全無添加のドッグフードを作るのが難しい理由にアーフコと呼ばれるドッグフードの栄養基準があります。

アーフコはアメリカのペットフードの栄養基準を設定している機関で、ここの栄養基準値を日本でも基準値として採用しています。

今のドッグフード会はこのアーフコの基準がスタンダードとなっていて、このアーフコ基準に適合していないフードは総合栄養食として評価されにくい風潮があるのです。

しかし、アーフコの基準は一般的に自然の素材や食材だけではクリアできないほど、栄養値の基準が高いとされてます。
つまり、アーフコ基準をクリアするためには合成ビタミンや合成ミネラルなどを添加するしかないのです。

こういった化学的に抽出されたビタミンやミネラルも体には害はないですが、定義でいえば添加物の部類に入ってきます。
アーフコ基準を満たそうとすると完全無添加は無理な話なのです。

こういった経緯もあって、実際このアーフコ基準の値は高すぎるとも言われており、普通に食材から栄養を摂取する場合はこれよりはるかに少ない栄養素で十分だとも言われています。

ただ、このアーフコ基準をクリアしないと消費者に選んでもらえないという理由だけで合成ビタミンやミネラルを添加するドッグフード会社もあるのです。

こういったことでいえば、無添加とは言えないかもしれませんが危険な添加物ではないので全然オーケーだと思います。

参考:AAFCO基準の嘘とドッグフードのラベルに現れない素材のポテンシャルについて。

無添加ドッグフードを選ぶ基準・ポイント

危険な添加物が入っていないドッグフードを選ぶ

まず大前提として完全無添加、全く添加物の入っていないドッグフードは無いということ。
添加物の入っていないドッグフードなんてあり得ませんし、逆に不安に思った方がいいです。

ただ、消費者受けを狙ってワンちゃんの健康に関係のないものまでが入っている添加物が入っていることが問題なわけです。
それをひっくるめて良くない添加物よ呼びます。

代表的な危険な添加物

良くない添加物としては、

  • エキシトシン、BHA、BHTなど化学的な酸化防止剤・保存料
  • 青色○号、黄色○号、赤色○号などの石油系着色料
  • ビートパルプ(※うんちを固めるために使われる。)
  • 香料

こういったものがあります。

これ以外にもまだまだありますが、特によく入っていて代表的なものを挙げました。

参考:ドッグフードに含まれている危険な添加物まとめ|有名商品でも全く安心できない

酸化防止剤が入ったものを選ぶのは間違ってない

ドッグフードには結局、酸化を防ぐ何らかの施策は必要です。
なぜなら、ドッグフードは油が入っている以上酸化は避けらないからです。
酸化がすすめばエトキシキンやBHAよりも有害ですからね。

そうでないと、恐ろしく賞味期限が短いドッグフードになります。
酸化したら終わりみたいな。

そんなドッグフード現実的に無理ですよね。

そして、酸化防止剤も強力で危険なものを使うのではなく、力は緩やかですが天然成分の酸化防止剤を使ったらいいんですよ。
マリーゴールドとか、ミックストコフェロールとか。
それであれば、ある程度酸化も防げますし成分的にも安心してワンちゃんに食べさせられます。

逆に、天然成分の酸化防止剤も入れてなくて「無添加です!」と言いながら賞味期限が半年とか一年とかあるドッグフードはちょっと怪しいです。
書いてないだけで何が入っているのか分らないですからね。。

添加物だけじゃない粗悪なドッグフードの中身

また、安心で安全なドッグフードを選ぶためには良くない添加物が入っていないだけでは不十分です。

素材自体が粗悪なものを使っていないかというところがもう一つのポイントです。

有名なところでいうと、4Dミートや3Dミートなどと呼ばれていますが、人間用にはならない屑肉や廃棄された油などを使っていないかどうかというところです。

実はこういった本当に粗悪な原料を使っていないとしても、廃棄寸前の原料などを使っているドッグフードがほとんどです。
元々ドッグフードは人間の残飯や残り物の再利用として作られ始めた経緯があります。
業界の構造的にそういった感じになっているのです。

というか、私たち自身もそうですよね。
品質は求めるくせに価格はキロ1000円とかそんな感じのフードを求めてます。

本当に良いものを使っていたら高くなるんです。
それはしっかりと頭に入れておいた方がいいです。

ポイントとしては肉ならシカ肉、油なら鶏の油などしっかり原料を明記してあるものですね。
~他や動物性油脂など何かぼやかした表現をしているものは裏に誤魔化したいというやましい思いを感じてしまいます。

また、~ミールという表現は粉という意味なので問題ありませんが、ミートミールとなると何のミールなの?と疑問が沸いてきますよね。

こんな感じで一つ一つの表現に踊らされずに、じぶんの頭で「それってどういうこと?」と考える癖をつけていれば、商品のラベルを見ているだけで良くないものは何か引っかかってくるはずです。

そいうった感度を高めていくことが大事です。

参考:安いドッグフードの原料の実態|愛犬に長生きして欲しいなら知っておくべきこと

原材料のトレーサビリティのしっかりしたところ

今あげているフードは原材料がどこから調達されているかしっかり確認できますか?

ドッグフードには原産国の表示は義務付けられていますが、原料の産地に関して表示の義務はありません。
そして、ほとんどのドッグフードが原材料の産地まで表示をしていないという現実があります。

一応国産と言っているフードでも、調合を日本でしただけで海外の安い原材料を調達しているだけかもしれませんよ。

また、添加物についてもドッグフードを製造する際に入れたものについては表示義務がありますが、原材料の段階ではなんら規制がありません。

抗生物質をバンバン打ったり粗悪な肉骨粉を食べさせた牛や農薬をたっぷり使った穀物などを使っていてもラベルからでは分らないのです。

なので、しっかり原料レベルで産地や調達方法まで明記したトレーサビリティの行き届いたフードを利用するのが望ましいです。

食いつきに関しては食べさせてみるしかない

で、最終項目としてはワンちゃんが実際に選んだドッグフードを食べてくれるかどうかというところです。
トッピングをかけたりふやかしたりして食いつきをアップさせる方法はいろいろありますが、けっこう食べないフードは最後まで何をやっても食べないことはあります。

参考:チワワがごはんを食べてくれない理由は?その対策と工夫を検証してみた!

なので、最終的にはいくつか良いと思ったフードをピックアップしておいて実際に食べさせてみるしかありません。

ペットショップなどで試供品や無料サンプルがもらえる場合は積極的に利用しましょう。
また、商品によっては低価格でお試しセットを販売しているところもあるので、初めはそういったものでワンちゃんがしっかり食べてくれるか検証するのが良いですよ。

良くない添加物が無添加のおすすめドッグフードランキング

続けやすさを考慮して1キロ2000円台前半までの現実的な中でフードを選んでいます。

国産無添加フード

ジロ吉ごはん

全ての原材料がトレーサビリティでヒューマングレードなものにこだわっているフード。
原材料も添加物は酸化防止のためのビタミンEしか配合されていません。

価格も1キロ2000円台前半とこのクラスのフードにしてはかなりリーズナブルです。

お試しはある?

ジロ吉ごはんの無料サンプルなどは私の知っているペットショップではありませんでした。
ただ、販売元の徳岡商会さんに連絡をとって「食いつきが分らないんですよね。」と相談すると、快く無料でサンプルを送ってくださいました。(※送料のみ負担しました。)

⇒口コミ・評判&管理人の体験談

ドットわん

ドットわんは手作り食のカバーリングフードという概念を作り出した岡山のドッグフードメーカー。
今は普通に主食のドッグフードも販売されています。

自然食にこだわっており、使っている食材も全て国内の契約農家さんから仕入れているくらい本気。
うちのチワワ君も大好きなドッグフードの1つです。
ただ、難点なのは500gで1600円とキロ単位では3000円を超えてしまう価格。
それだけ良い素材を使っているので、それでも安いのかもしれませんが飼い主さんによってはびっくりしてしまうかも。

2000円台で続けやすいという主旨からは外れてしまいますが、ちょっと個人的にここは紹介したかったので紹介しちゃいました。(笑)

お試しはある?

ドットわんはラインナップに1000円で購入できるお試しセットがあります。

こんな感じで色んな種類のフードやおやつが少しずつたくさん入っていてお得ですよ♪
詳細は下のリンクからどうぞ。

⇒口コミ・評判&管理人の体験談

馬肉自然づくり

馬肉自然づくりは熊本産の馬肉を使ったドッグフード。
馬刺し専門店が作っていることもあって、素材の新鮮さは期待できそう。

他の原料も日本の素材を使っていて、生産地までしっかり開示しているので安心感があります。
残念ながらうちのワンコはあまり好きではなかったですが、馬肉は低カロリー高タンパクなお肉なのでシニア犬や肥満気味のワンちゃんにも人気なお肉です。

馬肉を使った安心できるフードを探している方にはおすすめですよ。

お試しはある?

300gで1000円のお試しセットがあります。
税込、送料も無料なので1000円ぽっきりでお試しできますよ。
詳細は下のリンクに載せてるのでチェックしてください。

⇒口コミ・評判&管理人の体験談

海外産無添加フード

アランズナチュラルドッグフード

ネットで人気のイギリス産無添加フード。
原材料には添加物の表記などは一切ありません。
で、気になる酸化防止剤ですが、一緒に入っているハーブの抗酸化作用で品質を保っています。

難点なのはラム肉主体のラインナップしかないこと。
ラム肉にアレルギーがあるワンちゃんは気を付けて下さい。

お試しはある?

残念ながらアランズナチュラルドッグフードにはお試しはありません。
ごくたまにお試しキャンペーンをやっていたときもありましたが、今調べて見た限りではやってないみたいですね。
商品の詳細は下のリンクをチェック。

⇒口コミ・評判&管理人の体験談

モグワン

同じくネットで非常に人気の高いカナガンドッグフードを販売するレティシアンが作った独自ブランド。
原材料表示にはグルコサミンやコンドロイチンなど栄養添加物が加えられているだけで他の添加物はありません。
酸化防止剤はマリーゴールドを使っています。

カナガンとの違いはサーモンという魚のたんぱく質を使っているところ。
魚は低カロリーですし、オメガ3、6、DHAといった不飽和脂肪酸を豊富に含むのが特徴。
皮膚の調子が悪かったり、アレルギーなどを持っている子にはおすすめです。

お試しはある?

モグワンも安価で試せるサンプル品などはありません。
ネット限定なので通販でしか購入できなくなっています。
詳細は下のリンクからチェックお願いします。

⇒口コミ・評判&管理人の体験談

キアオラ

キアオラはうちのチワワ君がフードジプシーをしているときにはじめて食べてくれた海外産フード。
ジウィピークを日本で販売する代理店が作った自社ブランドで、自然放牧された家畜を使っているのが特徴。
ニュージーランド産のグレインフリーフードです。

お試しはある?

私は行きつけのペットショップで無料サンプルを頂きました。

キアオラを置いているショップなら聞いてみればサンプルをもらえると思いますよ。

⇒口コミ・評判&管理人の体験談

無添加だと勘違いしがちな非無添加フード

ここでの添加物は化学的な酸化防止剤や入れる必要が無いのに入っているものを指します。

ロイヤルカナン

よく動物病院でもおすすめされているロイヤルカナン。
ロイカナには化学酸化防止剤で、発がん性があると取りざたされたBHAが配合されているのは有名な話ですよね。

ここを煽って叩きまくっているサイトやメディアがありますが、一度食べたからと言ってすぐにどうにかなるなんてことはまずないですし療法食としては優れていてロイカナにお世話になっている飼い主さんもたくさんいると思います。

ただ、無添加ではないですし私自身、またチワワ君が元気なうちは積極的に食べさせたいフードではないですね。

ヒルズ

こちらもロイカナと同じく動物病院の先生から支持の大きいヒルズ。
ディスクリプションダイエットなど療法食が有名なメーカー。
余談ですが、飼い主さんの人気でいえばロイカナの方がありますが、動物病院の先生の信頼度でいえばヒルズの方が高いみたいです。

一般ラインナップのサイエンスダイエット成犬用のフードの内容を見てみると、動物性油脂など気になる添加物もいくつか入っています

ただ、ロイカナと違って酸化防止剤にミックストコフェロールや緑茶抽出物など天然のものを使っているのは安心できます。

無添加ドッグフードに関するQ&A

賞味期限の短い無添加フードの保存方法は?

酸化防止剤など保存料に天然成分を使っているドッグフードは賞味期限が短いのが特徴です。

化学的な強い保存料などを使っていないので、体には良いのですが開封後は大体一カ月程度で使い切るのが鉄則です。

保存方法としては、できるだけ酸化を防ぐために密封を徹底すること。
フードにジッパーがついているものはいいですが、ついていないものはフードストッカーやタッパーなどは必須です。

一番いいのは、ジップロックで小分けにしてタッパーなどに置いておくことですが、そこまで手間がかけれないという場合は最低フードストッカーかタッパーなど密閉できる容器に移し替えましょう。

ゴムなどで留めても密閉力が弱いので避けましょう。

成犬だけど今更無添加ドッグフードに変えても遅いの?

今まで何年も市販の化学添加物の入ったフードを食べさせてきたんだけど今更、着色料や化学添加物が無添加のフードに代えても遅いのかな・・?という飼い主さんもよくいますが、そんなことないですよ。

今からでもしっかり良いものをあげることはすごく大切だと思います。
確かに今までの蓄積はあるかもしれませんが、これからを変えることで確実に体は良い方向に向かっていくと思います。

私自身も7年弱の間、何も考えずに市販のフードをあげてきましたし、まだフードを変えて数カ月うしかたっていませんが、ワンちゃんの変化もしっかり感じています。

迷われているのであれば、まずは試してみるところから初めてみてはどうでしょうか。

また、無添加フードは高くてちょっと手が出せないという場合には市販の価格抑え目のフードでおすすめをピックアップしていますので、こちらを見てみて下さい。

無添加フードは高くて手が出せないならこちらへ。⇒市販 おすすめドッグフード

無添加のドッグフードは便がゆるくなる?

ドライフードはもともと便がゆるくなりやすいです。
飼い主さんがそれを心配するので便を固めるビートパルプを添加しているドッグフードが多いわけです。

なので、そいうった便を固くする成分を添加していないドッグフードだと便が緩くなる傾向にあるのは確かです。

元々便を固める成分の入ったフードを食べていたので、それが無くなったという感じですね。

ただし、下痢をしている場合にはアレルギーを起こしていたりそのフードが合わなかったという可能性もあるので注意が必要です。

参考:【便の写真有り】うんちでチェックする犬の健康状態

無添加フードだと消化吸収が良くなる?

無添加フードだから消化吸収が良くなるということはないですが、良質の原材料を使っているフードは消化吸収が良く消化器官に負担もあまりないということはあると思います。

逆に化学添加物や粗悪な原料を使っているフードは酵素を大量に使って分解しなければいけないため、体内の酵素不足によって代謝が悪くなったりということはあると思いますね。

良くない添加物が入っていないもので、原材料にもしっかりこだわっているフードに越したことはありません。

無添加フードだとアレルギーも出ない?

無添加フードをあげたからといってアレルギーが出なくなるということはありません。
アレルゲンはアレルゲンですからね。
ビーフに対してアレルギー反応が出ているのであれば、無添加フードでもビーフの入ったものは避けるべきです。

ただし、アレルギーはもともとのアレルゲンとフードに添加されている化学物質が合わさることで引き起こされている可能性も指摘されています。

そいういった化学物質を一切含まないフードに替えたら、アレルゲンだと思っていた物質の入ったフードでも涙ヤケや下痢、嘔吐、皮膚の赤みなどのアレルギー症状が出なくなる可能性はあると思いますよ。

無添加フードでも全てのワンちゃんに合うわけではない

化学添加物や良くないものが無添加だからといって、すべてのワンちゃんにベストなドッグフードなんて存在しません。

ワンちゃんによって体質もアレルギーの元になる成分も違いますよね。

このドッグフードさえ食べさせてれば大丈夫!なんてフードはあり得ないんです。

なので、やってほしいのは実際に自分のワンちゃんに合うドッグフードをいろいろと試してみて探してほしいということ。
そのためにこの記事では最低限のチェックポイントなどを紹介したつもりです。

あなたもぜひぜひあなたのワンちゃんに合ったフードを探してみて下さい。

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